『霧の中の少女』
LA RAGAZZA NELLA NEBBIA(2017年イタリア)
監督:ドナート・カッリージ
脚本:ドナート・カッリージ
原作:ドナート・カッリージ
出演:トニ・セルヴィッロ
アレッシオ・ポーニ
ジャン・レノ
ガラテア・ランツィ
ミケーラ・チェスコン
■ストーリー■
山の中の田舎町アヴェショーで少女アンナ・ルーの行方不明になる。日頃の行動から家出でなく誘拐事件と考えた都会からやってきた警部ヴォーゲルは事件の捜査を始めるのだった。
両親がマスコミに発表する中、アンナ・ルーの物を取った青年を発見。警察は青年の身元を調べマティアということ突き止める。マティアは父親の暴力から逃れ母親とこの田舎町へと逃げてきたのだった。マティアの撮ったビデオからアンナ・ルーをつけているオフロード車の存在がが分かるのだった。ヴォーゲルはマティアの映像をニュースで流し、車の持ち主で教師のロリス・マルティーニからの連絡を待つのだった。
■感想■
イタリアのミステリ作家ドナート・カッリージが自ら同名原作小説を脚本&監督したミステリ映画。
ミステリーとしては、1番怪しい人間が犯人系のあんまり驚けない展開の作品でした、、。
でも、評判は良かったらしく色んな賞を受賞したりノミネートされたりしています。
【ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞】2018年
最優秀新人監督賞 受賞
最優秀脚本賞 ノミネート
最優秀新人監督賞 受賞
最優秀脚本賞 ノミネート
最優秀編集賞 ノミネート
【イタリアゴールデングローブ賞】2018年
最優秀脚本賞 受賞
【ナストロ・ダルジェント賞】
最優秀新人監督賞 ノミネート
【ファブリック・デュ・シネマ・アワード】2017年
音楽賞 ノミネート
【ゴールデン・トレイラー・アワード】2018年
最優秀外国スリラー映画賞 ノミネート
映画的にスッキリする終わり方でないです。
ストーリー的には少しおかしなところがあって、連続殺人鬼がいたとしても(実際出てきますが、、)、今回の犯行がコピーキャットの犯行でないとはらないので、マスコミが騒いでも、すぐに警部の推理が誤っているとはならないと思うのですが、、、。
しっかりとした作品なので、どんなミステリー映画でも観ると決めているミステリー映画好きなら必見なんでしょうが、、、、。
これが、同じストーリー、犯人でも、「刑事コロンボ」の生みの親、ウィリアム・リンク、リチャード・レヴィンソンが企画、脚本だったらこの事件の犯人が逮捕された上に、連続殺人鬼も同じく逮捕で終わるのに、、、。
警部が『ハネムーン・クライシス 新妻蒸発』(1976年)のジャック・クラグマンくらい優秀だったら良かったのに、、、。『ハネムーン・クライシス 新妻蒸発』は、ロベール・トーマ原作で、ウィリアム・リンク、リチャード・レヴィンソン脚本でも1986年に『消えた花嫁』として映像化されました、、。
『ハネムーン・クライシス 新妻蒸発』もTV放映時の吹替音声つきでブルーレイ発売してくれないでしょうか??
今作の警部も先走りしすぎ、計画的に犯人に罠をかけないと、、、。
最優秀脚本賞 受賞
【ナストロ・ダルジェント賞】
最優秀新人監督賞 ノミネート
【ファブリック・デュ・シネマ・アワード】2017年
音楽賞 ノミネート
【ゴールデン・トレイラー・アワード】2018年
最優秀外国スリラー映画賞 ノミネート
映画的にスッキリする終わり方でないです。
ストーリー的には少しおかしなところがあって、連続殺人鬼がいたとしても(実際出てきますが、、)、今回の犯行がコピーキャットの犯行でないとはらないので、マスコミが騒いでも、すぐに警部の推理が誤っているとはならないと思うのですが、、、。
しっかりとした作品なので、どんなミステリー映画でも観ると決めているミステリー映画好きなら必見なんでしょうが、、、、。
これが、同じストーリー、犯人でも、「刑事コロンボ」の生みの親、ウィリアム・リンク、リチャード・レヴィンソンが企画、脚本だったらこの事件の犯人が逮捕された上に、連続殺人鬼も同じく逮捕で終わるのに、、、。
警部が『ハネムーン・クライシス 新妻蒸発』(1976年)のジャック・クラグマンくらい優秀だったら良かったのに、、、。『ハネムーン・クライシス 新妻蒸発』は、ロベール・トーマ原作で、ウィリアム・リンク、リチャード・レヴィンソン脚本でも1986年に『消えた花嫁』として映像化されました、、。
『ハネムーン・クライシス 新妻蒸発』もTV放映時の吹替音声つきでブルーレイ発売してくれないでしょうか??
今作の警部も先走りしすぎ、計画的に犯人に罠をかけないと、、、。