遠藤雷太のうろうろブログ
何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。




2016/8/12

女子高生の小泉さんが、ラーメン屋通いをするドラマ。

クールでミステリアスな小泉さんが、色んなラーメン屋で薀蓄を披露しつつ、恍惚の表情を浮かべるだけの話。

鉄道マニアにも通じる、お湯切り音やすすり音だけを楽しむ文化とか、実際にやってる人いるんだろか。

小泉さん役には早見あかり。

恍惚の表情を浮かべるシーンが見せ場になるんだけど、どうしても取って付けたように見える。

演技力の問題なのか、演出の問題なのか。 たぶん長い時間見せすぎ。

小泉さんの追っかけ役、美山加恋がかわいい。

自分自身、そんなにラーメンにこだわりがあるわけじゃないので、出てくるラーメン屋で知っているのは「ラーメン二郎」くらい。

これで人生の何かが変わる感じではないけど、たまにこういう緩い話を見たくなる時がある。

そういうとき、面白さはむしろ邪魔だったりする。作り手も意図的にやっているのかも。



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大空港 Airport 1970

2016/8/11

空港に集う人々が、それぞれの持ち場で大きなトラブルを乗り越えようとする群像劇。

前に見た『ハッピーフライト』と同じような構成だけど、こちらは1970年。元祖。

元祖のほうがトラブルが派手で、たぶん航空会社はスポンサーになっていない。

序盤は短いシーンのつなぎ合わせで、誰が何をやっているのかよくわからない。

『グランドホテル』でもそんな感じだったので、群像劇の定石らしい。

雪かきの地味シーンの曲にやたらと煽られる。

客室乗務員の制服が色っぽい。

クォンセット婦人がかわいらしい。

彼女の演技内演技が楽しい。

構造としてはわかるけど、細部で考えるとどうやって情報集めて組み立てているんだろう。

単純に2-2とか2-9とかいう言葉がポンポン出てくるとリアリティが深まる。

スケールを目いっぱい小さくして群像劇の習作を書いてみたい。



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