ドラマワークを使った新入生オリエンテーションの実践報告を掲載しました。ホームページ「学びの即興劇」http://www.drama-ee.net/の「論文」をクリックしてください。
新入生オリエンテーションを実施しているところは多いと思いますが、ドラマワークがもっと活用されれば良いと思っています。
実は、この元は雑誌「演劇と教育」に演劇教育の記録として応募したものです。ですが、「すでに各地で行なわれているものであり、筆者のオリジナリティーが見えない」(個々のドラマワークはそうでしょうが、新入生オリエンテーションでそれほど各地で行なわれているのでしょうか? だとしたら、その実践報告をぜひ読みたいです)「ワークの方法が常に全体が行なうという形が取られているようであるがグループで行なう工夫を」(それはあるでしょうね)といった評は載せられたものの、本文は掲載されることはありませんでした。つまり、試行錯誤より、すばらしい実践の記録が求められていたのですね。あるいは、1回きりの実践記録ではなく、もっと長期にわたる実践を求めていたのかもしれません。いずれにせよ、雑誌の主旨とは合わなかったようで、それっきりだったわけです。
でも、私が読みたいのは、今、現場でドラマワークと格闘してる記録です。「おお!すごい!」というよりも「私もやってみようかな」と思えるもの。そんな人たちに、私の実践が読んでもらえたら嬉しいと思いました。沖縄国際大学の総合学術学会という小さな学内学会ではありますが、こういうところに投稿する良さはレフリーがいること。伝わりにくいところが何だったのか指摘してもらえるので、学ぶことがあります。「総合学術」という間口の広さ、原著論文だけでなく実践記録を載せてくれることなど、ありがたい雑誌です。