各界の著名人から日本メガネドレッサー賞が発表された。老眼鏡しか愛用していない小生は、メガネに関心を払うことはないが、眼鏡店の広告を見てみるとデザイン、色等バラェティに富んでいて面白い。メガネも顔の一部ともなれば、実用性ばかりでなくファッション性も問われることになろうか。なるほど受賞者は顔とメガネに一体感があり良く似合っている。
ジャズ界のメガネドレッサーは?と思い数名が候補に挙がったが、小生の1票でジジ・グライスに決定した。(笑)時に知的なイメージを与えるメガネなのだが、グライスのメガネは、その知的な音楽性を映し出すかのようにフィットしている。作編曲者として知性溢れる作品を発表しているが、知的と言われるリー・コニッツはあくまでクールなのに対して、グライスのそれはイースト派の流れに沿ったよりスウィング感がある仕上がりで、バップの智嚢ともいえる。
写真は「ザ・ハプニンズ」という60年の作品で、切れ味の良いアルトプレイが聴ける。リチャード・ウイリアムス、リチャード・ワイワンズといった実力派を揃えてのセションで、グライスの代表作「ニカス・テンポ」も収められている。イースト派の後援者だったニカ男爵夫人に深い畏敬の念を込めらた曲で、洗練されたメロディーラインが美しい。ホレス・シルバーも「ニカズ・ドリーム」という曲を彼女に贈っていた。チャーリー・パーカーを描いた映画「バード」で、ニカ男爵夫人がパーカーの最後を看取るシーンがあったが、実話に基づいている。
メガネ美人という言葉があるように、かけると美しく見えたり、逆にはずしたら凄い美人だったりということもあるメガネは、時にはサングラスで素顔を隠すこともできる便利なものでもある。発言が二転三転と翻るある中学校の校長と、その裏で蠢き責任逃れを謀ろうとするある県の教育委員会は、色眼鏡で見られても仕方がない。
ジャズ界のメガネドレッサーは?と思い数名が候補に挙がったが、小生の1票でジジ・グライスに決定した。(笑)時に知的なイメージを与えるメガネなのだが、グライスのメガネは、その知的な音楽性を映し出すかのようにフィットしている。作編曲者として知性溢れる作品を発表しているが、知的と言われるリー・コニッツはあくまでクールなのに対して、グライスのそれはイースト派の流れに沿ったよりスウィング感がある仕上がりで、バップの智嚢ともいえる。
写真は「ザ・ハプニンズ」という60年の作品で、切れ味の良いアルトプレイが聴ける。リチャード・ウイリアムス、リチャード・ワイワンズといった実力派を揃えてのセションで、グライスの代表作「ニカス・テンポ」も収められている。イースト派の後援者だったニカ男爵夫人に深い畏敬の念を込めらた曲で、洗練されたメロディーラインが美しい。ホレス・シルバーも「ニカズ・ドリーム」という曲を彼女に贈っていた。チャーリー・パーカーを描いた映画「バード」で、ニカ男爵夫人がパーカーの最後を看取るシーンがあったが、実話に基づいている。
メガネ美人という言葉があるように、かけると美しく見えたり、逆にはずしたら凄い美人だったりということもあるメガネは、時にはサングラスで素顔を隠すこともできる便利なものでもある。発言が二転三転と翻るある中学校の校長と、その裏で蠢き責任逃れを謀ろうとするある県の教育委員会は、色眼鏡で見られても仕方がない。
おかげ様で毎週多くの方にアクセスして頂いております。記事をアップする日曜日は、多いときで60以上のヒットを数えます。何かとマニアックな話題になるコメント欄ですが、場外乱闘が大好きな私ですから、ジャズに限らずどのような内容でもコメント頂ければ幸いです。
>例え、GOOGLEやYAHOOやGOOを使って、検索で偶然にも出会ってしまった方でも結構、コメント参加を是非、おせいじは抜き、ただ「こんにちは」だけでも、「イェー」だけでも、「私は****の検索をしたのに、ここでひっかかってしまいました」とか。
以上は4438milesさんの「FのブルースBlog」からの転用です。
私も同意見ですので、宜しくお願い致します。
先週、25-25 さんからご提案頂いた「ベスト3企画」をランダムですが、コメント欄で展開します。ベスト3に限らず、この1枚でも結構です。是非ご参加ください。
管理人のジジ・グライス・ベスト3
Nica's Tempo (Savoy)
When Farmer Met Gryce (Prestige)
Gigi Gryce and the Jazz Lab Quintet (Riverside)
リリース数が少ないプレイヤーは早いもの勝ちです、失礼25-25 さん。(笑)
取り上げなかったっけな。
>管理人のジジ・グライス・ベスト3
Nica\'s Tempo (Savoy)
When Farmer Met Gryce (Prestige)
Gigi Gryce and the Jazz Lab Quintet (Riverside)
↑
同意、ていうかこの3枚しか持ってまへん、
グライスのリーダー作(汗;;
>When Farmer Met Gryce (Prestige)
これは、セピア・グリーンのジャケが
とても趣味がいいですね。
「やあ、久しぶり!「元気だったかい?」
という雰囲気がよく出ています。
実生活でも親友だったのでしょうか、この2人?
