今、中国メディアで人気の日本人若者・加藤嘉一さん
昨夜のニュース番組WBSにゲスト出演されてました。
1週間ほど前も別の番組で特集くまれてました。
彼は1984年静岡で日本人の両親から生まれたそうで、うちの子たちよりも若い。
ご存知ない方もおられるでしょうから、簡単に紹介します。
高校を卒業後、中国に渡り独学で中国語を身につけ、1年半後北京大学入学。
今年北京大学大学院を修了したそうです。
2005年の反日デモなどが激しかった頃、
香港のTV局が外国人でコメント述べる人を探しているのに紹介され出演。
このときのコメントがよかったということで、
中国メディアで取り上げられるようになったそうだ。
この反日運動は、日本と中国、どちらが悪いのかと尋ねられた。
彼は日本人として卑屈にへりくだるわけでもなく、
中国人のプライドをも傷つけないよう言葉を選んで意見を述べたそうだ。
もちろん流暢な中国語で。
今から5年前といえば彼が21歳の時のことだというのに、えらいなぁ~
現在、日本人の目から見た中国をストレートに辛口のコメントを中国のTV各局で述べたり、月20本のコラムも書いている。
そういえば何十年か前、○○人が見たNIPPONとか流行りましたね。
中国も、海外からの見た目が気になるまでに豊かになったということでしょうか。
知り合いの息子さんはこの加藤さんより6歳ほど年長ですが、
彼同様、高校卒業後中国語を学んで、中国に渡りました。
北京大学ではなくて北京の語学学校に2年ほど通い、その後中国で職についたのでした。
あの2005年の反日デモのときは上海にいて、騒動を目の当たりにした経験をじかに聞いたことがありました。
現在は日本の企業に転職し中国在駐で働いています。
知り合いの息子さんも日中間でしっかり地に足つけて暮らしています。
でも加藤現象みたいなスポットは現在のところ当たっていないように思う。
この違いって何なんでしょうね。
北京大学大学院を終了できるという根性・気迫もあるのかな…