『キラーソファ』
KILLER SOFA(2019年ニュージーランド)
監督:バーニー・ラオ
脚本:バーニー・ラオ
出演:ピイミオ・メイ
ナタリー・モリス
ジェド・ブロフィー
ジム・バルルタクセ
ジョーダン・リヴァース
■ストーリー■
ダンサーのフランチェスカと友人マキシのもとに2人捜査官グレイビーとグレープがやってくる。元カレのフレデリコがバラバラ殺人に遭ったためだった。フレデリコはフランチェスカに執着しすぎたため、彼女が届けが受け入れられ、接近禁止命令が出て最近は会っていなかった。
その後、フランチェスカはソファを入手するが、ソファはアンティーク家具屋でマキシの祖父ジャックに届けられるのだった。そのソファをジャックが触ると林の中を逃げている女性の姿を霊視してしまうのだった。ジャックは特殊な能力を持っていて、このソファに悪霊ディブクが憑りついていることを感じるのだった。その後、ソファはフランチェスカのもとに運び込まれるのだった。フランチェスカが警察で事件について捜査協力しているとき、フランチェスカと同居しているTJがソファに襲われるのだった、、、。
■感想■
ミュージーランドのソファが人を襲うホラー映画。
珍しいニュージーランドのホラー映画、、。
ニュージーランドのホラー映画、ファンタジー映画と言えば、、
ピーター・ジャクソン監督の「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズや「ホビット」シリーズは、もちろんですが、ピーター・ジャクソン監督の『ブレインデッド』(1992年)をはじめ、『マイドク いかにしてマイケルはドクター・ハウエルと改造人間軍団に頭蓋骨病院で戦いを挑んだか』(1983年)、サイコホラー『アグリ』(1997年)、予知能力を持つストリッパーを描く『ストリッパー殺人事件』(1998年)等々ありました、、、。
ソファが人を襲うというのでてっきり、ユルユルのコメディタッチの作品かと思いきや、ちゃんとした?ホラー映画でした。
なぜ、ソファが人を襲う作品なのに、こんな真面目に作ったんでしょう??
まぁ、ソファが人を襲うというこの設定だけで、ある程度のホラー映画ファンは観ちゃうので、今作の脚本&監督のアイデアは成功ですけどね!!
こういう設定が好きなホラー映画ファンには、どうなんでしょう??
もうちょっとふざけた感じの作品にした方が良かったような気もしますが、、、。
登場人物たちが、コメディ映画のようにドタバタしたようなシーンもなく、基本的にはマジメ!!
でも、細かいところは、けっこうユルユル!!
なんか微妙な感じの作品になっています!!
ホラー映画度 ★★★
ドタバタ度 ★
ユルユル度 ★★
ランニングタイム81分の作品なので、1980年代にあったTVの地上波の90分枠の映画枠で放送したらテンポも良くなって面白く観れるかも??
すごーく残酷なゴアシーンもないし、ちょうど良いのでは??