バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

社会保険料と最後の給料

2019年07月22日 16時03分36秒 | バス運転士
私が3月下旬に退職の意向を伝えて… 営業所の上司から「4月19日まで乗務してもらって、それから5月31日まで有給休暇の消化」と言われて… その後、本社から「31日付だと社会保険がどーのこーの… (中略)… 退職は30日付にしてくれ」と言われて… 私は「何だかよく分からないけど… 有給休暇が1日無駄になったがや」と思いながら渋々承諾した。

先月、区役所へ行った時に“社会保険料は日割り計算なし”“退職日の翌日付で資格を失う”と知り… つまり、会社側としては「会社を辞める人間の“僅か1日(5月31日)の在籍”のために1ヶ月分の保険料を払いたくなかった」ということだと知り… 一瞬「んにゃろ~!」と思ったけれど、すぐに「そりゃそうだ」と納得した。そしてバカ高い国民保険料を払ったのだった…

また、給料の支払いについても「弊社は15日締め切りの25日支払いなので、5月16日から5月30日までの有給休暇消化分が6月分の給料として支払われます」と聞いていたのだが… 先月下旬にマイカーの駐車料金の振り込みをした時に通帳を見たら、25日に給料の振り込みがなかったので「あれ? 話が違うなぁ~」と思った。が、すぐに忘れてしまうのが私の良い… 否、悪いところである。

今月に入ってから、前の会社(某バス会社)の源泉徴収票・健康診断結果・4月から6月までの給与明細が届いた。そこで私は“今の会社へ提出することになっていた源泉徴収票”を封筒に入れて発送したのだが… それまでと変わらず、給与明細を開封することはなかった。が、一昨日になって「ふっ…」と6月分の給料の件を思い出したので、明細書を開封したところ… “6月分=0円”となっていたので、今日、営業所へ電話を掛けて確認した。

すると、担当者が「それはおかしいですね。本社に問い合わせて…」と言い掛けたのだが、すぐに「すいません、それでいいんです」と言い直したので驚いた。正社員の給料が15日締め切りの25日支払いであることに間違いはないのだが… 「毎月16日から末日までの分を“月末まで働くだろう”と見込んで払っているんです。だから、末日以前に辞めた場合は、その分だけ最後の給料から差し引かれます。逆に、昔… 松井さんが正社員に上がった時には、1.5ヶ月分の給料が支払われたはずです」と言われて納… と… く…。。。一旦「もらえる」と言われたモノがもらえないとなると、例えそれが規則通りであっても… ね。ハハハ…


後ろか前か

2019年04月16日 20時55分34秒 | バス運転士
最初に言っておくけれど、“後ろから前から”ではない。さて、運行支援システムが搭載されてからは、各バス停の発車時刻などが印刷されている“運転カード”がなくても問題なく走れるようになったのだが… 必要だと思うこともある。例えば、“複数の系統が合流するバス停”がある場合、他系統バスの発車時刻も書かれているからである。

定刻で運行している時に、合流停の直前にある大きな(赤信号の長い)交差点の信号が青だった場合… 1分以上も早く合流停に着いてしまうことがある。そこへ、自分よりも2~3分前に発車しているはずの他系統バスが少し遅れて来たりすると… 乗降客扱い後にバスを前進させて、そのバスも乗降客扱いできるようにするのだが… 何となく嫌なものである。

また、“合流停から先は全系統が同じ終点へ向かう場合”で乗降客が多い時間帯には… 「私の2~3分前に他系統バスがあるから、私はそんなに多く乗せなくてもいいかもしれない」と思いながら鼻歌気分で合流停に到着したら、多くの乗客が待っていて… 「あぁ~ 他系統バスが遅れているのかぁ~!」と思いながら乗降客扱いをしていると、背後に“2~3分前の他系統バス”が… なんてこともある。

私は“待たせるよりは、待たされる方がいい”ので、そのような場合は“できれば後ろになりたい”と思う。だからと言って、合流停の直前になって“発車時刻を過ぎているのに時間調整停車をする”のも不自然なので… 始発地からゆっくり走って自然に少しだけ遅れるように心掛けている。が、たまに… 途中で“聞いてない工事による渋滞”や“予定外の団体乗車”に遭遇して、「最悪だぁ~」ということもあるけどね。ハハハ…



