遠藤雷太のうろうろブログ
何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。




桶川ストーカー殺人事件―遺言 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社

2016/8/10

1999年に起きた桶川ストーカー事件を追った週刊誌記者の手記。

ごく普通の一人の女子大生が、犯人に考え付く限りの対策をとって、それでも力及ばず殺されたという事実が絶望的に重い。

「詩織は小松と警察に殺されたんです」

実際、ストーカーの小松は実行犯ではなかったし、当然警察も直接被害者を殺していない。

それでも、読み終わると、小松と警察が殺したとしか思えない。

厳密には小松が殺したあと、たしかに警察がもう一度殺している。

最初は警察の怠慢という話だと思っていたけど、それだけでは済まず。

大体の警察官は善良だけど、組織や仕事のためとなると、どこまでも残酷になれる。

これは、警察に限った話ではない。

仮に自分が警察官だったとしても、声をあげられなかったかもしれない。

もし、この事件が『スペル』のサム・ライミの映画だったら、上尾署の警察は一人残らず地獄に落ちている。

 

※読んでから見てみるとホントにびっくりする。

【桶川ストーカー殺人事件】 上尾警察署・記者会見



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2016/8/9

百合が原公園往復コース

往路 6.46km 44:24 6:52/km

復路 5.92km 44:09 7:26/km

公園で時計を止めて30分くらい散策する。

前回行ったのは秋の終わりくらい。

今回は秋の七草が見られて満足。

オニユリがきれいに咲いていたが、暑さでしんどそうに見えてしまう。

130円払って世界の庭園に入ってみる。

日本、中国(瀋陽)、ドイツ(ミュンヘン)、アメリカ(ポートランド)の庭園をそれぞれ見る。アジア勢が本気出しすぎ。

新しいシューズにはまだ慣れず。

足の甲が締め付けられる感じで痛む。

前より大きいサイズを履いているが、それでも合っていないのかもしれない。

もう少し様子を見たい。

だいぶんペースが遅くなっている。

最近、キロ7分が基本になっているような。

体が重い。何とかしなければ。



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2016/8/9

ほぼ素舞台。人力だけでお化け屋敷を再現しようとするパフォーマンス。

実際にお客さんが次々と舞台に上がってお化け屋敷を体験する。

MCの方が一人でシステムの説明、解説、ツッコミを担当し、他10人ちょっとのお化け役がコロスとしてお化け屋敷を作る。

30分で120人のお客さんを入れようとする。

実際には全員は入ってなかったようだけど、見ている間ずっと、

「思いついても普通はやらない。力技にもほどがある」

「怖くはない」

「いったい、自分は何を見せられているんだ」

「雑」「軽い」「楽しい」「みんな頑張れ」

「入ってみたくないか、いやみたい」

というような思いがループする。

タイトルどおり素直にお化け屋敷だと思わず、体験型のアートだと受け止めると楽しい。

幽霊じゃなくても舞台役者さんの演技は、間近で見ると迫力があって結構怖い。

一般のお客さんならそのあたりの恐怖体験はできるかも。



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『シン・ゴジラ』予告 

 

