キジムナーフェスタのドラマ教育関連セミナー、ワークショップの参加者および「学びの即興劇」研究会メンバーと浅野恵美子先生のドラマ教育講座の受講生に呼びかけて、「沖縄にドラマ教育研究会を立ち上げようではないか」の集まりをもちました。
ファシリテーターは浅野先生。参加者は全員で26名。正直、これだけ集まると思っていませんでした。浅野先生も予想外だったと思います。教員を目指す人も含めて学校関係者が多く、その他子どもと関わった仕事をしておられる方がほとんど。
自己紹介から始まり、空想の世界の自分が一番居心地の良い場所へ行って、お土産を持って帰る。それを三人でシェアしました。その後、その三人で父・母・子の多様なありかたを演じました。
メインは「ねむりむしじらあ」という沖縄の昔話。
これを読んで、じらあは良い人間か、悪い人間かをディベート。さらにじらあの両親は適切な子育てをしたのか、しなかったのかをディベート。そのうえで、6人ずつの4グループに分かれて、「幸せな結婚の3年後、じらあのウソがばれた」という状況で劇作りをしました。
多様な場合が演じられ、話すこと、演じること、観ることを楽しみました。
人数が多かったので、思いのほか時間がかかり、ふりかえりに十分時間をとることができませんでした。
その後、今後について話し合い。とりあえず偶数月の第一木曜日に実施してみる、次回のファシリテーターは上田真弓さん、ということになりました。
集まったメンバーが思い描く「ドラマ教育」もそれぞれ。活躍する分野もそれぞれ。どういう方向へ向いて行くのまだ分かりません。けれど、これを通して「ドラマ教育」というものがあるのだということが、学校へ広がっていくと良いなあと思っています。