「なるべくしてなる」

ひと月前咲いた満開のリンゴの花が、さくらんぼぐらいの実になっていた。

畑のいも・とうきび・かぼちゃ・なす・とまと・きゅうりは大きくなり、大根・人参・かぶ もいっぱい芽を出している。

スズメの声が響き、小雨の音がほどよく聞こえる。夜、出てみると星がいっぱいで子供のころにかえっていた。

家へ帰ると日本は政局騒ぎ、「サイバー攻撃には武力をもって」とアメリカからの声も聞こえる。

世界のリーダーは「テロとの戦争」と大声上げるが、根っこは自然と人間の戦い。

勝てるはずもない自然にはむかい、錯覚して人と人の争いにし、人ををターゲットにする。

 超権力発のメディアは片棒担いでいるから」、マッチポンプのように政権のたらいまわしと政界再編の音頭はとっても政策に出口を見出そうとはしない。

  

  

  誰しも 自然の恩恵を受けるか、自然災害や人災を受けるしかない。

     結局、あのりんごと同じように、現在はなるべくしてなっており、今後もなるべくしてなる。

    

 

 

 

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