『ガーンジー島の読書会の秘密』
THE GUERNSEY LITERARY AND POTATE PEEL PIE SOCIETY(2018年フランス、イギリス)
監督:マイク・ニューウェル
脚本:ドン・ルース
ケヴィン・フッド
トーマス・ベズーチャ
原作:メアリー・アン・シェイファー(「ガーンジー島の読書会」(イースト・プレス))
アニー・バロウズ
出演:リリー・ジェームズ
ミキール・ハースマン
グレン・パウエル
■ストーリー■
1941年、第2次世界大戦中のイギリスのガーンジー島はドイツの占領下にあった。ある夜、4人の島民が飲んで歩いていると夜間外出を禁止されていたためドイツ兵に呼び止められる。4人はとっさに、ガーンジー島読書とポテトピールパイ会の集まりの帰り道と言って言い逃れる。その場は4人のうちの1人エベンがゲロを吐いたため難を逃れるのだった。
1946年、ロンドン、イジーシリーズを書いた作家のジュリエットは、ある日ドーシー・アダムスというイギリスのガーンジー島の住人から手紙をもらう。戦時中に入手したチャールズ・ラムの随筆集にジュリエットの名前があったため手紙を送ってきたのだった。チャールズ・ラムの本で笑うことができたとのコトだった。ガーンジー島では今も本屋がない状態だった。ジュリエットはドーシーが欲しがっていた本を送り、ドーシーが入っていると言うガーンジー島の読書とポテトピールパイの会について手紙をやりとりしだすのだった、、。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
メアリー・アン・シェイファー、アニー・バロウズの「ガーンジー島の読書会」(イースト・プレス)を映画化したドラマ。
主演は『シンデレラ』のリリー・ジェームズ。
監督は『鉄仮面』(1977年)、『ピラミッド』(1980年)、『サイレント・ボイス 愛は虹にのせて』(1987年)、『フェイク』(1997年)、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005年)、『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』(2012年)のマイク・ニューウェル。
マイク・ニューウェルの作品は、『ピラミッド』しか観てないぞ!と思っていたら、けっこう観てました!!
それにしても、1980年代の作品が1番最初に思い出されてしまうなんて、、、。
年齢のせいでしょうかね??
ブラム・ストーカー原作のホラー映画ですが、あまり話題にならずホラー映画ファンからも評判があまり良くない、、、。
大して期待もしないで観たのが良かったのか、けっこう好きな作品です!!
なぜか、ミステリーにもジャンル分けされている本作『ガーンジー島の読書会の秘密』ですが、ミステリー度はかなり低いです、、、。ジャンルで言えばミステリーでなくドラマでは??
感動度 ★★
ミステリー度 ★
読書好き度 ★★★★★
ヒロインのジュリエットは、ガーンジー島の読書とポテトピールの会を作ったエリザベスのことを知りたくなり、ガーンジー島へ行きます。
でも、でも、もう観はじめた多くの映画ファンが気づいていると思います。
エリザベスは、もうすでにいない、、、。戦時中のガーンジー島はドイツ軍に占領されていたし、どう考えても元気に生きているとは思えない、、、。
ここからは悲劇が描かれるんだろうなぁ、。と思っていると、なぜか、島の読書好きなメンバーがみんないい人で、感動的な話に、、、。観るまえから、感動的なストーリーなんだろうなぁと思っていると、その通りに、、。
たまには、こういう素直な作品も良いですね、、。