遠藤雷太のうろうろブログ
何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。




2012/8/13

・1も2も見てるし、公式サイトのポッドキャストも3関連のものを除けばほぼ聴いている。前知識十分でシアターキノへ。
・期待値もかなり高め。
・仲間を捨てて、上京したラッパー「マイティ」が夢破れて、落ちぶれていく話。
・序盤。東京でマイティが頼ったHIPHOPグループ「極悪鳥」。見た目が悪そう、中身も悪い。そのまんま。いいのか。それで。
・映画の良し悪しは別として、ストレスのたまるタイプのお話なのかなと思っていたので、1の主役IKKUとTOMが出てきた時は、ほんとになごんだ。客席も、二人が出てきただけでクスクス笑いが起きていた。
・最初はハラハラするけど、結構笑えるところあった。
・シリアスな絵面の中に、かなり注意深く気の抜ける小道具や人がまじっている。そういうシーンがたくさんあったので、たくさん見つけられたら楽しいはず。
・栃木のフェスのオーディション。いい気まずさ。
・栃木のHIPHOPグループ「征夷大将軍」。明るい存在感で好印象。
・その征夷大将軍のDJ眠り猫(蔵田大輔)の異様なキャラ立ちっぷり。荒川良々を最初に見たときのような感じでびっくり。もっと見たい。
・ギョウザ屋で大乱闘しているところ、ゲラゲラ笑ってしまった。
・この作品で音楽やってる人たちは、ほぼ全員ラッパーなんだと思うとこのジャンルは深いなと思う。
・IKKUとTOMは成長したなあ。
・最後のところ。お約束というか様式美というか、もっと凄いものを見れるもんだとばかり思っていた。期待しすぎたかもしれない。
・事前に耳に入ってくるマイティの作品外のがんばり(全国の映画館で情宣しまくり。苫小牧では駐車場の誘導までやった)で、どうしてもひいき目に見てしまう。
・ただ、冷静に物語の中で起こっている出来事だけ追っていくと、主人公にうまく感情移入できない。
・この作品は「夢をあきらめた男の話」だって言われてたけど、どちらかというと「道を踏み外した男の話」だと思う。

※公式サイトのマイティが別人。 http://sr-movie.com/staff-cast.html


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