★ちゃんと旅できたんだろうかと皆様にもご案じいただきありがとうございました。忘れないうちに記事書かないと、どれがどのときの写真かも分からなくなるので、コメントお返事よりも先に旅の記録を優先させていただきます。
帰りの飛行機が鹿児島18:45発、
これに乗るためには逆算して、屋久島を13:30発のトッピーでなければ、後の便では間に合いません。
それで滞在時間が3時間となってしまい、
「こんな観光客初めてで、記憶に残ります」とバスガイドさんに言わしめたのです。
屋久島にはお手軽に自然が味わえるヤクスギランドと白谷雲水峡とあるようですが、紀元杉から車で10分ほどの「
ヤクスギランド」を訪れました。
時間がないから、散策コースの最短30分コースを急ぎ足で歩き、売店立ち寄り禁止でした。
台風はよく来るし、普段から雨は多い、冬には雪が降る。
こうした劣悪な環境の中で、杉はびっしり隙間なく年輪を重ねるので虫がつきにくい、腐りにくい、それで樹齢1000年を超えるものがたくさんあるのだそうです。
杉目の美しいものは、伐採され、その場で杉板に加工し麓まで担いで降りて、年貢米などとなる。
10×60cmの杉板2000枚が米1俵と聞いたような気がする。
江戸時代の伐採切り株や試し切り跡も多数残っていました。
高温多雨で苔むした屋久杉の原生林が広がっています。
朽ちた木だけでなく、生きている木にも多々の植物の種が落ち寄生し成長する。
その姿は驚異であり、生命のたくましさを実感させてくれます。
でも魔物でも出そうで、一人で歩くのはちょっと怖い。
木道や石張歩道が整備され、あちこちに立て看板で説明がなされています。
写真撮影に気をとられて板の間に足が滑り落ち、もう少しで捻挫するところだった。
入り口にあるトイレはチップ制。
日本では珍しいからか、意外と入っているお金は1円玉や10円玉。
少しでもこの原始の森の保護管理に役立ててもらいたいと100円入れてきました。