『ターミネーター3』
TERMINATOR 3 RISE OF THE MACHINES(2003年アメリカ)
監督:ジョナサン・モストウ
脚本:ジョン・ブランカトー
マイケル・フェリス
出演:ニック・スタール
クレア・デーンズ
アーノルド・シュワルツェネッガー
クリスタナ・ローケン
■ストーリー■
スカイネットが送り込んだターミネーターの襲撃をかわし未来を変えてから10年。ジョン・コナーはボンヤリと(多分)その日暮らしをしていた。そんなある日、スカイネットは究極のターミネーター“T-X”が未来から送り込まれてくる。T-Xは、ある人物たちを殺し始めた。同級生のケイト・ブリュースターといたジョン・コナーはT-Xに襲われる。とそこへT-800が現われるのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
ジェームズ・キャメロン監督の大ヒットSFアクション映画「ターミネーター」シリーズの3作目!
先日、TVの地上波の映画劇場で放映してたので、つい観ちゃいました。
“つい観ちゃいました”という表現がピッタリの第3作目です。
シリーズ4作目の『ターミネーター4』(2009年)まで入れてもシリーズ中、1番観やすい作品です!!ランニングタイム110分もちょうど良い長さかも??
劇場でも観てるんですけど、つい観ちゃいました。
Sci-Fi映画の大傑作『ターミネーター2』(1991年)も1年に1回くらいTVで放映するたびに観ちゃうンですけど、何回でも観ちゃう映画ってあるんですよね~。
今作もそうなるんでしょうか??
ところで、今作『ターミネーター3』なんですけど、シュワルツェネッガーがターミネーター役で登場なんですが、前作『ターミネーター2』でT-1000にあんなに苦戦してたのに、未来のジョン・コナーの奥さんは、またまた旧型を送り込んできたのか!って感じです。
だって、今回、スカイネットが送り込んできたのはT-1000より強力なT-Xだっていうのに!
一応、シュワルツェネッガー演じるターミネーターもT-800からT-850へと進化はしてるんですけど、やっぱり不安は拭えないです!
今回、スカイネットが送り込んできたターミネーター、T-Xの目的は未来の人類軍の幹部たちを殺すコト。
スカイネットが送り込んできたT-Xなんですけど、いくつもの武器を備え、機械も自由に操れるスーパーターミネーターです。
どう考えてもシュワルツェネッガー扮する旧型では分が悪いです。
アクションでは新型ターミネーターに苦戦シーンが続くんで、シュワルツェネッガーは、今回は笑いのシーンを担当って感じでしょうか!!
登場してから、おかしなサングラスをかけるシーンや、セリフのやりとりで中盤の墓地のシーンくらいまで笑わせてくれます!!
笑わせてくれるのはシュワルツェネッガーだけでなく、T-Xが広告を見て胸を大きくするシーンや、トレーラーのドライバーがT-Xが火炎放射器を使うのを見て逃げ出すシーンとか、シリーズ屈指の笑いのシーンの連続!!
アクション映画としても、前半のクレーン車を使ったカーチェイスシーンなんて迫力満点で十分すぎり迫力!!
単純に面白さだけでいえば、今作は80点くらいのデキなんだけど。
この作品はあの感動的な大傑作『ターミネーター2』の続編なんですよね。
「あの大感動作の続きがコレ??」
って感じです。
笑いのシーンが多すぎなのに、このラスト!!とてつもないラスト!
2作目であんなに感動させてくれたのに、全てをぶち壊す展開。
途中、アーノルド・シュワルツェネッガーから「ジャッジメントデイは、先に延びただけって!」って説明はあるものの。まさかの展開!!ハリウッドのポップコーンでも食べながら楽しく観てね!って感じが一瞬で裏切られるラスト!!
「未来は変えられるんじゃなかったのかッ!」どころでない展開!!
この容赦ない展開の衝撃は大きすぎ!!
衝撃度 ★★★★
続編度 ★★
アクション度 ★★★
あと、第3作目に出演しなかったリンダ・ハミルトン扮するサラ・コナーは死んじゃってるっていう設定はどうなんでしょう??前作までの出演者が出てくれないときの続編にはありがちな設定ではありますが。
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