流れの速さ

   世界は 経済対策でやった借金で首が回らなくなってきている。

   しかし、相変わらず金融で解決しようとしとしている。これではギリシャどころではない2番手3番手4番手…が待ち構えている、と言うのに。

  こんなことを見ているとつい、全体がハイパーインフレ下の恐慌的不景気に陥り、一斉にシャッフルして債権放棄し貨幣を切り下げる(出直しの絵)が思い浮 かんだ。   

  経済が落ち込んでいるのは 産業の在り方に問題があるのであって、金の貸し借りでふたをしても 経済を引き上げるものではない。

 余力のあった時代はまだしも、現在はその余裕もない。

 白日夢のような忌まわしい想像も、世界が出直す大事な一里塚だと、前向きに考えようとしている。 

 夜明けの前に換物の流れは 想像以上に早く来るかもしれない。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )