バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

落語みたいなことを…

2012年03月24日 22時58分31秒 | バス運転士

あるバス停から母娘が乗って、娘さん(推定3~4歳)が背後席に座り、お母さんは助手席の一つ後ろに座った。そして、お母さんが「ねぇ、ここからなら前がよく見えるよ」と言ったところ… 娘さんは「ここの方が、運転士さんがよく見えるもん」と答えていた。

私が「う~む… その台詞… あと20年くらいアレだったら… もっとカッコいいところ(あるのか?)を見せてあげたんだけどなぁ~」などとアホなことを考えていたら、お母さんが「土日切符ください」と言った。

私は「ありがとうございます」と言いながら土日切符を手渡し、同時に百円玉6枚を受け取って数え始めたのだが… 「いち、にぃ、さ… ん?」と止まってしまった。色は似ているけれど、重さも大きさも価値も違うものが…

そう、一円玉が混ざっていたのである。私はお母さんに「すいません、これ…」と言いながら一円玉を返して「しーごーろく!」と、百円玉たちをザザザッと小銭入れに流し込んだ…

その時! お母さんが「お金、足りました?」と言ったのである。私は「えっ!? もしかして… 私が勝手に“混ざっていた=601円”だと思い込んでいたけれど、まさか501円だったのか!?」と思っても後の祭り…

会社から渡されている“少ない釣り銭”でやっている人もいるだろう… 自分で用意した釣り銭用の小銭を、小分けにして持っている人もいるだろう… そのようにキッチリとやっていれば、一緒にした後でも数えれば分かるのだが…

その点、大雑把な私は「えぇ、大丈夫でしたよ!」と元気よく答えるしかなかったのである。果たして、私が受け取った百円玉は… 「いち、にぃ、さ… ん?」「しー、ごー、ろく」と… やっぱり5枚かなぁ~??? ハハハ…


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