先週の金曜日はジャズダンスの発表会、土曜日は甥の結婚式、
日曜日は義母たちを我家に招いたりしていて少々忙しく、日記のアップが遅れました。
もう少しだけ残っているメキシコ紀行、早く書き終えなくっちゃ。
日曜日は義母たちを我家に招いたりしていて少々忙しく、日記のアップが遅れました。
もう少しだけ残っているメキシコ紀行、早く書き終えなくっちゃ。
ユカタン半島にあるマヤ文明の遺跡、チチェン・イツア。
ここには、マヤの最高神ククルカン(羽のあるヘビの姿の神)を祀るピラミッドがあります。
基底55.3メートル四方とやや小ぶりですが、この階段は4面の91段を合計すると364段で、最上段の神殿の1段を足すとちょうど365段なのだそうです。
北面の階段の最下段にククルカンの頭部の彫刻が。
春分・秋分の日に太陽が沈む時、階段の西側にククルカンの胴体が影となって現れるのだと。
そしてピラミッドの最上段には真四角な神殿があり、ここでもやはり生贄の儀式が行われたらしい。
これは戦士の神殿。
こちらの上部には、ククルカンの石柱と、例のチャックモールが。
ここでも沢山の心臓が捧げられたのですね。
生贄の首はその後切断され、骸骨のレリーフが施された祭壇に串刺し状に並べられたと。
ここには、古代メソアメリカ最大の規模だと言われている球戯場もあります。
長さは168m、幅は68mという巨大さ。
競技者の首が切られ、そこから7匹の蛇が飛び出し、花が咲くというレリーフも。
この球戯で、負けた方のチームが首を切られるという本を読んで驚きましたが
本によっては、名誉の生贄として、勝った方のチームが切られると言っています。
どちらであるかは今のところハッキリしていないらしいが
何しろ競技者たちの首が切られたことは事実であるらしい。
負けると殺されるというのと、勝ったら殺されるというのと
どっちが残酷なのか?
高度な天文学知識と残酷な生贄の儀式とが、私にはどうにも結びつかないのです。