ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

ドラマ教育って何?―京教大での授業

2010-01-19 08:02:11 | ワークショップの報告

昨日、京都教育大学で「ドラマ教育って何?」をテーマに1コマ授業をしてきました。

他の大学で臨時に授業をさせてもらうのは、新鮮な気分です。短時間でエッセンスを伝えるため、改めてドラマについて考え抜く良い機会でもありました。

パワーポイントを使って30分ほど話した後に、ウォームアップ「バン!」を全員で。次に「ヤンバルの森」をテーマにアクティビティをやってみることに。ボランティアを募集しましたが、だれも出てこなかったので全員に協力してもらうことにして、4つにグループ分け。第1グループはゲーム「木こり」のデモンストレーション。第2グループはワンタッチオブジェで「ヤンバルの森」を表現。これは個性豊かな木々のはえる見た目にも美しいステキな森になりました。第3グループと第4グループはヤンバルの夜の森になって「音の小道」をつくってくれ、第1グループがそれを通り抜けました。

内山先生にヤンバルテナガコガネになってもらい、ホットシーティングを説明。時間の関係で「動物会議」やその即興劇化については、話だけになってしまいました。90分あれば、劇化までは難しくても、動物会議はできたかもしれません。

固定机の75分、約40人の授業。でも、それなりにドラマ教育について伝えられたのではないかと思います。

いつも思うのですが、いきなりやってきた講師がいろいろなことをさせるのですから、本当にあつかましい。でも学生さんたちは良く付き合ってくれます。教師を目指す人たちだからでしょうか。15回授業が続くと思うと、こんなに大胆に1時間目にあれこれやってもらうことはできない。この差はなんだろう。

帰り際に何人かが「ありがとうございました」と声をかけてくれたのが印象的でした。

招いてくださった内山先生、ありがとう。

コメント (2)
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