『カニバルカンフー燃えよ!食人拳』
地獄無門 WE'RE GOING TO EAT YOU(1980年香港)
監督 ツイ・ハーク
脚本 ロイ・ツェット
出演 ノーマン・ツイ、 エディ・コウ
ハン・クオーク・チョウ、デビッド・ウー
■ストーリー■
中国の中央調査局華南秘密情報科の捜査官「999」は、有名な盗賊ローレックスを追って河で遮断された小島の村にやってくる。しかし、この島は村にやってきた者たちを殺し、食料として人肉を喰らう村だったのだ!!
■感想■
ツイ・ハークの描くホラー系アクション映画!
ホラーと言っても、「怖い」って意味でなく、キャラクターとして「食人族」が出てくる!!っていう意味でホラー映画になっています!!
分かりやすく言うと、日本で大ヒットしたルジェロ・デオダート監督のイタリア映画のモキュメンタリー『食人族』(1979年)のようなカニバル映画と、香港映画お得意カンフーアクション映画とを組み合わせた作品になっています。
“食人族”+“カンフー映画”!!
ツイ・ハーク監督といえば一時期は“香港のスピルバーグ”とまで言われていたのに、長らく未公開のままの作品が今作です!!
そのツイ・ハークが1980年に撮った作品です!!
最近でも、“武侠映画”を格調高く映画化した『セブンソード』(2005年)を監督して健在ぶりをアピールしてました!でも、1980年には、こういう作品を撮っていたって意味では、すごく興味深い作品です。
ツイ・ハーク監督の暗黒面が前面に出まくった感じの1本です。
ツイ・ハーク監督といえば、今作の翌年の1981年の『ミッドナイト・エンジェル 暴力の掟』も、ドップリと暗いストーリーと、破壊的な暴力的なアクションシーンで、まさに暗黒面が出まくりでしたもんねぇ~!!
『ミッドナイト・エンジェル 暴力の掟』も、最近のツイ・ハーク監督の映画ファンが観たら、ちょっとビックリするような作品でした!!ビックリというより、少し「引いちゃう」かも??
でも、ツイ・ハーク監督のコアなファンは、初期の『ミッドナイト・エンジェル 暴力の掟』や今作を撮っていたのは、もう常識なんですよね。
「食人族」+「カンフー」っていう作品のテーマもそうだし、ビデオ(DVD)パッケージもですけど、今作は余りにもマニアックです。
今作は、ほとんどストーリーがなくて、最初から最後まで、主人公の999が、食人族の村人から逃げたり戦ったりしてるだけの内容になっています。
今作は、1980年の作品なんで、今から25年以上前の作品です。当時の日本では、“カンフー”以外の香港映画っていうと特殊なファンしかいなかったのもうなずけるような内容の作品です。
日本でも、メジャー級なカンフー映画しか公開されていませんでしたもんね。でも、その分、TVの映画劇場でも、ゴールデンタイムも、深夜でも色んなカンフー映画が、バンバンと香港映画が放映されてましたけどね!!
ツイ・ハーク監督も、今作の6年後の1986年には、製作で関わって、大傑作の香港ノワール『男たちの挽歌』を発表するんですけどネ。ホントに今作からは、全然想像できないです!!
まぁ、カルト作品って意味では価値があると思います!!もう、今作を観れるということにプラス10点で 40点
地獄無門 WE'RE GOING TO EAT YOU(1980年香港)
監督 ツイ・ハーク
脚本 ロイ・ツェット
出演 ノーマン・ツイ、 エディ・コウ
ハン・クオーク・チョウ、デビッド・ウー
■ストーリー■
中国の中央調査局華南秘密情報科の捜査官「999」は、有名な盗賊ローレックスを追って河で遮断された小島の村にやってくる。しかし、この島は村にやってきた者たちを殺し、食料として人肉を喰らう村だったのだ!!
■感想■
ツイ・ハークの描くホラー系アクション映画!
ホラーと言っても、「怖い」って意味でなく、キャラクターとして「食人族」が出てくる!!っていう意味でホラー映画になっています!!
分かりやすく言うと、日本で大ヒットしたルジェロ・デオダート監督のイタリア映画のモキュメンタリー『食人族』(1979年)のようなカニバル映画と、香港映画お得意カンフーアクション映画とを組み合わせた作品になっています。
“食人族”+“カンフー映画”!!
ツイ・ハーク監督といえば一時期は“香港のスピルバーグ”とまで言われていたのに、長らく未公開のままの作品が今作です!!
そのツイ・ハークが1980年に撮った作品です!!
最近でも、“武侠映画”を格調高く映画化した『セブンソード』(2005年)を監督して健在ぶりをアピールしてました!でも、1980年には、こういう作品を撮っていたって意味では、すごく興味深い作品です。
ツイ・ハーク監督の暗黒面が前面に出まくった感じの1本です。
ツイ・ハーク監督といえば、今作の翌年の1981年の『ミッドナイト・エンジェル 暴力の掟』も、ドップリと暗いストーリーと、破壊的な暴力的なアクションシーンで、まさに暗黒面が出まくりでしたもんねぇ~!!
『ミッドナイト・エンジェル 暴力の掟』も、最近のツイ・ハーク監督の映画ファンが観たら、ちょっとビックリするような作品でした!!ビックリというより、少し「引いちゃう」かも??
でも、ツイ・ハーク監督のコアなファンは、初期の『ミッドナイト・エンジェル 暴力の掟』や今作を撮っていたのは、もう常識なんですよね。
「食人族」+「カンフー」っていう作品のテーマもそうだし、ビデオ(DVD)パッケージもですけど、今作は余りにもマニアックです。
今作は、ほとんどストーリーがなくて、最初から最後まで、主人公の999が、食人族の村人から逃げたり戦ったりしてるだけの内容になっています。
今作は、1980年の作品なんで、今から25年以上前の作品です。当時の日本では、“カンフー”以外の香港映画っていうと特殊なファンしかいなかったのもうなずけるような内容の作品です。
日本でも、メジャー級なカンフー映画しか公開されていませんでしたもんね。でも、その分、TVの映画劇場でも、ゴールデンタイムも、深夜でも色んなカンフー映画が、バンバンと香港映画が放映されてましたけどね!!
ツイ・ハーク監督も、今作の6年後の1986年には、製作で関わって、大傑作の香港ノワール『男たちの挽歌』を発表するんですけどネ。ホントに今作からは、全然想像できないです!!
まぁ、カルト作品って意味では価値があると思います!!もう、今作を観れるということにプラス10点で 40点
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