ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

免許状更新講習―共同学習とドラマの手法

2015-08-06 22:05:22 | ワークショップの報告
今日は立命館大学での免許状更新講習。

ここ数年は、免許状更新講習で「ハックルベリー・フィンの冒険」を取り上げています。
年々、進化するのを感じます。

学生と授業で実施したとき(2015.5.31参照)は15名でしたが、今日は23名。
少し多いですが、もともとは30名の予定でしたから、贅沢は言えません。

いつもと違ったのは、
①名前を呼び合うアクティビティをしませんでした。
「せっかく名札をつくったのに」と手伝ってくれた学生の声。自分で名前を名乗るだけでなく、名前を呼ばれたかったとのこと。そうなんだ。名前コールぐらいはしたほうが良かったかもしません。

②「心の声」のウォームアップを短時間にしました。前回学生との授業では、3人ずつぐらいのグループをつくって、例を見せて、状況と配役を考えてもらって、グループ毎に演じてもらっていましたが、今回はジグソー活動のグループ(5人)で、「お母さんが『ご飯できましたよ』という時の家族」と限定しました。すごく時間短縮になりました。ジグソーのグループでやったのも、次とのつながりから、良かったと思いました。

③ハックの台本を上演したのちのワークシートへの記入を省略しました。書くより、話し合う時間を優先しました。

こういった時間短縮のおかげで、あとの話し合いに時間をかけることができました。
実施するたびに、何かが洗練されていく感じ。それでも若干最後は走り気味。
参加者も異なるので、このワークショップは何度繰り返しても飽きることがありません。

一緒にプログラムを開発した吉田真理子先生に、本当に感謝です。

そして、今日、本当に贅沢だったのは、きゅーぴーこと藤原由香里先生(『ドラマと学びの場』共著者)がゲストで来てくださったこと。がねてぃこと上林梓先生(『実践ドラマ教育』共著者)が なんと! 受講生だったこと。
めちゃくちゃ、助けられました。

1日ではもったいない。2日間の講座にしたら。3日でも良いのでは。という受講生の声はとても励まされます。
本当に、そんなワークショップが開ける日が来れば嬉しいです。

受講生の皆さん、ありがとうございました。
コメント
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