監督、脚本 ジェームズ・トバック
出演 ハーヴェイ・カイテル、ティサ・ファーロウ、マイケル・V・ガッツォ、ジム・ブラウン、ダニー・アイエロ
■ストーリー■
ニューヨーク、カーネギーホールで演奏することを夢見て、コンサートピアニストを目指すジミー・アンジェレリ。しかし、ジミーにはもう1つの顔があった。金貸しをやっている父親のベンの借金取立ての手伝いだった。
■感想■
ハーヴェイ・カイテル主演の暴力風味のドラマです。ジャック・オーディアール監督が『真夜中のピアニスト』(05年)としてリメイクしたんで、オリジナル作品を予習のため鑑賞しました!
ところで、ハーヴェイ・カイテルって、年齢がいくつの設定なんですか??今作って78年の作品だから、当時39歳でしょ!
それが若く見えるんなら全然OKなんですけど、どう見ても年相応に見えます!
今作って、ハーヴェイ・カイテルとタニア・ロバーツのHシーンが有名ですけど、今見ると全然普通です。今作の重要なテーマはH描写と暴力ですけど、全然過激じゃ無いです!Hシーンなんか、まるで文部省選定映画なみの描写です!
文部省選定はウソでも、一時の必ずHシーンがあったころの土曜ワイド劇場よりもHじゃないです!(古~っ!)
もう少し、バイオレントな映画だと、ず~っと思ってたんですけど、普通のドラマでした!ハーヴェイ・カイテル主演なんで、もっと血とバイレンスと過激なHに満ちた作品かと思ったんですけどネ。
大した事件も起きないんで、盛り上がらないですけど、まぁ、ランニングタイムが90分なんで、そんなに退屈もしないですけどネ。
人前では、ピアノがうまく弾けないナイーブな青年の生活と、借金取りの裏の仕事のバランスが、ストーリーの中でうまく融合してないです!もったいない!
ピアニストを目指す青年が、裏の世界で血と暴力に満ちた世界で生きていくなんて、題材としては、すごく面白いんですけどネ!
ところで、アメリカだと、借金取立てって、身内の手伝いでも違法なのネ!ハーヴェイ・カイテルが公園で捕まってましたもんネ。ハーヴェイ・カイテルの父親も正規の金貸しではないみたいですけどネ。30点