バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

二度目の新車… 慣れない操作に挑戦!

2018年03月14日 18時11分54秒 | バス運転士
今日は二度目の新車だったので… 私は「折角だから、一般車のようなアイドリングストップ&スタート方式(ブレーキペダルによる操作)に挑戦してみよう」と思った(そんな大袈裟なことかよ!)。なぜならば、ボケ防止には「自分の能力よりも少し難しいことをやると良い」と聞いた記憶があるからである。ということで… アイドリングストップをONにして(アイドリングストップの表示ランプを消して)走り始めたところ… 実際にアイドリングストップした時にも表示ランプが点灯することに気が付いた。ただし、OFFの時はオレンジ色で、ストップした時は薄い黄緑色であった。

さて、私は… 数年前に整備の方から「短時間のアイドリングストップは… ご遠慮ください」と言われて以後、短い赤信号やバス停での乗降客扱い(多人数の場合を除く)の時は、アイドリングストップをしないようにしている。だから、今日もバス停で止まった時には… ブレーキペダルを強めに踏み込むとアイドリングストップしてしまうので、軽く踏むようにしていたのだが… 乗車客扱い中に“万が一にもバスが動いてはいけない!”と思うと、ついつい足に力が入って「プスン!」とストップ… 私は「まぁ、短時間でもアイドリングストップすればいいか!」と思った。ちなみに、ブレーキペダルから足を上げるだけでエンジンがスタートする。

路線の前半は乗車客扱い(前扉の開閉)だけだったのだが、途中から降車客扱い(中扉の開閉)もすることになった。その場合、ギアをニュートラルにして乗降客扱いをしたのはいいけれど… 扉を閉めた後、それまでのようにブレーキペダルから足を上げてもエンジンはスタートせず… 「マジか!」と思った私は“平静を装いながらアタフタしていた”のだが、すぐに「ブレーキペダルは踏んだままでいいんだ。ギアをドライブに入れるだけでエンジンがスタートするんだ!」と気が付き… これは楽チンだと思った。

また、長い信号待ちの時には、ブレーキペダルを強めに踏み込んでアイドリングストップ… 駐車ブレーキを掛けて、ブレーキペダルから右足を上げたら、当然のようにエンジンスタート… 私は「あれまぁ~ アイドリングストップを実施するには、ずっとブレーキペダルを踏んでなきゃ駄目じゃん! 駐車ブレーキを使って楽できないのかぁ~」とガッカリ… その状態を放置していたら、30秒ほど経った頃に「ピーピーピー…」という警告音が鳴り響いたので、ギアをニュートラルにして音を止めた。(その後、ブレーキペダルを強めに踏み込んでもアイドリングストップしないことがあったり… ストップ後、ブレーキペダルから足を上げてもエンジンスタートしないことがあったり… まだまだ研究の余地がありそうである)

その他にも… “クラクションが変わっていることをすっかり忘れていた”私は、交差点を直進する時に“右折レーンのマイカーがハンドルを左に切って動いていた”ので、「プッ!」とクラクションを鳴らしたつもりだったのに、「ビッ!」という音が聞こえたので「軽自動車かよ!」とガッカリした。また、今日の運行中には、“DPD(排気ガスを浄化する装置)”がフィルターに溜まった“すす”を燃やす作業に入ったのだが… とても静かで驚いた。これまでの「カァーーー ペッ!」という“オッサンが痰を吐くような音”は聞こえず… ちょっとだけ寂しい気がした。(そんな音、聞きたいのかぁ~??? やっぱりオマエは…)