しあわせセブンティーズ

小さな幸せ、たくさん見つけたい!

ちょこっとお直し

2015-06-04 15:08:19 | 着物・メンテナンス

いただきもののユリ柄の名古屋帯。アンティークで、たぶん交織だと思います。夏っぽい花、夏っぽい配色なのに、なぜか袷なのです。しかも、お太鼓の出したい柄が三角部分に近くてちょっと締めにくい。

本格的に直すのはけっこう面倒なので、しまいっ放しになっていましたが、締めるなら6月でしょ!と急に思い出し、最低限の直しをしました。

↓三角部分を「て」側に5㎝ほどずらしました。簡単に直せるけれど、その分前柄がずれてしまいます。でも、ま、いいか~

↓写真中央の葉っぱの刺しゅう(葉の下側)が7㎝ぐらいはずれていたので、得意のボンド技(ただボンドでくっつけるだけ)で補修。ほかにも10㎝ぐらいのはずれが何カ所かあり、それは糸を切って刺しゅうなしに

↓お太鼓柄のバランスはこんな感じになる(はず)

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地味~に、ベンジンでシミ抜き

2012-06-21 10:04:29 | 着物・メンテナンス

地味シリーズ第3弾!

食べ物のシミ抜きがそこそこできたので、今度は襟汚れをベンジンで落としてみることに。

私は着物を着る回数が多いので、一番の悩みが襟の汚れでした。ファンデーションと汗がミックスした汚れで、目立つ場所なのでベンジンのシミ抜きが怖くてできない~。

シーズンが終わったら専門店にシミ抜きを頼んでいましたが、それなりに費用がかかるので自分でできたらなぁ、と。

↓近所のドラッグストアで、100ml178円のベンジン

単衣の紬2枚と、正絹の刺しゅう半襟1枚を試してみました。結果は2勝1敗。よく着ているお下がりの緑の紬だけ、輪ジミができちゃいました。ギリギリ着用できますが、ちょっとショック。

ベンジンのびんには、使うのは「少量」と書いてありましたが、経験者に聞くと「たっぷり」というので、たっぷり使用。だから輪ジミ? う~ん、よくわかりません。

輪ジミにならなかった2枚も、汚れが薄くなっただけなので、2勝っていうのは言いすぎかな。やはりシミ抜きは、専門の人にまかせたほうがいいのかしらねぇ。

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地味~に、シミ抜き

2012-06-19 16:34:28 | 着物・メンテナンス

昨日と、先週の土曜日と、立て続けに着物に食べ物のシミをつけてしまいました。今まで、着物を着る回数が多い割にはシミをつけることはほとんどなかったのですが。

一度シミ抜きに挑戦して、輪ジミを作ってしまった苦い経験があり、私にとってシミ抜きは着物を洗うより難易度が高いです。

でも昨日は、帰宅時にはシミがまだ乾いていなかったので、もしかしたらまだ間に合うかなとやってみることに。

↓右の後ろ袖口に、エビチリのソースがついてしまった。きっと、水溶性と油性の混合シミよね。家にベンジンがないので、油性の汚れは無視して(?)、水で落としちゃえ

着物は水に弱いお召。大丈夫か!? シミ部分の下にタオルを敷き、けっこう濡らしたタオルで上からトントンとたたくように落としました。このとき、シミのところだけ濡らすというか、ピンポイントでたたかないと輪ジミになるので、要注意。濡らし過ぎになりやすいので、乾いたタオルで水分を取りながら濡らすということを繰り返し…。

↓おお、色が薄くなりました。完全には落ちていませんし、自己流でやったためにかえって汚れを定着させたかもしれません。でも古い着物で全体がくすんでいるので、これで良しということに

これで調子に乗って、土曜日につけたシミも落としてみることに!

