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日産エスフローや、ホンダEV-STERの国内自動車メーカーの最新モデルをはじめ、ジャガーXJ、ポルシェ911カレラSの外車、ハーレーダビッドソンやMVアグスタのオートバイが眩い輝きを放って並んでいる。昨日、北海道で初となる「札幌モーターショー」を見てきた。北海道が自動車生産の拠点として成長していることをアピールするのが狙いで、賑わいをみるとその狙い通りだったのだろう。
イベントに欠かせないのが華やかなコンパニオンで、各社のイメージモデルを鑑賞するのもまた楽しみのひとつである。さすがにジャケット写真のようにボンネットに腰かけているモデルはいなかったが、キャロル・カーのように可愛らしい女性が各ブースで微笑んでいた。名前の「Carr」からジャケットに車、そしてイギリス出身のシンガーなので車種は英国からの「Imported Car」であるトライアンフを用意するという、このストレートでイージーな発想は、毎週短絡なこじつけをするどこかのブログに似ていて大変好感が持てる。(笑)キャロルはバーニー・ケッセルをバックに歌ったドロシー・ケアレスの妹になるが、さて軽自動車の乗り心地は、いや歌声はどうだろう。
アルバムトップは「They Can't Take That Away From Me」で、ガーシュイン兄弟がアービング・バーリンに敬意を評した曲である。艶と張りがある声はバディ・コレットも参加しているビッグバンドに自然と馴染み、バックと絶妙に呼応する歌唱はスケールの大きさを感じさせる。ジャケットからはハリウッドに進出したイギリスのシンガーのお披露目的要素が強いが、内容は競争の激しいアメリカで活躍できる実力をみせた形だ。この曲の名唱として知られるアニタ・オデイと聴き比べるとまるで違う歌詞にさえ聴こえるクイーンズ・イングリッシュの発音が美しく、歌詞の意味合いを学ぶなら最適のアルバムといえる。
モーターショーに展示された車は電気自動車が多かった。いずれ枯渇する石油資源を見据えての開発だろうが、ガソリン車独特のエキゾーストノートが聞かれないのは寂しい。あの美しい音はレコードのノイズに似ている。そしてガソリンが焼ける排気の匂いは輸入盤のシュリンクを外したときに香るビニールのようだ。ガソリンを満タンにした輸入車で地平線まで延びる道路を走るのは夢なのかもしれない。
イベントに欠かせないのが華やかなコンパニオンで、各社のイメージモデルを鑑賞するのもまた楽しみのひとつである。さすがにジャケット写真のようにボンネットに腰かけているモデルはいなかったが、キャロル・カーのように可愛らしい女性が各ブースで微笑んでいた。名前の「Carr」からジャケットに車、そしてイギリス出身のシンガーなので車種は英国からの「Imported Car」であるトライアンフを用意するという、このストレートでイージーな発想は、毎週短絡なこじつけをするどこかのブログに似ていて大変好感が持てる。(笑)キャロルはバーニー・ケッセルをバックに歌ったドロシー・ケアレスの妹になるが、さて軽自動車の乗り心地は、いや歌声はどうだろう。
アルバムトップは「They Can't Take That Away From Me」で、ガーシュイン兄弟がアービング・バーリンに敬意を評した曲である。艶と張りがある声はバディ・コレットも参加しているビッグバンドに自然と馴染み、バックと絶妙に呼応する歌唱はスケールの大きさを感じさせる。ジャケットからはハリウッドに進出したイギリスのシンガーのお披露目的要素が強いが、内容は競争の激しいアメリカで活躍できる実力をみせた形だ。この曲の名唱として知られるアニタ・オデイと聴き比べるとまるで違う歌詞にさえ聴こえるクイーンズ・イングリッシュの発音が美しく、歌詞の意味合いを学ぶなら最適のアルバムといえる。
モーターショーに展示された車は電気自動車が多かった。いずれ枯渇する石油資源を見据えての開発だろうが、ガソリン車独特のエキゾーストノートが聞かれないのは寂しい。あの美しい音はレコードのノイズに似ている。そしてガソリンが焼ける排気の匂いは輸入盤のシュリンクを外したときに香るビニールのようだ。ガソリンを満タンにした輸入車で地平線まで延びる道路を走るのは夢なのかもしれない。
They Can't Take That Away From Me は37年に映画「踊らん哉」のために書かれた曲ですが、今でも多くのシンガーが取り上げる名曲です。今週はヴォーカルでお気に入りをお寄せください。
管理人 They Can't Take That Away From Me Vocal Best 3
Billie Holiday / Songs For Distingue Lovers (Verve)
Anita O'Day / Anita Sings The Most (Verve)
Diana Krall / Love Scenes (Impulse)
定番の選出になりましたが、他にもエラ&ルイをはじめシナトラ、サラ・ヴォーン、クリス・コナー、ジュリー・ロンドン、ローズマリー・クルーニー、スザンナ・マコークル等々多くの名唱がありますので何が挙がるのか楽しみです。
今週も皆様のコメントをお待ちしております。
その割に、キモが抜けてる(焦;
デュークさんが挙げられたものでは、
ビリー(例によって!)、サラ・ヴオーン、マッコークル、
ダイアナ・クラールは、手持ちにありません。
その他では、
キャロル・スローン、ステーシー・ケント、ジュリー・ウィルソン、
アニタ・エリス、ペギー・キング、シェリル・ベンティーン、
エタ・ジョーンズ、グロリア・リンがありました。
