旭山ら~めん通り

ラーメンを年200杯食べ、月200キロ走り、フルマラソンを200分で走る人のブログです。

大江戸@秋田市

2009-07-20 22:28:22 | 東北
振り返ってみると、秋田らしいラーメンをあまり食べてません。

最後は秋田らしく攻めてみました。
超有名店、大江戸です。
秋田には「江戸系」と呼ばれる系統のラーメンがありますが、その元祖がこちらだそうです。
未訪ですが、新潟市内にも同名の支店があります。



まず店内に入った瞬間戸惑います。
呆然と立ちつくし、しばらくして空いている席に座ります。
そして壁に書いてあるメニューを見て、
ラーメン 小盛 を注文しました。(500円)
「辛いの入れますか?」と聞かれましたので、もちろん入れてもらいます。

『醤油ベース+辛い薬味=江戸系』ですからね。

そして、待ちながら周りを観察です。
新規のお客さんが続々入ってきます。
さすが、秋田の人気店!
皆、まっすぐ厨房近くの注文カウンターに向かってます。

「なるほど。ここで注文するのか!」

そして食券を引き替えにもらって、お冷やとレンゲを自分で取って、席に着くのです。

「なるほど。自分で取りに行くんだな!」

と思った矢先、店員さんが、お冷やとレンゲを持ってきてくれました。(笑)
とほぼ同時にラーメンの出来上がりです。



澄んだスープに、醤油色が輝きます。
表面の脂はほとんどありません。
まず一口、、、辛めの醤油の風味が広がります。
醤油ダレが前面に出てますが、かなりしょっぱめなのが特徴的です。
こういうのを秋田らしいと言うのでしょうか。

麺は、加水率高めの細縮れ麺。
やわらかめの茹で上がりで、ばつっと切れるタイプです。

具は、厚めで脂身多めのチャーシュー、メンマ、ネギとシンプル。

例の辛いやつを混ぜると、今度は唐辛子の辛さが前面に出てきます。
結構辛くなります。
テーブルにはお酢が置いてあって、最後に投入しました。
なるほど、唐辛子の辛さを少し和らげてくれます。
この辛みと酸味のバランスがいいですね。
さっぱりします。


さて、もうすぐ食べ終わりそうになったところ。
わざとペースダウンして、ゆっくり食べます。
周りを観察して、後片付けの仕方を見なければなりません。

「なるほど。丼を自分でカウンターに持って行って、そこでお金を払うんだな!」

全て知っているかのように、堂々と振る舞いました。
丼を持って行き、お金を払って、店を出るだけなんですけどね。。。(笑)


久々に感じました。
何とも言えないアウェイ感!
こいつはたまりません。


御作法重要本家江戸系拉麺


ということで、秋田編はこれにて終了。
県北・県南の宿題店は、いつ行けることやら。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

支那そば 伊藤@秋田市 中央市場

2009-07-20 22:19:45 | 東北
秋田には「十文字系」と呼ばれるご当地ラーメンがあります。
旧・十文字町(現・横手市)を中心とした、和風あっさり系のラーメンです。
ご当地ラーメンの中でも、かなりローカルな名称ですね。

そんな十文字系ラーメンを秋田市内で食べることができるということで、秋田市民市場にやってきました。
生鮮など旬のものが揃う大きな市場です。
その一角にあるのが、こちらのお店。
支那そば 伊藤です。



十文字の名店「名代 三角そばや」の本店直営店として、当初は開店したのですが、
営業不振により閉店。
それを暖簾分けで引き継いだということです。

中華そば しょうゆ 並 を食べました。(650円)
他には、「みそ中華」や「そのまんま冷やし」というメニューもあります。
「そのまんま冷やし」で、一気に人気に火がついたという新聞記事が置いてありました。



ごくごくあっさりスープ。
丼の底が見えそうな程、透き通っています。
油はほとんど浮いていません。

魚だしがいい具合に効いています。
醤油は色と風味程度で、塩味のような印象です。
ただし、しょっぱさは全く感じられません。
このスープ、完成度は高いです!

麺は、細縮れ麺。ばつっと切れる麺。
無かん水だそうです。

具は、モモカタチャーシュー、海苔、お麩、メンマ、なると。
どことなく、なつかしい顔ぶれが揃います。


生涯初十文字系
ごくごくあっさり中華そば
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

末廣ラーメン本舗 秋田駅前店@秋田市

2009-07-17 20:57:57 | 東北
秋田の人気店、末廣ラーメン本舗です。
市内に2店舗、青森に1店舗、東京高田馬場に1店舗店を構えます。
今回は、秋田駅前店に行ってきました。

この店のルーツは、何と!京都の老舗「新福菜館」なんですね。
それをみちのくの人に合うように改良を重ね、京都とは一寸違う現在の中華そばが出来上がったそうです。

「新福菜館」は早朝からやっていることで有名ですが、「末廣ラーメン本舗」は全店舗で24時間営業なんです!
ということで、秋田の朝はここから始まります。(笑)