>Gigi Gryce and the Jazz Lab Quintet (Riverside)
グライスってこんな可愛い顔してるんだ?!
と意外な発見をしたジャケ写でした。
あと、Arthur Taylorって、こんなキュウリみたいな
長い顔だったんだ?!とか。(笑)
夭逝のウェイド・レッグpの顔が、こんなに
はっきり写っているジャケも他に知りませんね。
左端のほうに写っている三角フラスコが
Lab (実験)に引っ掛けてあって、面白いです。
次点作品、よかったら教えてください。
>Nica's Tempo (Savoy)
今回取り上げた「ザ・ハプニンズ」にも「ニカス・テンポ」が収録されておりますが、やはりこのサボイ盤がこの曲のベストですね。今回メガネを話題にしましたので、このアルバムを持ってきました。ニュージャズ盤の「Sayin' Somethin'!」もメガネのポートレイトですが、こちらはやや印象薄です。
>When Farmer Met Gryce (Prestige)
この時期、音楽的理念が共通していた二人だけに悪かろうはずはない一作です。
>Gigi Gryce and the Jazz Lab Quintet (Riverside)
ジャズラボ盤6枚の中では、フラスコ・ジャケが一番良いできと思われます。
次点として挙げるなら、ニューポートのライブ盤でしょうか。片面だけの収録ですが、実験室を離れた開放感があります。あっ、片面はセシル・テイラーです。MCを聴いて針を上げる人が多いと言われております。(笑)「シーソーテイラーコーテット!」
今日は中日に負けるわけにはいかんぞ!
>ジャズ界のメガネドレッサーは?と思い数名が候補に挙がったが、小生の1票でジジ・グライスに決定した。(笑)
いいですね。眼鏡が顔の一部になっていますね。
でも私としては、「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」のマイルスのサングラスも捨てがたいなと思います。
サングラスをしてペットを持つマイルス。カッコイイですね。痺れます。
サングラスに隠れているマイルスの目は、「これから自分のジャズをやるんだ」と言う決意がみなぎっているのではと思ってしまいます。
では、では、
>例え、GOOGLEやYAHOOやGOOを使って、検索で偶然にも出会ってしまった方でも結構、コメント参加を是非、おせいじは抜き、ただ「こんにちは」だけでも、「イェー」だけでも、「私は****の検索をしたのに、ここでひっかかってしまいました」とか。
>>ビックリしました。どこぞで読んだ文章だ!
