『バタフライ・エフェクト』
THE BUTTERFLY EFFECT(2004年アメリカ)
監督 エリック・ブレス
J・マッキー・グルーバー
脚本 エリック・ブレス
J・マッキー・グルーバー
出演 アシュトン・カッチャー、エイミー・スマート
ウィリアム・リー・スコット、エリック・ストルツ
ローガン・ラーマン、ナサニエル・デヴォー
イーサン・サプリー
■ストーリー■
エヴァンは小さい頃から度々記憶喪失になってしまう病気だった。父親も脳の病気であり、万が一を考え、医師の勧めにより毎日日記をつけるようになるのだった。いくつかの事件のあとエヴァンは住み慣れた土地を離れることとなり、幼なじみのケイリーと別れることになってしまうのだった。そして7年後…。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
タイムトラベル能力を持った主人公を描くSF映画。
タイトルの「バタフライ・エフェクト」とは、“蝶が羽ばたきをすると地球の裏側で竜巻が起きる”というカオス理論のことらしいです。
タイムトラベル物には良くあることですネ。
過去に犯してしまったある事柄が歴史を変えてしまうみたいなこと。
まぁ、でも主人公にとって良い方にしか変わらない映画も多いですけどね。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)とか『タイム・コップ』(1994年)とか、過去を変えても主人公の良い方向にしか未来が変わっていない!ジャンルがコメディとSFアクションだから気にしちゃいけないんでしょうけどね。
今作は、主人公が毎日つけている日記がタイムトラベル(というより過去の書き換え)を行なうための重要なアイテムになってます。自分の思ったとおりになるかどうかわからないところが、今作の大事な大事な大事なポイントです!自分の好きな場所でタイムトラベル出来ない!“不便!”“不便!”
過去の記憶喪失になってる部分が書き換えるポイントになっています!
今作を観る前のイメージでは
「“日記”を使えばいくらでも主人公の好きな過去の時間に戻って過去をいじれるのかな~??」
な~んて思ってたんですけど、過去を変えられる分岐点は、記憶喪失になっているブラックアウトした所だけなんですよね。この設定はウマイです!!
いくらでも好きな過去で行動を変えられるんなら苦労しないですもんね。もしそうだったら、もう自分の好きな現在になるまで変えまくりです!!
主人公の考えるように、過去を変えられないあたりとか、作品のこじんまり感とか考えると、面白い設定ですよね!
ところで、今作は、幼児虐待とかシリアスなテーマが出てくるので、ハリウッド的な、超エンターテイメントを期待している人は、要注意!
今作はタイムトラベルテーマなのにこじんまりしすぎ!!
主人公のタイムトラベルの行動の基本が、“好きなコのためだけ!!”っていうんだからッ!まぁ、自分も、この能力あったら、使っちゃいますけど。
好きなコと過ごしたいっていうためだけに、多くの人生いじりすぎ!!自分だったら1回だけタイムトラベルやっておとなしく暮します。う~、ダメだ、それじゃ映画にならない!
とか言いつつ、観てる間けっこう楽しめました。ランニングタイム114分が決して長く感じなかったのはさすが!!っていうよりあと20分くらい長くても良いから、もっとタイムトラベルさせて違う世界を見せて欲しかったかも。
いや~、実はタイムトラベル物(実際はトラベルはしてないけどネ)はけっこう好きなんで、けっこう面白かったです。まぁ、誰でも
「あ~、あのときやり直したい」
なんて思うことは、ありますもんね。
あ、1つだけ!今作の作品のデキそのものには関係ないんですけど、今作の予告って映画『PTU』(2003年)を渋谷ユーロスペースに観にいったときやってたんですけど、
ダメダメ!!あの予告は史上最低の予告です。
ついウッカリ、予告編をじっくりと見ちゃいましたけど、あの予告編を観たらオチがバレバレ!!コメディ映画の予告で、ギャグをドンドン紹介しちゃうよりダメです!!映画好きなら、絶対にネタが割れちゃいます!!!せっかくの傑作が!!
その上、この映画の宣伝コピーが“切ないハッピーエンド始まる”!!
