資本主義の行く末

子供のころの社会科教科書で、世界は資本主義と、社会主義(または共産主義)と中間的な修正主義があることを教わってきた。資本主義と共産主義の冷戦構造は崩れ今は社会主義やや共産主義を標榜する国は小数になり、地球上の大部分は資本主義体制と言えるような印象を持つ。今日の世界が資本主義を中心に回っているとすると、果たして資本主義の行く末はどうなるのかとつい想像をめぐらしてしまう。もともと資本主義とはどんな体制を言うのだろうか?先ずそこからして分らない。中国のように経済は資本主義だが政治は共産主義、ロシアも資本主義の体制変換したのだろうが、日欧米とはどこか違う。本家本元の日欧米も政権やリーダーによって政治の方向は正反対の方向をとる。小泉元首相首相はイギリスやアメリカに倣って新自由主義的市場原理主義と言われる構造改革を実施し安倍首相に引き継いだ。現福田首相は、生まれた格差を改善すべく旧来の所得再配分の政治に切り替えていると言われている。日本や世界の資本主義(自由主義)がどう変わるかは分らないが、行き詰まっている今日、今の資本主義が何時までも続くとは考えられない。資本主義という枠内の変化なのか、その枠をも超えた変化なのかわからない。とにかく地球環境や資源、経済の行き詰まりなど地球上の人類の前に体立ちはだかった困難を乗り越えなければならない。私は永遠に地球に通ずるものを人が作れるはずは無い。どんな哲学や主義主張であっても、必ず地球と相容れなくなる。その時人間が新しい哲学や方法を生み出せるかどうにかかっているのではないだろうか。 見ていると、何の準備もせず、地球に(丸腰?)で突っ立ているように見える。ブッシュも、ヒラリーもオバマも,マケインも福田さんも、麻生さんも、どころかどの与野党も、(丸腰?)の先生ばかりだ。(丸腰)
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