↓上前の掛け襟の目立つ所に、白いシミが。あんみつを食べていたときにつけちゃったらしい。…ってことは水溶性よね。水でOK? 着物は大島紬で、けっこう水に強いのでお召より気が楽

↓お召と同じ方法で落としたら、こちらはほぼ消えました。少し輪ジミが残ったかな。でも柄にまぎれて、ほどんと目立ちません

この2枚の着物とも古いものなので試せたのと、食べ物のシミは比較的落としやすいと聞いたことがあったので、ダメモトで挑戦してみました。

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掛け襟の効用

2012-03-27 10:36:04 | 着物・メンテナンス

着物の掛け襟って汚れ防止というか、汚れたらはずして洗える便利なものだと思うのですが、実際にやったことある人、いるのかしら…。聞いたことありません。

で、やってみました(笑)。

単衣の時期にしょっちゅう着ていた、お下がりの単衣紬。襟が汗でずいぶん汚れてしまった。幸い、掛け襟がはずしやすい仕立てになっていました。

↓この着物は、掛け襟を地襟の上にのせるように仕立ててあるので、はずすのが簡単。掛け襟で地襟をくるむように仕立ててある着物は、はずすのが面倒です。でも、ほとんどそういう仕立てになっていると思う。掛け襟をはずして洗う、は今や想定外か!?

↓糸を切るだけなので、簡単にはずせます。ちょこっと洗うだけなので、洗濯も簡単

汗汚れなので、水洗いすればバッチリ落ちるかと思ったら、意外に頑固…。洗っても汗ジミがうっすら残ってしまったので、裏返して着物につけることに。表裏が同じ布はこういうことができます。以前、和裁の先生に、バチ襟を広襟に替えるのを教えていただいたときに裏返し技も習いました。

↓はい、完成。掛け襟の付け方も教わったのに忘れてしまい、いつものように「なんちゃって」な縫い方~

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洗濯、また失敗

2010-12-16 10:25:00 | 着物・メンテナンス

う~ん、またやっちまいました。

先日使ったリバーシブルの伊達襟。半襟などを手洗いするときに、「ポリだから大丈夫」と思って何気なく一緒に洗ったら、幅が縮んでしまった! そ、そうよね、縮緬だったのよね。

この写真ではわかりにくいですが、かなり細くなりました 

しかも、リバーシブルで、洗濯してから気がついたのですが芯も入っていて、それぞれが違う収縮率だったらしく、乾いたらよれてフガフガに。

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洗濯失敗! 綿ちりめん

2009-10-12 08:00:06 | 着物・メンテナンス
昨日は、浴衣3枚と木綿着物2枚(しじら&綿ちりめん)の
洗濯→アイロン、洗濯→アイロン、の繰り返しで、
1日中アイロンをかけていたような…。
(ちなみに全部手洗いです)

特に綿ちりめん!!! はぁ~、失敗っだった。

縦、横とも見事に縮んでしまっただよ。

アイロンでの修復に1時間ぐらいかかったかな。

乾いてしまうとアイロンがきかなくなるので(ここらへんのことは今までの経験でわかる)、
かなり湿った状態の着物を、メジャーで寸法を確認しながら、
少しずつ手で伸ばしてからアイロンをかけるを繰り返しました。チカレタ~。

予想以上に幅が縮み、幅優先で伸ばしたので、袖丈で2㎝、身丈で5㎝ぐらい短くなってしまった。
いちおう、念のために身丈を長めに仕立てていてよかったぁ。


↑やっとここまで回復。表地が縮んだので、居敷き当てがたるんでしまってます

綿ちりめんの着物をお持ちのみなさま、お手入れは表示どおりにドライでどうぞ…。
(言われなくても洗うおバカはいない!?)

そうそう、しじらの着物も少~し丈が短くなったような気がします。
でも、綿ちりめんの衝撃に比べれば、どってことないっす。
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失敗帯洗い、その後

2008-06-15 11:29:01 | 着物・メンテナンス
昨日の②の帯は、縮緬なので洗濯前32㎝ほどの幅が25㎝ぐらいにまで縮んでしまいました。

帯揚げや半襟に再利用を考えたけれど、帯用の縮緬なのでけっこう厚手。
やっぱり帯反として生かすほうがベター。

縮緬は、反物を後から染める後染め用の布です。
染色に水洗いは必須なので、もともと水に弱いわけではありません。
要は縮んだら引っ張って伸ばせばいいだけ。

と、理屈ではわかっていましたが本当に幅が出せるか確かめたくて、
帯を解いて帯芯をはずし、再度濡らして生乾きの状態で幅出しのアイロンをかけてみたぁ~~~。


↑マチ針で引っ張りながらアイロンがけ。おお、幅31㎝にまで回復!