予告編で流れた、今作のラストシーンがどうしても思い浮かんできちゃいます。
「多分そうなるんだろうなぁ…」とは思いつつ、でも違うかも…??って思って観ようとしてるのに、どうしても最後のあのシーンを思い浮かべちゃいました。
ラストシーンを、予告で流しちゃ、ダメ!ダメ!ダメ!!やっぱりあれがラストシーンなんだろうなぁ…。って確信しながら見ちゃいました。70点
THE BUTTERFLY EFFECT(2004年アメリカ)
監督 エリック・ブレス
J・マッキー・グルーバー
脚本 エリック・ブレス
J・マッキー・グルーバー
出演 アシュトン・カッチャー、エイミー・スマート
ウィリアム・リー・スコット、エリック・ストルツ
ローガン・ラーマン、ナサニエル・デヴォー
イーサン・サプリー
■ストーリー■
エヴァンは小さい頃から度々記憶喪失になってしまう病気だった。父親も脳の病気であり、万が一を考え、医師の勧めにより毎日日記をつけるようになるのだった。いくつかの事件のあとエヴァンは住み慣れた土地を離れることとなり、幼なじみのケイリーと別れることになってしまうのだった。そして7年後…。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
タイムトラベル能力を持った主人公を描くSF映画。
タイトルの「バタフライ・エフェクト」とは、“蝶が羽ばたきをすると地球の裏側で竜巻が起きる”というカオス理論のことらしいです。
タイムトラベル物には良くあることですネ。
過去に犯してしまったある事柄が歴史を変えてしまうみたいなこと。
まぁ、でも主人公にとって良い方にしか変わらない映画も多いですけどね。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)とか『タイム・コップ』(1994年)とか、過去を変えても主人公の良い方向にしか未来が変わっていない!ジャンルがコメディとSFアクションだから気にしちゃいけないんでしょうけどね。
今作は、主人公が毎日つけている日記がタイムトラベル(というより過去の書き換え)を行なうための重要なアイテムになってます。自分の思ったとおりになるかどうかわからないところが、今作の大事な大事な大事なポイントです!自分の好きな場所でタイムトラベル出来ない!“不便!”“不便!”
過去の記憶喪失になってる部分が書き換えるポイントになっています!
今作を観る前のイメージでは
「“日記”を使えばいくらでも主人公の好きな過去の時間に戻って過去をいじれるのかな~??」
な~んて思ってたんですけど、過去を変えられる分岐点は、記憶喪失になっているブラックアウトした所だけなんですよね。この設定はウマイです!!
いくらでも好きな過去で行動を変えられるんなら苦労しないですもんね。もしそうだったら、もう自分の好きな現在になるまで変えまくりです!!
主人公の考えるように、過去を変えられないあたりとか、作品のこじんまり感とか考えると、面白い設定ですよね!
ところで、今作は、幼児虐待とかシリアスなテーマが出てくるので、ハリウッド的な、超エンターテイメントを期待している人は、要注意!
今作はタイムトラベルテーマなのにこじんまりしすぎ!!
主人公のタイムトラベルの行動の基本が、“好きなコのためだけ!!”っていうんだからッ!まぁ、自分も、この能力あったら、使っちゃいますけど。
好きなコと過ごしたいっていうためだけに、多くの人生いじりすぎ!!自分だったら1回だけタイムトラベルやっておとなしく暮します。う~、ダメだ、それじゃ映画にならない!
とか言いつつ、観てる間けっこう楽しめました。ランニングタイム114分が決して長く感じなかったのはさすが!!っていうよりあと20分くらい長くても良いから、もっとタイムトラベルさせて違う世界を見せて欲しかったかも。
いや~、実はタイムトラベル物(実際はトラベルはしてないけどネ)はけっこう好きなんで、けっこう面白かったです。まぁ、誰でも
「あ~、あのときやり直したい」
なんて思うことは、ありますもんね。
あ、1つだけ!今作の作品のデキそのものには関係ないんですけど、今作の予告って映画『PTU』(2003年)を渋谷ユーロスペースに観にいったときやってたんですけど、
ダメダメ!!あの予告は史上最低の予告です。
ついウッカリ、予告編をじっくりと見ちゃいましたけど、あの予告編を観たらオチがバレバレ!!コメディ映画の予告で、ギャグをドンドン紹介しちゃうよりダメです!!映画好きなら、絶対にネタが割れちゃいます!!!せっかくの傑作が!!
その上、この映画の宣伝コピーが“切ないハッピーエンド始まる”!!
予告編で流れた、今作のラストシーンがどうしても思い浮かんできちゃいます。
「多分そうなるんだろうなぁ…」とは思いつつ、でも違うかも…??って思って観ようとしてるのに、どうしても最後のあのシーンを思い浮かべちゃいました。
ラストシーンを、予告で流しちゃ、ダメ!ダメ!ダメ!!やっぱりあれがラストシーンなんだろうなぁ…。って確信しながら見ちゃいました。70点
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