前撮りの振袖着付けの続きです。
アンティークの振袖を選んでくださるお嬢さんたちは、おしゃれさんが多く、この日のお二人はヘアメイクにもかなりこだわりがありました。写真はここに。らくやレンタル部門のフェイスブックです(店主・石田節子さんのコメントも!)。それぞれ、ご自分に似合うテイストですよね。着付けは、その雰囲気を活かすようにしました。
前撮りの振袖着付けの続きです。
アンティークの振袖を選んでくださるお嬢さんたちは、おしゃれさんが多く、この日のお二人はヘアメイクにもかなりこだわりがありました。写真はここに。らくやレンタル部門のフェイスブックです(店主・石田節子さんのコメントも!)。それぞれ、ご自分に似合うテイストですよね。着付けは、その雰囲気を活かすようにしました。
来年1月の成人式が近くなり、衣裳らくやのレンタル部門では前撮りの振袖着付けが増えてきています。
最近、私が担当した着付けはこんな感じです。らくやの振袖はアンティークがほとんどなので、帯も昔ながらの豪華で地厚な丸帯や、丸帯を仕立て直した袋帯がメイン。ひだをたくさん取る今風の飾り結びより、文庫などの古典的な結びが似合います。
帯揚げや帯締めも、あまり飾り立てずにシンプルに。アンティーク着物や帯は、それだけで迫力があるのでね。
昨日の日曜日は、ちょこっと銀座へ。ず~っとmiwaさんから預かっている(いただいちゃってる?)、セミアンティークの小紋を、久しぶりに着ました。
フリーペインティングのような不思議な柄。昭和中期ごろ、変てこな柄の小紋がけっこうあったようで、ゴワッとしたあまり質の良くない縮緬地も、当時の特徴かな。まだ着物を着る人がけっこういた時代だったからこそ、こんな個性的な小紋もあったのですね。
↓合わせた帯はアンティークの染め名古屋帯。つい色を効かせたくなっちゃうので、帯揚げは黄土色に。つくづく、お上品コーデには縁がありましぇ~ん
↓帯位置、低いなぁ。ねらっているわけではなく、体型的にどうしても帯が下がってしまう。ま、年齢からいったら、妥当か…
昨日はmiwaさん、mumeさんと体型の話が出ましたが、自分の体に合った着付けをするのは、それなりに経験が必要なんですよね。工夫しなくても大丈夫な体型の人もいるけれど、帯が上がりやすい、下がりやすい、衣紋が抜きにくい、抜きすぎてしまう…などなど。
それと、「若々しく着たい」「粋に着たい」などのイメージがある場合も、着付け方が微妙に違ってくるので、話がややこしくなる。そう、体型と自分がなりたいイメージがズレていると苦労します。私の場合はコレでしたね。でも最近はかなり適当…。こだわり過ぎると、楽しくなくなるのでね。