無様な大人

  政府は「国際情勢の変化に日本が 集団安全保障で備える。そのために法制化」が必要だと言う。

 国民はニュースを見て是非を考え 国民の代表である議員は国会で議論する。

  はたして 国民には「国際情勢の変化とその備え」を判断するに足るニュースや情報が提供されているだろうか?

        国会の議論はそのテーマを検証すべく議論がされているだろうか?

    一方は他国の脅威を云い、一方は制度や手続きを言い、議論は かみ合わっていない。

   これではテーマの検証は出来ない。

 検証せず曖昧なままでも通したいのはどちらだろう?

 現状は 決して反対勢力に有利ではなく、もし転換させたいならやり方を考え直す他ない。

 その兆候は ほとんど見られない。感情的になっている子供の喧嘩に似ており、こういう場合 誰かが入らないと 腕力の強い方が勝つものだ。もっとも こういう噛み合わない議論や声の大きさや口数で勝ち負けが分かれるのは 身近でもいっぱいだから 自ら心しなくちゃ始らない。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )