めかぶフコイダン

乾燥しためかぶにお湯かけてポン酢たらしただけの超スピード。
これはクッキングとはいえませんけど、暑い夏のお吸い物もいいですね。

今日も暑かったのに、その昼下がり、昨日買ったばかりの新自転車で大日イオンマイカルまで出かけました。
16時過ぎに始まるインセプションを見るのに1時間ほど前に到着したけど、すでに満席だった。

そのインセプションで今日の日記書くつもりで画像まで用意してたのに。
　

しょうがないから、オージービーフステーキを食べて帰ってきた。

早めの晩御飯だったので、少し小腹空いてきたからめかぶ汁を飲みました。
めかぶは生長したワカメの茎の下にヒダヒダ状にできます。

黒褐色で固いので、かつては貴重な栄養源だったけれど次第に食用とする習慣がなくなってました。
近年、食物繊維のアルギン酸やフコイダン、ミネラル、ビタミンが多量に含まれていることが分かり、スーパーでもモズクと並んでよく販売されています。

このめかぶのヌルヌルやネバネバの効果についてのウンチクです。
めかぶのヌメリはフコイダンという物質です。
様々な効果をもたらしますが、特に抗ガン作用のパワーは一般に治療に使用される抗がん剤の力を上回るとも言われるほどなんだそうです。

めかぶはワカメの胞子を作る生殖器官で、この部分にはフコイダンが集中しています。
フコイダンとは、海藻の褐藻類に含まれる多糖類の総称で、硫酸基を含む硫酸化多糖体というものです。
アガリクスなどキノコ類の多糖体β－グルカンなどは硫酸基がありません。

特有のヌメリ成分には硫酸基が34％以上も含まれているのが特徴です。
（オキナワモズクでは10％前後）
このヌメリは海藻の葉や茎が潮の流れや砂などで傷ついたときに、あるいは引き潮のときに紫外線にさらされ傷んだり乾燥したときに、海藻自らを守るそうです。

次に、めかぶに含まれるアルギン酸。
アルギン酸に含まれるカリウムの働きが体内の塩分を吸着して血圧を下げる効果をもたらします。
血中コレステロールの低下作用や血糖値の上昇抑制作用、ダイエット効果、便秘予防効果、大腸がんの予防、動脈硬化の予防、胆石の予防など多くの作用があると言われます。

たった一杯のめかぶ汁で、俄然元気になったような気が…