バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

さっぱり分からない…

2013年07月10日 23時37分02秒 | バス運転士

先日の朝、某総合駅を先発のバスが出て、その2~3分後に私のバスは発車した。7つ目のバス停までは同じ道を行くのだが、先発バスの乗客がとても多かったのか、信号のつながりが悪かったのか… 2つ目のバス停で早々に追い付いてしまった。

その後、共に3つ目のバス停で乗降客扱いをしてから、4つ目のバス停へ向かった。先発バスが左ウインカーを出して減速… 私も、バス停にいる数名の乗客を確認して「私のバスに乗る人はいるのかな?」と思いながら減速… 先発バスのすぐ後ろに止まって、まずは降車客扱いをした。

3つ目のバス停と同じく、先発バスが出て行った後にまだ人が立っていたら、もう一度“正規の位置”に止まって乗車客扱いをしようと思っていたのだが… なかなか先発バスが動かなかったのである。10秒… 20秒… 私は「乗客から何か質問されているのかな?」と思った。

しかし、40秒… 50秒… 1分が過ぎ… 私は「ん~? 乗客に車椅子やベビーカーは見あたらなかったし… 先発バスもハザードランプを点滅させていないし… 運行を中止するほどのことならば、降りて来るはずだし… どうしたのかな?」と少しずつ不安になってきた。

いつの間にか先発バスのブレーキランプが消えていたけれど、左ウインカーは出たままだったし、スロープを出すような音も聞こえてこなかったし… 私は「やはり運賃精算関係… カードの購入で一万円札を出され、たまたま手持ちに釣銭がなく、他の乗客に両替をお願いしているのかな?」などと想像していた。

そのまま3分くらい経っただろうか… 私が「特別な理由がない限り、先発バスを追い抜いてはいけないし… とりあえず様子を見に行こうか… しかし、私が顔を出すことが良いかどうか…」と悩んでいたら、ようやく先発バスが発車して行った…

結局、理由はさっぱり分からないまま… まさか… そのバス停で乗った女性客から「私とお付き合いして下さい!」なんて手紙を渡されて、3分くらい迷っていたとか!? そして、男性客から「さっさと返事して発車しろ!」と言われてカップル誕生~!! あぁ~、私が先発バスの運転士だったらなぁ…(オマエには、不幸の手紙が渡されただろうな! ハハハ…)


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