※ネタバレを含みます。

2016/8/7

・ゴジラ知識はゼロ同然だったけど、飛び込んでみる。

・人類がゴジラと戦う話(他に書きようがない)。

・ものすごく単純な筋なのに、ものすごく緻密に情報を詰め込んでいる。

・最初は、今の日本で「ゴジラ」が現れたらどうなるかということを、思考実験的に作っている。

・想定外おじさん。

・明らかに字幕で遊んでる。どんどん長くなる役職名。

・序盤ゴジラの「誰だ、おまえ!?」感。

・東京の川という川が瓦礫に埋まっていくところ。

・DNAがものすごい複雑→地球上で最も進化した生物→人智の及ばない存在→陸上に出たら自重でつぶれるといった学者&総理が赤っ恥、までの流れが完璧。

・中盤のゴジラ大暴れが、とにかくかっこいい。

・飛行機やドローンが打ち落とされるシーンの絶望感。

・高層ビルを発破して足止めするところとか、「無人在来線爆弾」とか、軍備の足りない国が一生懸命知恵を振り絞って怪獣に挑む感じがわくわくする。

・それでもアメリカの軍事にも頼っちゃうところ。

・市川実日子から眼が離せない。好きなのかも。

・自衛隊の幹部にいても、いい人そうな小林隆。

・野村萬斎だと思うとそう見える。

・定番だけど、「遅れてくる尻尾」表現が楽しい。

・単なる怪獣映画というには風刺要素が強い。

・ゴジラを自然災害の象徴と見る解釈だと「ゴジラ大暴れ→人類絶望→ゴジラ勝手に活動停止→完」でもいいくらい。

・東北の震災経験者から見ると絶望感ないかも。

・「なんだ、最後は結局人類が勝つのかよ」と思ったりもしたけど、娯楽映画なんだからしょうがない。

・そのなかでも、ギリギリのバランスを取った結末だった。ちょっと『もののけ姫』のラストを思い出した。

・最後のシーンは唐突と言えば唐突。

・震災後に作られた映画なんだから、災害を扱うなら被害者に触れないわけにはいかなかったんだと思う。

・思考実験ではなく、本当にゴジラが出てきたら、東京に原爆落とされて終わるのかな。どうだろう。

・これだけスケールが大きくて面白い日本映画があるんだとびっくり。無理してIMAXで見てよかった。



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2016/8/6

・見ず知らずの10人の男女が無人島にある別荘に集められ、童謡の歌詞になぞらえて一人ずつ殺されていく話。

・アガサ・クリスティの代表作を福田逸さんが翻訳、イレブンナインの納谷真大さんが翻案している。

・登場人物など、固有名詞はほとんど日本の設定に置き換えられている。

・小説は学生時代に一回読んだきり。

・結末すらウロ覚えの中途半端な記憶を抱えたまま見てしまう。

・劇場に入ると、まず舞台装置に見とれてしまう。

・別荘とは言え、人の住居なのでそんなに変わったことはできないはずなのに、のっぺりせず奥行きも高低もしっかりあってかっこいい。

・人が入るとちょっと無機質すぎる感じもするけど、出ハケ口もたくさんあって豪華。

・大人数の会話の掛け合いが音として気持ちいい。下手な役者が一人もいない安定感。

・敵に許しを乞う人がいてもいいけど、闘えるはずの人も声を荒げて自己弁護しているのがうまく飲み込めず。

・「罪を認めること」と「裁かれる(殺される)こと」は必ずしも一致しないはず。何か宗教的な価値観が違うのかも。

・京極さんの死にっぷりが素敵。

・どうしても人形がなくなる瞬間が気になってしまう。あの短い暗転でどうやって消しているのか、途中から気になってずっと凝視してしまう。

・あとで種明かししてもらったけど、舞台で「あれ、どうやったの!?」って思える瞬間があるのは、ほんとにワクワクする。楽しい。

・ただ、人形を消す係には絶対になりたくない。とてもじゃないがプレッシャーに耐えられない。

『十二人の怒れる男』のときも思ったけど、こういう異論の余地のない「名作」を舞台でしっかり見られるのはほんとにありがたい。

・そういえば、「怒れる男」のほうも、登場人物の沸点が妙に低かったような。

・ラストがちょっと共感しにくく、「最後の生き残りが、自分自身、舞台の登場人物であることに気付いてしまって、タイトルどおりに物語を終えなくてはいけないプレッシャーに負けて首をくくった」という解釈を試みたが、台無しかもしれない。



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2016/8/3

ポケストップお遍路コース

移動距離:36.5km チェックしたポケストップ:115箇所

・10年近く履いていたジョギングシューズをついに買い換えた。初めてのミズノ。

・足を馴染ませるためにポケモンGOと組み合わせてお遍路気分で遊ぶことにする。

・いきなりはりきって靴擦れも困るので、走りたいときに走り、歩きたいときに歩き、止まりたいときに止まるマラニックスタイル。

・歩きスマホですら危ないのに、走りスマホは完全にアウトなので、いつ出てくるのかわからないポケモンのゲットはあくまでオマケとして、ポケストップをたくさんチェックするルール。

・福住スタートで真駒内を回って中島公園付近まで。

・中島公園以北は大ポケストップエリアだったけど、人が多すぎたのでほとんどチェックせずに帰ってくる。

・「ポッポ」「コラッタ」「ビードル」を完全無視したら、ほぼ使い果たしていたモンスターボールが結構貯まった。

・モンスターボールは+134、スーパーボールは+22。

・捕獲したポケモンは79体。うち新しい種は13。

・孵化した卵は10個。もっと孵化装置があれば。

・キャラクターのレベルは16に。

・一番CPが高いのは卵から孵化させたカイロス(882)。

・やはり場所が違うと出てくるポケモンも違うのか、札幌ドーム付近で立て続けに新種をゲットする。

・あのあたりの美術作品の名称は何かと大げさ。

・ついでに、札幌に20年住んでいて一度も行ったことのなかった羊ヶ丘展望台にも行ってみる。

・さすがに平日昼間でも観光客がたくさんいた。クラーク像はまあまあ大きい。

・南区は坂道が多くて大変。南端は真駒内公園か紅桜公園のポケストップ。

・鴨鴨川沿いにルアーを炊いたポケストップが並んでいて、人だかりが出来ていた。

・新しいシューズはまだ足になじまず。足の甲が痛む。

・でも、次はちゃんと走れそう。

・ピカチュウはいまだにゲットできず。

※普通に遊んでいる子どもがいてびっくりした。



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