右や左の旦那様!

 

有限な地球に棲んでいて、弱肉強食を地で行くような経済活動と その競争原理を以て社会を成しているのだから、行き詰まりは必然的な結果である。  

  だから、経済を立て直すために金融緩和・消費税・武力みよる安全保障 云々も、 的外れの議論に過ぎない。  

   国の内外に期待できる明るい動きを見出すのは難しいが、悲観はしていない。

  現在の体制自身がもつ持続の不可能性は 人為の如何に関わらず、必然的にこの体制の転換を余儀なくするだろう。

    問題は 何時?の問いである。

   一般的には見当のつかない「2~300年後」の答えが返って来そうだが、歴史は急激に転換するように見えても、その変化は少しずつだが長い蓄積があってのこと。現在だってその小さな兆しは見出すことはできる。 出口のない深刻な行き詰まりそのものが 変化の最大の兆しであり、その延長線上に文明的な転換が待っていると確信する。

 問題は右や左ではない。

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