新緑あふれる

　花は少ないというわけで新緑を中心に撮影。木の種類は多くなかなか名前がわかりません。町田の谷戸で見慣れたイヌシデ、コナラ、ミズキ、ホオノキ、スギなどはわかりますが、見慣れない木も多く、日本がいかに多くの樹種に恵まれているかを実感します。
　野鳥ではオオルリ、ミソサザイ、ヤブサメなど町田の谷戸では聞くことの少ない鳥の囀りを聞きましたが、声はすれども姿は見えずで、なかなか葉が邪魔をして姿を見ることはできません。一度オオルリを十数メートルという近さで双眼鏡の視野に捉えることができましたが、逆光で光線状態が悪いため瑠璃色を見ることはできませんでした。

高尾山へ

　高尾山に行ってきたので、その写真から。山頂近くからの撮影で木の向うにはかすかに山並みが写っています。
　長いこと登山から遠ざかっていたので、足慣らしに標高599ｍの高尾山を選んだが、ちょっと楽すぎてあまり効果はなかったかもしれない。6号コースを登って帰りは3号コースを選んだが、登りではいくつかの小学校の遠足にぶつかり行列をやりすごすこと度々となった。スミレはタチツボスミレ以外はほぼ終わってしまっているし、その後に咲く草花はまだのようで、期待したほどの花は見られず、シャガとクサイチゴ、ヤマブキばかりが目立った。ともあれ自宅から80分ほどで登山口に行ける山という意味あいは大きい。

ヤマザクラの幹

　何本もの太い幹が並んでいますが、すべて1本のヤマザクラから伸びた幹です。地面には散ったばかりの花弁が少し落ちていました。
　今、公園などでは藤の花の香りが漂っていますが、町田の谷戸にも野生の藤があるので、そろそろ咲き始めているかもしれません。

マルバスミレ

　生育環境の選り好みがあるらしく、どこにもあるというわけではなく、かといって、珍しいというほどでもないスミレ。この町田の谷戸ではあまり大きな群落を見たことはなく、1カ所にせいぜい10株程度でしょうか。

定点撮影

　定点撮影している多摩川の大エノキを撮ってきました。芽吹きが遅いエノキですが、まだ葉の大きさは半人前程度なものの新緑の時期を迎えていました。いつもは横位置で撮った写真を載せていますが、空のグラデーションがきれいだったので、今回は縦位置で撮った写真を選びました。夕方の撮影なので全体に少し赤味が強い発色になっています。

　昨晩はブラームスのピアノ・コンチェルトの2番を聞きました。演奏はバックハウスのピアノ、ベーム指揮のウィーン・フィル。1967年の録音でこの時バックハウスは83歳、亡くなる2年前でした。ＣＤを買ったものの一度聴いたきりというものもなかにはありますが、このＣＤ（以前はレコードででしたが）は、数十回は聴いているでしょう。曲自体の魅力に加えて演奏が素晴らしい。熱のこもった力強い演奏であるとともに、牧歌的な部分の味わい深さがまた格別です。

ラショウモンカズラ

　16日に行った目黒の自然教育園での撮影。シソ科でオカタツナミソウとちょっと似ていますが、花の大きさはこちらの方がずっと大きい。私はずいぶん昔に奥多摩に登山に行った際に初めてこの花を見ましたが、長いことこの花を見ていなかったので懐かしい思いで見ました。まさかここで見られるとは思っていませんでした。

新緑の進行②

　こちらは19日の撮影。新緑が進んでいるところは撮影しても透明感がでないため、あまり新緑が進んでいないところを選んで撮ったので、12日との違いがあまりはっきりとは出ていないかもしれませんが、よく見ると違いがわかるのではないでしょうか。また、ジグソーパズルのように木の枝が隙間なく空間を埋めていることがわかります。

新緑の進行①

　1週間の間の新緑の進行を2枚組でご覧いただこうと思います。ただ、同じ場所ではないし、光の状態も違うので、大雑把な比較しかできませんが。こちらは12日の撮影。

レンゲ畑

　少しまとまってレンゲ（マメ科）が咲いていたので、撮ってみました。少し露出オーバー気味のものを載せていますが、少し色が薄くなって水彩画風な色合いになりました。早速、ミツバチが蜜を集めにやってきていました。

シマウマお食事中

　先日行った動物公園のシマウマが干し草を食べていました。コンクリートの向こう側に干し草があります。この動物公園にいる動物ではシマウマに惹かれます。猿類が数種類いますが、我々と近い関係にあるので、なんとなく退いてしまいます。