上司たち5人vs私1人

2019年03月13日 21時57分05秒 | バス運転士
今日は、午前9時から午後1時まで昼寝休憩になっている勤務だったので、9時半頃からマイカーの中でスマホをゴニョゴニョ… 「そろそろ眠くなってきたなぁ~」と目を閉じてzzz… と落ちかけた時、スマホの呼び出し音が鳴ったので開いて見たら、営業所からの着信だったので、「何じゃ? 勤務変更かな?」と思いながら出てみたら、新しい準ちゃんから「重要な話があるんだけど…」と言われたので驚いた。

私が「今はマイカーで寝るところだったので、着替えて事務所へ行きます」と言ったら、準ちゃんが「いや、いいよ。起きてからで…」と言ったので、私は「それならば、12時過ぎに行きます」と答えて電話を切った。その後、「重要な話って何だ? 今日は13日… 16日付で異動があるって話だったよなぁ… おぉ~ 正に3日前ではないか! 前の半弊社だったら辞めようかなぁ… 前の前の完全弊社だったら少しやってみて考えようかなぁ…」などと考えながらzzz… 1時間くらい寝た。

12時に起きて着替えて事務所へ… てっきり、特上司の席の背後にある応接コーナーで話をするのかと思ったら、「二階の会議室へ行こう」と言われて驚き… さらに、二階への階段を上って行く人間が、私を含めて6人もいたので驚いた。会議室の片隅にあるテーブルへ… 特上司、新準ちゃん、某上司、弊社本丸のA氏とB氏… それと私。相手が女性で、フィーリングカップル5対1だったら嬉しかったんだけど… さすがにボケな私も「これは転勤の話ではなさそうだ」と思った。

何事かと思ったら… 要するに「業務に関する話をブログに書くな」という話であった。「最近、コンビニや飲食店における不適切動画に対する批判が多発している」とか、「松井くんのブログは、一応、伏せ字になっているけど、分かる人もいるよね」とか、「それを読んで不快に思う人がいるかもしれない」とか、「そうなると、委託業務に支障が出るかもしれない」とか、「今のところ、実際に苦情などは入っていないけれど、今後、入るかもしれない」とか… だから「ブログに業務に関する話を書くのをやめて、自分の趣味などを書くようにしろ」と言われた。

当然、私は「一般の人々にバス運転士という仕事を理解してもらうため」とか、「バス運転士になろうと思っている人の参考になれば」とか、「バス運転士になったばかりで、まだまだ不安な人を安心させるため」とか… だから、「これまで、多少は役に立っているという自負がある」と言った。さらに、「見た人のほとんどが不快に思うような不適切動画と一緒にされても納得がいかない」と、珍しく熱くなってしまったのだが… 一呼吸おいてみて… そのA氏は“ただの伝書鳩”に過ぎないと気が付き、「ここで私が何を言っても仕方がないんでしょ? 上の人間から“やめさせろ”と言われて来ただけなんでしょ? 私の言い分を持ち帰って検討するわけじゃないんでしょ?」と確認した。

そこでA氏が「話は聞くから…」と言ったので、私は「聞くだけじゃ意味がない。検討しないんでしょ? “やめさせろ”って決定事項なんでしょ?」と再確認した。「もう何を言っても無駄だ」と思った私は… その時点で「会社を辞めるか否か」という問題になっていた。その後、“4日勤務2日休日”や“飛び級推薦制度”などについてワーワー言って… 最後に私が「とりあえず、今月一杯は(仕事を)続けます」と言ったら、A氏が「いや、すぐにやめてもらわないと困る」と言ったので、「ブログの話ですよ」と笑ったのだった… だから、もしも明日以後に私が“バスっぽい話”を書いていたら、それは“フィクション”だと思って下さい。ハハハ…

そうそう、話の途中で「今日のネタは、この話だな」と言ったら、A氏が「これも業務中の事なので書いてはいけない」と言ったので、私は「読者の方々に説明する責任がある」と答え… 今、こうして書いている次第である。他にも… 私が“ブログをやめるか、会社を辞めるか”と考えていたら、A氏から「そんなに迷うこと?」みたいに言われたので、私は「ブログのために仕事をしてきたようなものですから!」と答えた。ということで… 「業務中の出来事をブログに書いてもいい」という会社があったら転職するつもりです。って、入社前にそんなこと質問しませんけどね。ハハハ…

