目を上げてはたてを望め

新党を含め政界再編動きがマスコミ主導で大きく伝えられている。

 行き詰まった問題の解決には新しい理念が必要なのだが、看板こそ違え理念や内実の違わないものの組合わせをいくら変えても解決するものではない。

 新党に対するマスコミの期待は大きいようだが、維新の会は今 政策を準備中と言うが、経過から見て、視野を狭めたまま目先を変えたように見せながら、政策の方向性は基本的にこれまでのものを強化し遂行するのを目的としているようだ。強引さとポピュリズムが格段に新しいだけだと揶揄したくもなる。

 誰もが飲み込める(地方主権)をキーワードに使っているが、やがて来る(食料・水・空気)への世界的危機へ対応する大局的理念や足元の教育現場等のまともな現状認識を我々が新党から伺うのは無理だろうと思う。

 今必要なのは、政界再編ではなく、足元の現実をしっかり認識し、視座を大きく広げ世界と日本の支配構造に目をやり具体的な問題解決の新しい理念を生み出すことではないか。

 

 私たちは、いつのまにかこんなにしてしまった。

 

 

 

 

 

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