『ホステージ』
HOSTAGE(2004年アメリカ)
監督 フローラン・エミリオ・シリ
脚本 ダグ・リチャードソン
原作 ロバート・クレイス
出演 ブルース・ウィリス、ケビン・ポラック
ベン・フォスター、ミシェル・ホーン
ルーマー・ウィリス
■ストーリー■
ロサンゼルス市警の交渉人ジェフ・タリーは交渉に失敗し犠牲者を出してしまう。失意の彼は1年後、カリフォルニア州ベンチュラ郡の田舎町ブリストカミーノの警察署長になっていた。
田舎町ブリストカミーノでは凶悪事件もない日々を過ごしていたが、ある日、小高い丘に建つウォルター・スミスの豪邸に3人組の若者が侵入して家族を人質にとり立てこもる事件が起こるのだった。しかし豪邸の住人ウォルターが、犯罪組織の経理データ作成の担当者であったことから事件は思わぬ方向に進むのだった。組織はジェフの妻ジェーンと娘アマンダを人質に取り、彼らがウォルターの家のDVDに隠されたデータを回収するまで、警察が踏み込まなせないようにしろ!とジェフに要求してくるのだった…。
■感想■
全米ベストセラー、ロバート・クレイスの人質事件を描くミステリー「ホステージ」(講談社文庫)の映画化です。
原作の「ホステージ」は2001年のAMAZON.COMでベストスリラーに選ばれたそうです。
監督の『スズメバチ』(2002年)のフローラン・エミリオ・シリ。
『スズメバチ』のときより、断然良くなってます。『スズメバチ』は、ジョン・カーペンター監督の傑作スリラー『要塞警察』(1977年)のパクリ??リメイク??っていう感じの作品でしたけど、今作はちゃんと原作があるおかげか、良質なサスペンス映画になっています!!
『スズメバチ』同様、今作でも閉じられた空間が舞台でのスリラーになってます。篭城型のストーリーが好きなんでしょうか??だったら、ゾンビ映画でも監督すれば良いのに…。
製作は『スピード』(1994年)、『レリック』(1997年)マーク・ゴードン。
ブルース・ウィリスも製作に関わっています。原作が気に入って映画化権を買ったようです。
わざわざ映画化権を買って、自分が主演したわりには、今一な気が…。
多分、苦悩する主人公って役に惹かれたんでしょうかね??ダイ・ハードマンばかりやってんのも飽きたんでしょうかね??
脚本は『ダイ・ハード2』(1990年)、『マネー・トレイン』(1995年)のダグ・リチャードソン。
今作の印象は、“良く出来た超々豪華な、暴力シーン満載のTVムービー”って感じです。
ラストの展開は、原作よりも、いかにもエンターテイメント映画的で“映画的”には、良かったですけどネ。
最近のハリウッドメジャーの作品らしく、ごく普通のサスペンス映画の内容でも、ランニングタイム113分も使っています。エンドクレジットの分を考えても本編は、実質107分くらいありますかね?
凝ったオープニングタイトルもあるんで、本編はもっと短いですかね?そう考えると、そんなに長くは無いですけど、113分と聞いちゃうと、どうしても長い印象を受けちゃいますね!
107分と短めの作品で、いかにもテレビ向きな内容なんで、テレビでの映画劇場向きっていうコトでしょうね。
期待しなければ、スゴク面白いです!!
でも、長篇ベストセラーの映画化で、ブルース・ウィリス主演の作品にしては、こじんまり感が拭えないって印象です。
ブルース・ウィリスの実の娘ルーマー・ウィリスが、娘アマンダ役で出演してます。
可も無く不可も無くって感じですけど、TVの映画劇場で放映したら、その度に観ちゃうような作品です。 65点
HOSTAGE(2004年アメリカ)
監督 フローラン・エミリオ・シリ
脚本 ダグ・リチャードソン
原作 ロバート・クレイス
出演 ブルース・ウィリス、ケビン・ポラック
ベン・フォスター、ミシェル・ホーン
ルーマー・ウィリス
■ストーリー■
ロサンゼルス市警の交渉人ジェフ・タリーは交渉に失敗し犠牲者を出してしまう。失意の彼は1年後、カリフォルニア州ベンチュラ郡の田舎町ブリストカミーノの警察署長になっていた。
田舎町ブリストカミーノでは凶悪事件もない日々を過ごしていたが、ある日、小高い丘に建つウォルター・スミスの豪邸に3人組の若者が侵入して家族を人質にとり立てこもる事件が起こるのだった。しかし豪邸の住人ウォルターが、犯罪組織の経理データ作成の担当者であったことから事件は思わぬ方向に進むのだった。組織はジェフの妻ジェーンと娘アマンダを人質に取り、彼らがウォルターの家のDVDに隠されたデータを回収するまで、警察が踏み込まなせないようにしろ!とジェフに要求してくるのだった…。
■感想■
全米ベストセラー、ロバート・クレイスの人質事件を描くミステリー「ホステージ」(講談社文庫)の映画化です。
原作の「ホステージ」は2001年のAMAZON.COMでベストスリラーに選ばれたそうです。
監督の『スズメバチ』(2002年)のフローラン・エミリオ・シリ。
『スズメバチ』のときより、断然良くなってます。『スズメバチ』は、ジョン・カーペンター監督の傑作スリラー『要塞警察』(1977年)のパクリ??リメイク??っていう感じの作品でしたけど、今作はちゃんと原作があるおかげか、良質なサスペンス映画になっています!!
『スズメバチ』同様、今作でも閉じられた空間が舞台でのスリラーになってます。篭城型のストーリーが好きなんでしょうか??だったら、ゾンビ映画でも監督すれば良いのに…。
製作は『スピード』(1994年)、『レリック』(1997年)マーク・ゴードン。
ブルース・ウィリスも製作に関わっています。原作が気に入って映画化権を買ったようです。
わざわざ映画化権を買って、自分が主演したわりには、今一な気が…。
多分、苦悩する主人公って役に惹かれたんでしょうかね??ダイ・ハードマンばかりやってんのも飽きたんでしょうかね??
脚本は『ダイ・ハード2』(1990年)、『マネー・トレイン』(1995年)のダグ・リチャードソン。
今作の印象は、“良く出来た超々豪華な、暴力シーン満載のTVムービー”って感じです。
ラストの展開は、原作よりも、いかにもエンターテイメント映画的で“映画的”には、良かったですけどネ。
最近のハリウッドメジャーの作品らしく、ごく普通のサスペンス映画の内容でも、ランニングタイム113分も使っています。エンドクレジットの分を考えても本編は、実質107分くらいありますかね?
凝ったオープニングタイトルもあるんで、本編はもっと短いですかね?そう考えると、そんなに長くは無いですけど、113分と聞いちゃうと、どうしても長い印象を受けちゃいますね!
107分と短めの作品で、いかにもテレビ向きな内容なんで、テレビでの映画劇場向きっていうコトでしょうね。
期待しなければ、スゴク面白いです!!
でも、長篇ベストセラーの映画化で、ブルース・ウィリス主演の作品にしては、こじんまり感が拭えないって印象です。
ブルース・ウィリスの実の娘ルーマー・ウィリスが、娘アマンダ役で出演してます。
可も無く不可も無くって感じですけど、TVの映画劇場で放映したら、その度に観ちゃうような作品です。 65点
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ホステージ [DVD] |
ロバート・クレイス | |
松竹 |
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ホステージ〈上〉 (講談社文庫) |
Robert Crais,村上 和久 | |
講談社 |
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ホステージ〈下〉 (講談社文庫) |
Robert Crais,村上 和久 | |
講談社 |