中華そば(並)。(680円)



黒々としたスープですが、表面の油はかなり多く、茶色く見えます。
デフォでは、ネギがのってなくて、セルフサービスでのせ放題なんです。
ネギをのせると、油が動いて、少し黒く見えます。
もちろん九条ネギではありません。(笑)



醤油ダレが前面に出たスープは、本家と同様ですが、スープのまろやかさ、油のまろやかさを感じます。
こちらの方が食べやすく、食べ慣れた感じがあります。

「私の舌は、京都よりみちのく寄りということか。。。」

麺は、中細ストレート麺。
こちらは、本家と似た感じです。

具は、デフォではチャーシューのみ。
薄めなんですが、脂身が多く、大判で数枚入っており、かなりのボリュームです。
朝ですと少しヘビーですね。。。


みちのく風にアレンジ老舗京都ラーメン


満足!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JAH@秋田市

2009-07-15 22:38:38 | 東北
秋田駅から西に1km程歩いたところにある繁華街「川反」です。
「かわぞり」と読むかと思ってたんですが、実は「かわばた」だそうです。
これは読めない。。。

札幌で言うと「すすきの」、旭川で言うと「サンロク」に相当すると思いますが、規模は「サンロク」とほぼ同じぐらいでしょうか。

実際「川反」という住所はなく、住所は大町5丁目。
まるで「すすきの」とういう住所がないのと同じようです。

そんな繁華街にあるバー「JAH」(ジャー)です。
普通にお酒を飲めるバーなんですが、こんな看板が♪



そして2階にある入り口まで階段を上ると、こんなポスターが!
暗くてよく見えませんが、浅草開花楼の不死鳥カラス氏です!(画面左)



さらに店内に入ると、まず目に入ってくるのが、浅草開花楼の麺箱!
これだけで、ただならぬ雰囲気を感じます。
が、そんなことを感じるのはたぶん私一人で、他のお客さんは普通に飲んで、食べて、しゃべってます。(笑)


バーですので、まずは普通にお酒を飲みましょう。
何と言っても焼酎の種類が豊富です。
写真は「明るい農村」。
秋田だからでしょうか。料理の味付けは全体に濃いめな印象を持ちました。
それだけお酒が進みます。





で、最後のシメが、つけ麺です。
金・土の限定なんですね。

つけめん 中。(800円)
河辺産の卵で作った味玉。(100円)



豚骨+魚介の首都圏風の濃厚なつけダレ。
独特の甘みがあり、濃厚ながら食べやすい印象です。
しょっぱさはありません。

浅草開花楼の太麺。
弾力のある麺は、相変わらず美味しいです。



そして味玉が濃厚で美味い!
味玉のインパクトが強く、他の具は忘れてしまいました。
ラヲタ失格。。。


飲み屋さんでこれ程のつけ麺を食べることができれば、大満足です!


秋田にいることを忘れさせる、飲み屋にいることを忘れさせる、本格首都圏風つけ麺
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八屋 本店@秋田市

2009-07-14 23:26:29 | 東北
秋田です。

県南、県北にも惹かれるお店がたくさんあるのですが、今回は秋田市内限定です。
しかも、秋田駅周辺のみ。

ということで、秋田での1杯目は、八屋です。
何と室蘭ラーメンの店なんです。
何で秋田まで来て、室蘭?と言われていまいそうですが、
立地と時間の都合で仕方がありません。
とはいえ、市内でも有数の人気店なのです。

場所は、東通6丁目。秋田駅東口から、徒歩数分です。



先頭は、みそラーメンでしたが、
正油ラーメンを食べました。(588円)



黒々としたスープ。
表面には、背脂が散りばめられてます。
見た目の程のこってり感はなく、サラリとしたスープです。
やや酸味のある醤油ダレが前面に出た味わいです。

麺は、高加水率の中細麺。
むちっとしたタイプの麺は「特製卵黄入り手もみメン」との記載があります。

具は、チャーシュー、ネギ、メンマとシンプル。
ネギは多め。
チャーシューは脂身多めで美味しいです。


室蘭系かどうか私には判断できない系正油ラーメン


何となく、北海道より本州らしさを感じます。
とは言っても、私自身、室蘭でラーメンを食べたことがないんです。。。
近々、行かねば!と思ってます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋田うわさのラーメン

2009-07-14 23:17:50 | ラーメン本
今やネットで日本全国のラーメン情報を得ることができます。
が、地方で食べ歩く時には、何となく手元に1冊欲しいものです。

今回手元に置いたのがこちら。
「秋田うわさのラーメン」



秋田県内のラーメンが121杯紹介されています。
巻頭に「ラーメンブロガーの心に残る3軒」という特集があって、秋田の有名ブロガーの方々が登場しています。
なかなか面白い特集です。
2008年3月発売と少し古めですが、全く知らない場所ですから、情報源としては重宝しました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふじ鮨@積丹町 2

2009-07-13 23:47:00 | 石狩(札幌以外)・後志
秋田です。と言っておきながら、その前に積丹です。
やっぱり、季節性のものですから。

今年も行ってきました、ふじ鮨さん。



昨年は塩ベースのラーメンを食べましたので、
今年はみそラーメンかなと思いましたが、、、
限定を発見!

