極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

柳葉魚とソフト知財の育成

2010年02月01日 | 知財安全保障



きょうも漕ぎ 届けし距離は 降りしきる 睦月は雨の 摺針峠




道はなほ学ぶることの 難(かた)からむ 斧を針とせし人もこそあれ
 
                                      弘法大師


太陽光発電所ネットワーク

昨年11月から2倍の値段で電力会社に買ってもら
えるようになったソーラパネル発電。自家消費だ
けでなく売電収入も魅力となり、さらに普及が見
込まれる。だが(1)メンテナンスフリー(整備
や保守が不要)のイメージを売りものにする業者
もいるがいるがこれは明らかに間違い
。(2)き
ちんとチェックをチェックする(3)買電をあて
にし過ぎないことの3つが大切だ。因みに、
NPO
「太陽光発電所ネットワーク」では 全体の約3割
近くが、設置後10年以内に修理や部品交換がされ
ているという。装置は屋上に置かれるのでチェッ
クしづらいく、発電量が落ちても不具合なのか「
天気がわるい」のかわかりにくい。「発電量が激
減でもすれば不具合に気づくのだろうが、気づか
ぬケースも多いだろう」と。



当初見込みの発電量から1割以上下回る状態が長
期間続くなら異状のある可能性があるという。木
の葉一枚でも、パネル表面を覆われた場合、被覆
面積以上の影響を受ける可能性もある。これは、
パネルは直列につながっているためだ。パネルを
覆った状態が長期間続くと故障を招きかねない。
影響を抑える機能も開発されていると言う。普及
が進むに従って「日照権」の問題も目立ってきて
いるが法的救済は後手に廻っている(「朝日新聞」
2010/02/01)。

イメージ ID=000013
イメージ ID=000014
【符号の説明】1a 基板、1b 第1孔、1c 第2孔、
1d 第1電極層、1e 第2電極層、1f 薄膜半導体
層、1g 第3電極層、1h 第4電極層、1i、1j
切断部、10 太陽電池モジュール、11 鋼板、12、
14 絶縁性接着樹脂、13 太陽電池素子、15 透光
性耐候樹脂、21、22 影。

イメージ ID=000015
0.7Iop≦Ir≦0.9Iop(Vr=10Vop印加時)、
0.4Iop≦Ir≦0.8Iop(Vr=5Vop印加時)...(1)

4.5Vop≦Vr≦15Vop(Ir=0.8Iop印加時)、
3.5Vop≦Vr≦5Vop(Ir=0.4Iop印加時) .. (2)

特許:P2006-49552A
「太陽電池モジュールおよび太陽電池素子」



  

映画『ブレードランナー』は中華街の屋台を思わ
せる「
翠翔」のカウンターでベゴニア(『ポイン
セチア、年賀状遅れる
』)はひとりで待っている。
暫くすると、狭い階段を昇りドア音と店員の声と
ともに、アルティメディアが入っていた。鳥とタ
レの焼けた臭いが鼻を突く。「待たせた」とつぶ
やくように着席すると店員に二言、三言話しかけ、
ラークのブラックボックスに火を着け、「上海は、
どうだった?」と切り出した。「不動産バブルね」
と小さくささやくように答えた。

 
「 日本経済に二番底は来ない!!」鈴木淑夫インタビューNo29

ふたりはビールで喉を潤わせ、名古屋コーチンの
刺身の盛り合わせに箸を付けた。彼女は「バブル
が弾けないだろうと思いますが?」と静かに続け
た。大きくを息をつき「鈴木淑夫野口悠紀夫
クールだと思っているんだろう」と笑いながらア
ルティメディアが反問すると「そうなんです、内
需転換ですが...」と不安げに彼の顔を覗き込む。



「コンクリートから人へというスローガンあるが、
天平時代から続いてきた住居建築を最先進国に相
応しいものに替える(『皐月鱒と新道路整備構想
)。例えば、設計単位を10/9倍すると面積22%、
体積にすると36%大きくなる。増えた分を、国内
木材消費促進法で賄うように立法し(『木斛とキ
リマンジャロ
』)、後は各自治体で詳細レシピを
詰めれば良い。環境推進×資産倍増×安定成長の
一石三鳥だね」というと、すかさず「従わない自
治体がでてきたら戦車を差し向ける?」と笑いな
が問いかけると「そりゃ、ファンタメンタリスモ
スだな」と一笑に伏した。




「嘗て日米経済構造で、自動車家電輸出と電子構
文(
Windows vs. Btron )をトレードオフさせまし
たよね。アバターやサロゲートを見ているとソフ
ト産業の格差は歴然で、対米従属、外需一辺倒の
流れをなまなか変えれずにきてしまったという知
財戦略の失敗といって良いほどですが...」とベ
ゴニアは続けた。「第二の敗戦?まぁ、第三次産
業が7割に達した社会への政策不足といえば話し
が終わってしまうが、ソフト知財蓄積や付加価値
の創生の有り様は益々重要となる」とアルティメ
ディアが喋りかけた時、コキノダイモナとティン
カーベルが店に上がり込み割り入り喧噪状態とな
る...








【柳葉魚が鮓に?】



シシャモ(柳葉魚、Spirinchus lanceolatus)は、キュ
ウリウオ目キュウリウオ科に属する魚。食用とさ
れる。世界中でも北海道南部の太平洋沿岸の一部
でしか獲れない。漁獲高の減少のため、輸入品の
カラフトシシャモ(カペリン)が「シシャモ」と
して食卓に上ることも多い。シシャモというのは
アイヌ語の「シュシュハム」から転じたもので、
柳の葉の意味。大昔、天上から柳の葉が地上に落
ちたとき、朽ち葉になるのを可哀想に思った神様
が魚に変えたという伝説がある。

 シシャモのまり寿司

回遊魚であり、10月に産卵のため川を溯上する。
この時期の卵を持った雌は子持ちシシャモといい、
酒肴として珍重されているが、食通や事情通の間
では雄の方が身の味はよいとされる。また雄雌共
に大きいほど味がよいともいわれる。一夜干しの
ほか糠漬けにもされる。また、10~11月の漁期に
は地元で刺身や寿司ネタともなる。北海道勇払郡
むかわ町の町魚である。生で食べられ繊細で上品
な甘さのその味は、平目に勝るとも劣らぬ美味と
いう。

   
 

柳葉魚の印象は安くて旨いということで酒の肴に
嘗てよく食べたが、最近は滅多に口にすることは
ない。その理由は副食とするには物足りない。佃
煮などに使うに大きすぎる。かといってイワシの
ようにアンチョビのようにするには扱いが悪いの
だろうか。素焼きにしてドロ酢には大味すぎるの
だろうか。こう考えてみるとどうも理由が見あた
らない。まだまだ改良余地が有りそうだが如何に。

コメント
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