秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

分類してみました

2008-09-14 | 旅はつれづれ
 
今日は十五夜ですね。

「旅はつれづれ」のカテゴリーにエントリーした記事
144件の記事を地域細分化するのに2時間以上。
疲れたぁ~ 

デジカメ持って旅するようになったのは2005年1月のモロッコの旅からで、その年の春からブログ始めました。
残念ながらモロッコのは保存したCDがどこにいったか不明です。

旅立つ前は予習を兼ねてネット検索することが多いので、
他の方も、そうかもしれんと頑張ってみました。
少しでもお役に立つ情報あれば幸いです。

旅立つ予定ない方も、お暇な時にご覧いただければうれしいです。

高貴な色・紫

2008-09-14 | 四季折々・色とりどり

秋の花ななぜか紫色が多いような気がする。
リンドウ、トルコキキョウ、萩にも白とふじ色ありますね。

そしてお坊さんの位の高い人がお召しになるのは、紫。
紫水晶のアメジストは、
「ア・メシスト」というギリシャ語で酔わないということから
キリスト教の聖職者が身につけるようになったとも聞きました。
酒に酔わない→人生に酔わず客観的にみれる

ムラサキシキブ

紫には「神秘、気品、優雅」といったイメージもありますが、
なぜに紫は高貴な色とみなされるようになったのでしょう?

聖徳太子の「冠位十二階」徳・仁・礼・信・義・智
大小にわけて12階とし、それぞれにあう冠をさずける。
位階の違いは徳の紫以下、青・赤・黄・白・黒の色であらわし、
大小の冠の違いは色の濃淡で表現され、身分の差がひと目でわかったそうです。

当時、布を紫に染めるには高価な紫草の根(紫根)が大量に必要で、特に濃い紫をつくるには大変な労力と時間がかかったことも、ステータスの高さと無縁ではなかったのでしょう。

デュランタ・タカラヅカ

一方古代ギリシャ・ローマ時代にはロイヤルパープル・帝王紫と呼ばれ、やはり紫は高貴な人だけが着る色でした。

紀元前1600年頃の地中海沿岸には、
アクキガイ科の貝にあるパープル腺から出る分泌液を使って紫に染めたそうです。たった1グラムの紫の原料をとるために2000もの貝を必要としたらしい。

 紫の染色は難しかったのですね。
現在、染色の技術はすすんだことでしょうが、
デジカメで撮影した画像では、バッグや衣服の紫の色がうまくでにくくていつも苦労しています。