
昨夜ネットのニュースを見ていて驚きました。
湯西川温泉の老舗「伴久ホテル」が破産したって…
ここはほんの半年前、私が泊まったところなのです。
混浴露天風呂のことを日記にも書きました。
”同ホテルは平家の落人の末裔、伴家が1718年に創業したという。
民間旅行関連会社の全国調査でも常に上位にある人気ホテルで、同支店によると、
ピーク時の95~96年には年間20億円台の売り上げを計上した。”
ところが
”不況に東日本大震災と福島第1原発事故に伴う風評被害が追い打ちをかけ、
4月はほぼ「開店休業状態」だったという。負債総額は約30億円。”
自粛ムードで予約のキャンセルが相次ぎ、同ホテルの久盛社長は今月14日、
毎日新聞の電話取材に「9割以上の予約がキャンセルされた」”と。
気の毒に…
山奥の渓流を見下ろす位置にいくつもある露天風呂も気持ちよかったし、
サービスもきめ細かく、十分に満足できるものでした。
震災で施設の被害は出なかったというのだから
保険もおりないだろうし。
でも、間違いなくこの大震災と原発事故の被害者です。
たまたまここは有名な老舗ホテルだからニュースになっただけで
ひっそりとつぶれていく名もない旅館やホテルもきっと無数にあるのでしょうね。
被害は何処まで広がるのか…
伴久ホテルの日記
http://blog.goo.ne.jp/franny0330/e/2c952e5f9078e260d356b528bc7724f7
伴久ホテル:破産手続き
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20110427ddlk09020169000c.html