今日は駆け足で書いたから… 誤字・脱字・不可解な文章が多々あるかもしれませんが、ご了承ください。では、おやすみなさい…


私は、そう理解した

2019年03月12日 21時40分37秒 | バス運転士
市内中心部にある屋外バスターミナルの閉鎖に伴い、我々が走っている市内中心部行きの終点が“インスタ映えするバスターミナル”の裏路地に新設される。そこは一方通行の二車線道路が通っていて、歩道沿いには5つの降車停があり、バスは縦列駐車するような感じになる。例えば、空いている3番降車停へ入る場合は、3番降車停と4番降車停の間へ、走行車線から斜めに進入するのだが…

ある上司から「その時に進入角度が大きいと、降車停と走行車線の境界に立ててあるポールに接触する可能性があるので気を付けて下さい。まぁ、ポールと言っても、フニャフニャの“倒れても元に戻るポール”ですが…」と言われたので、私は「もしも、走行車線に駐車車両があって、進入角度が大きくなった場合は、ポールを踏み倒してもいいんだな」と… そう理解した。ハハハ…(おいおい…)

今の弊社トップが就任した時に「従業員満足なくして、お客様満足は有り得ない」と言って、“運転士が一日でも多く休日を取れるように、貸切の仕事を控えていた”らしいのだが… そのせいで会社の利益が減ってしまったそうで、再び貸切の仕事も増やすらしい。それによって、完全弊社が請け負った貸切の仕事(イベント関連のシャトルバスなど)の応援に、我々半弊社の運転士が行かされることもあるとか…

その話を聞いた私は「“もっと休みたい”という従業員の希望を無視して仕事を増やすということは… お客様満足の前提条件である従業員満足が崩れるということだから… お客様満足を考えられなくても仕方がないということだよなぁ~ 今後は、薄っぺらな綺麗事を言ってないで、“客のことなんて二の次じゃ~ 銭や、銭や、もっと銭を持って来いや~!”と大声で叫ぶような会社を目指すんだな」と… そう理解した。ハハハ…(こらこら!)


駆け込み乗車のタイミング

2019年03月11日 19時02分54秒 | バス運転士
本日の一本目、朝7時台のJR某駅行き… 途中の地下鉄某駅に到着した時は定刻だったので、「この先は一区間2分ずつ時間が取ってあるから、時間調整停車しながら行くことになるなぁ~」と思っていたのだが… 200mほど走った辺りから二車線とも渋滞… バス停を三つ進んだ時には9分遅れとなっていた。

しかし、そこから渋滞が解消… そして、その次のバス停を通過… 「よし、この先も一区間2分が続くから、5分遅れくらいまでは回復させられるぞ」と思いながら、その先の交差点で信号待ち… すると、右からやって来た他系統バスが交差点を右折… 私より先に次のバス停へ行くことに… 「あ、嫌な予感…」

信号が青に変わり、次のバス停へ… 私は他系統バスの後ろで待機… 案の定、 そのバスは“定刻&私のバスと同じく一区間2分”だったようで、乗降客扱いを終えてからも20~30秒の時間調整停車をしていた。私は、そのバスが発車してから乗降客扱いすることになり… 回復どころか9~10分遅れのまま走ることになってしまった。

そんな感じでランデブー走行(?)していた時のこと… あるバス停を他系統バスが発進した直後、後方から一人の男性が走って来たので、私が「どっちの乗客だろう?」と思いながら見ていたら、他系統バスはバザードランプを点滅させながら惰性走行… 私のバスがバス停に着けられるくらい前進したところで止まり、男性を乗せていたので、「よく見てたなぁ~ 優しいなぁ~」と感心した私であった。

本日の二本目、朝9時台のA駅経由B駅行き… 大きな交差点の手前にあるバス停で乗降客扱いを終えて発進… 先発バスの後ろで止まって信号待ち… しばらくして先発バスが発進… 私も右足をブレーキペダルからアクセルペダルへ… と、その時! 「トントン!」と前扉をノックする音が聞こえたので、反射的に左を見たら… そこには一人のおばさんが立っていた。

オートマチック式のバスはすでに動き出していたのだが、私の右手は扉開閉レバーへ… しかし、ボケ脳の中では「すでに3~4分遅れている」「駆け込み乗車は時間がかかる」「ここの赤信号は長い」「背後には左折車が並んで待っている」「A駅まではバスの本数が多い」などの反対意見が瞬間グルグル… そんな私の目には“おばさんが諦めたように見えた”ので、「もう少し早く来てくれたらなぁ~」と思いながらアクセルペダルを踏んだのだった… 決して“お姉さんだったら乗せた”という話ではありません。タイミングの問題です。はい… 多分…