↑じゃ~ん、見事復活

しかしこの作業をやるために、いろいろたまっている家事は後回し。それに、これをいつ帯にするんだ?

そのうち趣味の欄に「野草観察」ではなく、「古着の洗濯」って書くようになるか…
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帯洗い、一勝一敗

2008-06-14 18:33:40 | 着物・メンテナンス
今までに正絹の帯や着物(単衣)、襦袢など、いろいろ自分で水洗いしてきましたが、さすがに帯芯をつけたまま帯を洗うことはできなかった…。

濡れた帯芯と帯反(帯の布)の収縮率が違うのと、帯芯(三河芯が多い)ののりが取れてヘロヘロになるのではないかと思っていたからです。

ところが、帯芯が付いたまま帯を洗っても意外に大丈夫だった、という話を小耳にはさみ、俄然やる気に!
いつものように、ワイドハイター+おしゃれ着用洗剤に30分ほどつけ置き洗い作戦。

洗ったのは、①ほとんど汚れていないのに樟脳と何かが混ざったようなすごい臭いの夏帯、②臭いはないけれど汚れがひどい縮緬の染め帯。いずれも、もう処分しようかと思っていたもの。

①成功

↑途中、織り柄のところにいや~なシワが。でもアイロン仕上げで目立たなく。臭いはだいぶ消えた!(洗う前に帯芯がカビていないことを確認済み)

②失敗

↑縮緬を水洗いするアホ~。当然縮んでしまった

②は帯としては失敗だけど、帯反を帯揚げや半襟として再利用できる、はず(たぶん)。
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襦袢の部分ウォッシャブル

2008-02-09 13:22:36 | 着物・メンテナンス
いつもいろいろなことに挑戦している、北海道のひぐまさんのブログに襦袢を洗う話が出ていて、
私も昨日、かねてからやろうと思っていたことをやっと実行しました。

ずっと愛用している正絹襦袢の袖口がかなり汚れていて、袖口だけ水洗いして汚れを落とそうと思っていたのです。
でも何となく億劫でズルズルと実行を先延ばしにしていたところに、ひぐまさんの果敢なアタックを拝見して、よっしゃ~とやる気に。


↑毎シーズン丸洗い+部分洗いをしていましたが、もはやドライでは汚れ落ちが限界に。

袖口だけを水に濡らして、石鹸でもみ洗いしてすすぎました。でも、袖口だけのつもりでもどんどん水濡れが広がっちゃうんですよね。ちょっとあせりましたが、袖の半分ぐらいでおさまったのでホッ。

ただし、濡れたところはチリチリとして風合いが変化。ど、どうしよう! 仕方がないので半乾きのうちにアイロンをかけてみたら、やや回復。

完全に乾いたら、ほとんど気にならなくなった! でも、濡れたところが薄く輪ジミになってしまいました。(地がムラ染めなのであまり目立ちませんが)

それより、汚れがすっかり落ちると思っていたのに、完全にはきれいにならなかった~。ちょっとがっかり。

それでも襦袢の水洗いは可能ということがわかったので、袷の季節が終わったら今度は全体を水洗いしようと決意(おおげさ?)。
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襦袢の直し、やっと完成

2007-12-04 22:01:47 | 着物・メンテナンス
10月に片袖だけ直して、その後、1カ月以上放置していたお下がりの襦袢。やっともう片方の直しが終わりました。


↑袖口側に胴裏を使った仕立てです。肩と襟ぐりにも胴裏で当て布が。

袖丈を、強引に1cm以上伸ばしました。これ、和裁を知らない素人だからできたワザ。
プロはきちんと縫うので縫い代が必要なため、たぶんほとんど伸ばせなかったと思います。

よく、裄出しをプロに依頼すると思ったほど丈が出ないことがありますよね。それも同じ理由だと思います。
自分でやれば縫い代をギリギリにできるし、袷の場合、裏布が足りなかったら穴があいてもOK! プロはそんなこと、できませんものね。
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