昨日の日記の続き。
感謝広告くらいどうでもいいじゃないかという向きもあるでしょうが
湾岸戦争の際、日本は巨額のお金を出したのに
クウェートが30カ国に謝意を示す広告を米紙に掲載した中に
日本の名前がなかった、
そのことに傷ついた日本人は多かったと思うのです。
それを思い出して、クウェートの感謝広告というのはどういうものだったのだろうと
ネットで検索していたら
「台湾の新聞に日本人としてお礼の広告を出したい」とツィッターで呼びかけた
女性デザイナーがいたという記事を見つけました。
彼女、木坂麻衣子さんの行動は早かった。
『謝謝台湾計画』というサイトを作り、2011年4月18~26日までの期間で
広告掲載のための支援金を募り、そのお金を管理するための事務所を設立、
銀行に口座を開く。(ツィッターでつぶやいてるだけなので、任意団体名義で
口座を開くのが大変だったらしいw)
たった3日間でお金は集まり、
台湾の総合紙『聯合報』と『自由時報』の2紙に出すことに。
新聞社からは広告代をディスカウントして貰え、日本円で240万円。
支援金は20日までで680万円にもなったのだそうです。
広告代の残りは、被災地への義援金にすると。
ああよかった。
だらしない政府の代わりに、義侠心に富む日本人がいる。
謝謝!
『謝謝台湾計画』
http://blog.livedoor.jp/maiko_kissaka-xiexie_taiwan/
謝謝台湾計画についてのロングインタビュー
http://rocketnews24.com/?p=89686