洗浄フロアと清掃フロア

昨日は、手術数が一昨日の二倍ということもあり、とても忙しかった。いきなり大量のゴミ処理から始まり、洗浄フロアであれやってこれやって…　清掃フロアであれやってこれやって…　その間に正社員から「一時間長くなっても大丈夫そうですか？」と聞かれたので、「体内時計が４時間勤務になってますが、あれこれやっているうちに時間が経っているので大丈夫です」と答えた。勤務後半には久しぶりに手術室の清掃に加わり、「やっぱり清掃は肉体的疲労が大きいなぁ～」と汗を掻いているうちに終業時刻になっていた。


しかし、最後のゴミ処理が終わっていなかったので「こりゃ残業だな」と思っていたら、清掃フロアのリーダーから「松井さん、ありがとうございました。もう時間なので上がって下さい。松井さんが帰らないと、この前のように◎◎さん（洗浄フロアのリーダー？　責任感が強い？）が帰らずに清掃フロアへ来ちゃうから…」と言われたので、私は「洗浄フロアのリーダーと清掃フロアのリーダー…　二人の気持ちを尊重しながら上手く立ち回る方法はないものか…」と考えながら事務所（出退勤チェック）のある洗浄フロアへ向かった。


そこでは◎◎さんが作業中…　しかも予想以上に仕事が残っているようだったので、私は「手伝います」と言って作業再開…　しばらくすると「松井さん、もういいですよ。ありがとうございました。上がって下さい」と言われた。そこで私が「ありがとうございます。実は、まだ清掃フロアのゴミ処理などが終わってなくて…　戻ってもいいですかね」と言うと、「そうなんですね。だったら行って下さい」と言われたので気分スッキリ…　清掃フロアのゴミ処理を終え、洗浄フロアの後片付けも終えてから退勤することができた。


最後の片付けをやっていた時…　床の濡れた部分を拭くために“使用済みタオル”の中から一枚だけ抜き取ったところ、たまたま“何らかの液体を拭いたもの”だったようで、酸っぱいような甘いような匂いが漂ってきた。そこで私が「◎◎さん、ひょっとしてお寿司を食べましたか？」と聞いたら、「巻き寿司を食べました」と驚いたような表情を見せたので、私は「このタオルから“ガリ”の匂いがするんですよ。嗅いでみて下さい」と言いながらタオルを持っていき、◎◎さんは「あ、ホントだ」と…　“昼食後の教室を掃除している中学生”のような会話を楽しむオッサンであった。ハハハ…