選定には、時間がかかりそうです(汗;
御紹介のキャロル・カー盤、LP-TIMEから紙ジャケCDで再発されるようです。見るからに品のよさそうな彼女の微笑みが、清々しい青空やレトロやアメ車と相俟って魅力的です、もちろんすぐに注文しました。あっ、カーといえばジョイス・カーが好きな僕です。さて「誰にも奪えぬこの想い」、25-25さんを参考に(助かります!)個人的な趣味で挙げさせてもらいますと・・・。
1. ロンダ・フレミング 『RHONDA』
2. ジュリー・ウィルソン『My Old Flame』
3. ステイシー・ケント 『Dreamer In Concert ~Live In Paris』
LP-TIME(フレッシュサウンド)は日本人の懐を、もとい、琴線をネライ撃ちすべく、kuirenさんのブログを参考に女性ヴォーカル物を再発してるのでは?と勘繰ってしまうほど、氏の取り上げられた名品を再発していますが、ロンダ・フレミングは珍しくラインナップにはない一枚・・、不思議ですが、そろそろ再発されてもいい頃です。
『RHONDA』についてはazuminoさんやポン酒猫さんも記事にされていて、女優と兼業らしい、控えめながら情感の籠った歌声が瑞々しくて好きです。ジャケで妖艶に微笑む彼女はグラマラスな胸元で、紙ジャケCDなら見栄えもしますしオッチャン達も奮いつく、もとい、トビつくと思うんですが・・プジョル総帥、リサーチ不足か・・笑。
さすがにキャロル・スローンからグロリア・リンまで幅広くお聴きですね。
ペギー・キングは帽子の「Lazy Afternoon」を持っているだけでして、こちらは探している1枚です。かなり以前に「Candlelite」オリジナル10インチを見かけましたが価格はキング級でした。(笑)
ビリーをお持ちでないようですが、「Body and Soul」と同じセッションでして、同タイトル盤にも収録されております。「Songs For ~」には「アラバマに星落ちて」の名唱が入っておりますのでお薦めです。
キャロル・カーは、BreakN'Bossa さん情報によりますとLP-TIMEからCDで再発されるようですので是非聴いてください。
キャロル・カー盤の再発情報ありがとうございます。こちらは買っても損はありませんよ。発音の美しさは群を抜いております。
ロンダ・フレミングにジュリー・ウィルソン、ステイシー・ケントと美女ジャケベストですね。特にワンツーは妖艶ジャケベストといっていいでしょう。
フレミングは女優らしく表現が見事ですし、このジャケで満足できるアルバムです。ジャケで売ろうとする魂胆に見事にはまりました。(笑)
ウィルソンの気だるい歌い方はムードありますね。
ステイシー・ケントの声には癒されます。「Close Your Eyes」のジャケは妖しいイメージですが、ケントウ違いの声に驚きました。(笑)
よく読み返してみると・・、「レトロやアメ車」× → 「レトロな英車」◎
アメ車と英車の区別もつかない僕です・・。お里が知れてしまいますね。
>ウィルソンの気だるい歌い方はムードありますね。
そうなんです、彼女特有の凄みといいますか、歳をとるともっと鬼気迫る感じになってきますね・・笑。そういえば彼女も演劇畑出身でした。そういうムードでもないと、平板な曲調なだけに、深みが感じられないというのもありますね。その意味で、歌い手の実力がモロに出てしまう怖い曲かと思います。
25-25さんが挙げられていたのでANITA ELLISの一風変わった構成の『I Wonder What Became Of Me』を取り出してきて聴いていますが、実にイイです。「誰にも奪えぬ~」もアニタの優しく懐古的な歌い回しが曲想に合っていて洒落ています。やはりこれを2番とします・・笑。
今、聴き比べている最中ですが、曲順で面白い傾向が。
「Talk of Town / Cheryl Bentyne」
「Let Yourself Go / Stacey Kent」
「Spring Is Here / Carol Sloane」
「My Old Flame / Julie Wilson」
「Hollar! / Etta Jones」
「Anita Sings The Most」
は、2曲目。
但し、キャロル、ジュリー、エタはLPのB面2曲目。
アニタ・オデイは一曲目ですがメドレーの後半。
そして、
「I Wonder What Became of Me / Anita Ellis」
「Peggy / Peggy King」
「Your Number Please.../ Julie London」
「Melancholy Baby / Della Reese」
は、LPのA面又はB面のラスト。
どうです?
確定申告と格闘中なので、速攻コメントです。(笑)
Billie Holiday
一番はこれで決まりだ!
Ella And Louis
ジャズの世界遺産に登録したいアルバム!
Anita Sings The Most/Anita O'Day
私が主催している「ジャズ鑑賞会」で取り上げたので、当然良い!(笑)
dukeさんが挙げられた2枚の真ん中に、Ella And Louisを押し込んだだけです。(笑)
「レトロやアメ車」でも十分伝わってきますので気にされることはありません。
ウィルソンはクラブシンガーですのでお客の反応を見ながら歌っていたのでしょう。セクシーでありながら変化に富んだ歌いまわしはその経験からくるものと思われます。
アニタ・エリスも変化のある声ですね。まさに「Wonder」です。アニタといえば「A Legend Sings」というアルバムがありますが、ピアノはエリス・ラーキンス、名前を並べると何故か笑ってしまいます。