期待していなかったのに意外とよかった作品です。
80年代に流行ってクリスマスの定番ソングになったワム!の「ラストクリスマス」に
触発されて作ったというラブストーリー。
イギリスの名女優オスカー女優エマ・トンプソンが原案・脚本を共同で担当し、
ヒロインの母親役で出演もしています。
この時期にピッタリ、ロンドンのクリスマスの雰囲気を味わおう位の気持ちで鑑賞。
冒頭、1997年のユーゴスラビアの教会の聖歌隊で歌っている少女のアップが
現れて驚きます。
キラキラした、何も疑わないような大きな瞳で熱唱する少女。
80年代に流行ってクリスマスの定番ソングになったワム!の「ラストクリスマス」に
触発されて作ったというラブストーリー。
イギリスの名女優オスカー女優エマ・トンプソンが原案・脚本を共同で担当し、
ヒロインの母親役で出演もしています。
この時期にピッタリ、ロンドンのクリスマスの雰囲気を味わおう位の気持ちで鑑賞。
冒頭、1997年のユーゴスラビアの教会の聖歌隊で歌っている少女のアップが
現れて驚きます。
キラキラした、何も疑わないような大きな瞳で熱唱する少女。
時は移ってロンドン、少女ケイト(エミリア・クラーク)は成長して
エルフの恰好に厚化粧、クリスマスショップで働いている。
仕事はいい加減、人生設計もなく、母親とは不仲で家を出て、友人の家を転々と。
一晩限りの男性の家に泊まり、トラブルになることもしばしば。
そんな時、不思議な青年トム(ヘンリー・ゴールディング)に出逢うのですが…
人懐っこく明るいトムはケイトの気持ちに優しく寄り添い、
悩みを理解し、彼女は次第に心を開いていく。
しかし、彼女が近づこうとすると、トムは離れて行く。
一体、彼は…?
悩みを理解し、彼女は次第に心を開いていく。
しかし、彼女が近づこうとすると、トムは離れて行く。
一体、彼は…?
軽いロマコメと思いきや、難民、貧困、LGBT、心臓移植、母娘の軋轢など、
様々な問題が詰め込まれていて驚きます。
詰め込まれ過ぎて、どれも表層的なのは否めませんが
明るくサラっと掬い取っているともいえる。
目の周りを黒々と縁取った厚化粧で、何もかもにだらしない女だったケイトが
次第に化粧もナチュラルになり、言動も明るくなり、なんともキュートに見えてきます。
エマ・トンプソンが、不安定な立場で希望を持てず、家族に当たり散らす難民の母親役を好演。
何より
”Last Christmas,I gave my heart
But the very next day you gave it away”
という歌詞が、ストーリーにそのまま再現されていたのに驚きました。
ちょっと不思議なクリスマス・ストーリーをありがとう、という感じです。
公式HP
何より
”Last Christmas,I gave my heart
But the very next day you gave it away”
という歌詞が、ストーリーにそのまま再現されていたのに驚きました。
ちょっと不思議なクリスマス・ストーリーをありがとう、という感じです。
公式HP