>>ベスト3企画、早速「ジジ グライス」ですか、玄人好みから入りましたね。
私の所有盤から言うと・・・同じになってしまうのですね、やはり。
Nica\'s Tempo (Savoy)
When Farmer Met Gryce (Prestige)
Gigi Gryce and the Jazz Lab Quintet (Riverside)
リリースの少ない人はやはり先行逃げ切りですね。
特に、「WHEN FARMER MET GRYCE」は大好きな盤です。
生前仲が良かったか聞いておけばよかったですね。
>>「めがねとジャズ」、直ぐに思いだすのは、チック・コリアとハービー・ハンコック、ポール・デスモンドと言うあたり、でも「ジャケットとめがね」と言う解釈にするなら、ビル・ヘンダーソンの「メガネ・ジャケット」ですね。
先日のチェンバースは歌伴奏をしなかったと言う話の、数少ない内の一枚ですね。
因みに私、若い頃は目がよくて両眼とも2.0で遠視気味、50歳に近づく頃から老眼鏡のお世話に・・・。
本を読むのが早かったのですが、この頃は集中力が続かず、読書速度が遅くなりました。
実はメガネに憧れていたことがありました。
何か、メガネを掛けただけでインテリぽく見えるということがあるでしょう。
やおら内ポケットから老眼鏡を取り出し、書き物に目を通す様、いいじゃないですか。
以上、散歩の途中でちょっと立ち寄り落書きをさせて頂きました。
「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」のサングラスは、マイルスに良く似合っておりますね。変わる音楽性と共にサングラスも変えておりますが、このジャケットの耳を押さえたポーズとサングラスは、正にミッドナイトの雰囲気です。サングラス大賞はマイルスに決定ですね。
4438miles さん、散歩の途中お立ち寄り頂きありがとうございました。
コメント参加を呼びかける的を得た一文、勝手ながら引用させて頂きました。参加される方が増えるといいですね。
ジジ・グライス・ベスト3は、どうやら満場一致で決定のようです。メガネジャズマンは多数おりますが、皆インテリぽく見えます。インテリ大賞はエヴァンスでしょうか。メガネ美人大賞はブロッサム・ディアリーでいかがでしょう。もし眼鏡店開くなら、看板はビル・ヘンダーソンのぽつんと置かれたメガネ・ジャケットですね。
私も夜の散歩に出かけるとしますか。
トミー・フラナガン、リチャード・ワイアンズ、
アラン・ドーソン、アンソニー・ブラクストン、
ゲイリー・バーツ、トミー・ドーシー(ジミーは裸眼、確か・・・)、
ラリー・コリエル、ペッパー・アダムス、
ポール・デスモンド、ジョー・ファレル(素顔の写真殆ど見たことない)、
チャーリー・ヘイデン、ジム・ホール、
ベニー・グッドマン、ジョー・モレロ、
スティーヴ・キューン、ジョー・ヘンダーソン、、、、
まだまだ、いそうですけど。
ロン・カーターって、メガネかけたり外したり、でしたか?
それは、楽器をやる方にお聞きしたいのですが、(私はピアノです)普段、本を読む距離とピアノの譜面台に譜面を置いて読む距離が微妙に違うのです。
老眼鏡(READING GLASS)を本に合わせると、譜面が見づらい、譜面に合わせると本が読み辛い・・・
ストレスの元です。
何か良い方法がないものでしょうか。
私は何時も首からヒモでメガネを首に掛けて、外したり、つけたり、そして忘れないようにしています。
ところで、皆さんは老眼は如何ですか・・・見栄を張らずに、正直にどうぞ!
ロン・カーターは、メガネかけたり外したりのようですが、かけると意地悪には見えませんね。(笑)マックス・ローチもかけたり外したりですが、かけるといかにも闘争家にみえますね。彼の音楽性を示しているようです。
25-25 さんに思いつくままに挙げて頂きましたが、このメガネ・オール・スターズでジャムセッション演ったら目が白黒しますね。
曲ですか? 「スター・アイズ」
4438miles さん、「リーディンググラス」とはまた巧みな表現をされますね。私は素直に「シニアメガネ」と呼んでおります。(笑)
私は楽器をやりませんが、「パソコン老眼鏡」というのを使っております。中近両用レンズより老眼の視野をより広く設計されたレンズでして、キーボードからモニターまですべての距離が見やすくなっております。
老眼が進んだとはいえ、少女コミックは老眼なしで大丈夫です。そうそう、目が星の聖千秋「12月にはジャズを聴く」です。
ついに私も老眼になったようです。
近くは見えずらく、離せばよく見えるようになってきました。
今のところ老眼鏡は要らないようですが、時間の問題でしょうね。大人の目になってきたと言うところでしょうか。(笑)
この際、サングラスの老眼鏡を作り、マイルスの真似でもしようかと思っています。
では、では、