〔積丹本店限定〕限定十食 昔風 醤油らーめん。(600円)
う~む、限定という文字には弱いです。。。



魚介の風味がたっぷり効いたあっさり系スープ。
予想通りの味わいです。

麺は、高加水率の中細麺。
ごく普通の麺です。

具は、チャーシュー2枚、海苔、ほうれん草、メンマ、なると、ネギ。
至ってシンプルです。

普通に美味しい、すし屋の1杯




本当の目的は、こちらなんですが、



来る途中で、思わぬ大発見をしました。



ぱっと見、普通の民家。
目の前には、絶景の海。



隣で若者が「このパン、はんぱね~」と叫びながら食べてます。
的確な表現です。
半端じゃない美味さとは、こういうことを言うんでしょう。

場所は、忍路。
店名は、Aigues Vives。
この読み方も、半端なく難しいです。(笑)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特一番 北海道ラーメン道場店@新千歳空港 2

2009-07-09 20:34:36 | 石狩(札幌以外)・後志
新千歳空港のラーメン道場内にある、特一番です。
記事にするのは2回目ですが、結構な頻度で来ています。
札幌に住むようになってから、千歳空港に来る度にほぼ毎回食べてるような気がします。
手軽にと言っては失礼ですが、手軽に旭川ラーメンを食べることができる貴重な店です。
(本店は旭川にあって、かなりの老舗です。)

ラーメン道場内には、他に未訪店もあるのですが、ついついここに入ってしまいます。
いつもコレクター失格と思いながら、リピート。。。

そういえば、一番奥のばり屋が白樺山荘に変わってましたね。



今回は、にぼしラーメンを食べました。(900円)
恐るべき空港価格!



にぼしラーメンとは言っても、基本のスープは醤油ラーメンと全く一緒です。
「煮干し魚粉入り焦がしネギ」がのっているのが違いだそうです。

スープは典型的な旭川系。
豚骨に加え、結構魚介が効いています。
前回は、魚介薄めだな~?と思いましたが、今回はかなり濃く感じます。
ここまで来ると、万人受けはしませんね。
間違いなく好みが分かれると思います。
私的には、これぐらい魚介が強くクセがあった方が、旭川らしくて好みです。

麺は、典型的な旭川麺。
どこのかはわかりませんが、細めの旭川麺です。

具では「煮干し魚粉入り焦がしネギ」が特徴です。
スープに混ぜると、確かに何となくそんな風味がします。
がっつり煮干しを期待して食べると、肩すかしを食らうかもしれませんね。
他は、やわらかチャーシュー、メンマ、ネギと旭川らしくシンプルです。
ですが、このチャーシューのやわらかさは、特一番らしくありません。


ややクセのある、典型的豚骨魚介旭川系醤油ラーメン


さ~て、今回は秋田です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千太@札幌市中央区 3

2009-07-08 20:00:35 | 札幌市(中央区)
だんだんと暑くなってきましたね。
札幌にもようやく夏の訪れです。
暑い時には、つけ麺!
ということで、久しぶりの千太さん。
昨年末以来、約半年ぶりになります。



つけそば を初めて食べました。(800円)
正油、冷 にします。



酸味の効いた、さっぱりしたつけダレです。
小さいネギがたくさん浮いています。
正油ラーメンのイメージとは、少し異なる印象です。
さらさらっといただきました。

麺は、いつもの低加水率麺。
するするっといただきました。

具は、チャーシュー、メンマ、キクラゲ、玉子、かまぼこ。


暑い夏にはもってこいの1杯


一枚一枚異なるショップカードを物色してたら、怒!(笑)
だって、バージョンありすぎなんですもの。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食事処 三平@札幌市白石区

2009-07-06 23:52:25 | 札幌市(白石区)
菊水が誇る、隠れた食堂系。
三平です。
「味の三平」ではなく「食事処 三平」です。
国道12号線から数メートルしか離れていないのに、ホントに隠れているんです。(笑)
場所は、菊水上町1-1。
12号線から数メートル入ったところにあります。



ラーメンは、正油、みそ、塩の順。三味ともに550円。
食事処だけあって、あらゆるメニューが揃います。
丼、カレー、定食などなど。

そして一面の漫画本。
ドラゴンボールが全巻あります。

ということで、正油ラーメン を食べました。(550円)



あっさり透明なスープ。
正油色が輝いています。
写真では伝わりませんが、スープはかなり熱々です。
ここまで熱いのは、久しぶりです。
程よい塩気、程よい化調。
食堂系として完璧です。

麺は、森住製麺の札幌麺。
典型的な札幌です。

具は、シャキシャキのモヤシ、ネギ、メンマ、チャーシュー。
見たまんまの味わいです。


食堂系の要素を全て兼ね備えた、完全なる札幌食堂系ラーメン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする