『MOTAL モータル』
MOTAL(2020年ノルウェー)
監督:アンドレ・ウーヴレダル
脚本:アンドレ・ウーヴレダル
ノーマン・レスペランス
ジェフ・ブッセティル
原案:アンドレ・ウーヴレダル
出演:ナット・ウルフ
ブリヤンカ・ポース
イーベン・オーケルソー
■ストーリー■
ノルウェーを歩く男エリック・バーグランドに若者オーレが絡んでくる。オーレがつかみかかるとその途端オーレは突然死してしまうのだった。エリックは警察に連行されるが黙秘を続け、臨床心理士のクリスティーヌ・オースが呼び出されるのだった。クリスティーヌはエリックと面会し、エリックが雷を発生させる力があることを知るのだった。
エリックがアメリカ人であったことから、アメリカ大使館がやってきて彼の身柄を引き渡すよう行ってくるのだった。鎮静剤を打ちヘリコプターで運ぶのだが、移送中に目覚めヘリコプターは雷雲に突入、湖に墜落してしまうのだった。墜落したヘリコプターから、アメリカ政府のエージェントを救出し、エリックはクリスティーヌのもとへと向かうのだった、、、。
■感想■
北欧神話のトールの子孫を描くファンタジー映画。
ファンタジー映画と言っても、ファミリーが観て楽しむ作品でなく、超マジメな作品。
「もし、現実世界にトールが現れたら、どうなるの??」みたいな、、、。
監督は『トロール・ハンター』(2010年)、『ジェーン・ドゥの解剖』(2016年)、『スケアリーストーリーズ 怖い本』(2019年)のアンドレ・ウーヴレダル。
毎回、違う傾向の作品を撮っています。
今作は、エンターテイメント度はあまり高くないです。
エンターテイメント度がすごく高かったのは『ジェーン・ドゥの解剖』だけという気もしますけど、、、。
トールと言っても、雷雲読んだり、稲妻光ったりと超地味目なんですが、現実にいたら大騒ぎですが、、、。でも、最後に、、、。
アメリカ政府のエージェントの指示のせいでトンデモないことに、、、。
トールが現実にいたら宗教の世界が混乱になると危惧していましたが、自分の指示のせいで、それが現実に、、、。
ランニングタイム104分、重厚感ありすぎです!!超マジメなファンタジー映画!!
マジメすぎで少し疲れちゃう感じでしょうか??
最後もダークな感じで、、。
最後はこれで終わり??みたいなところで終わっちゃいます。
この最後のあとのストーリーも少し観たかった気がしますけど、、この後はハリウッド的なパニック映画になっちゃうんでしょうか??
北欧映画が好きな映画ファンにはオススメな感じ??でしょうか。
■日本語吹替キャスト■
エリック :水野駿太郎
クリスティーヌ:引坂理絵
ヘンリク :菊池康弘
ハサウェイ :浅井晴美
マルグレーテ :野村美甫
ビョルン :西山慎哉
オーレ :水野清人
ジョン :八鳥浩一
テレーズ :近藤実咲
ゴリル :鈴木彩香