秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

うら盆会万灯ローソク

2010-08-14 | 日々是好日
四天王寺の盂蘭盆会万灯供養法要に行ってきました。
8/9~8/16までお盆の先祖供養のとして、日没から戒名が記された約1万本の蝋燭に灯りが点される。

大阪のど真ん中上町台地にあるので境内外にはビルが林立しているので
暗くなるまでは幻想的とはいいがたいかも。
  

しかし先祖代々とか故人の戒名とかを書いた蝋燭に灯がともされると、
皆手を合わされます。
  

そして途中でロウソクが消えないかと燃え尽きるまで気になって何度も確かめに行きます。
  

7時10分の万灯供養法要にも参加してきました。
南無阿弥陀仏
南無観世音 観世音菩薩

と、唱える僧侶が先達ちし、一般参拝者も後をついて伽藍内を練り歩きます。

  

  

観世音に帰依します。
般若心経の冒頭にも登場する菩薩です。
四天王寺のご本尊は救世観世音菩薩で、金堂に祀られ四方を四天王が守護しています。

創建当時は、四天王寺の名前のとおり、四天王(仏教の世界の東西南北を守護する仏)がご本尊でしたが、平安時代から救世観音をご本尊となりました。

中心伽藍の建物(仁王門・五重塔・金堂・講堂)が南北一直線上に配置されて、その回りに廻廊を巡らせた四天王寺様式です。


講堂内陣は中央を境に、東を冬堂、西を夏堂と呼びます。
冬堂には現世の人々の悩みや、苦しみを救う十一面観世音菩薩、
夏堂には来世極楽に人々を導く丈六阿彌陀如来をお祀りしています。

その阿弥陀如来がガラスに写り、まるで中空に浮いて見えます。
迷える衆生を救いに降りてきてくださったかのよう。
  

お盆には迎え火を焚いて先祖の霊を迎えます。
たまたま撮影したショットの中にものすごく多数のオーブが写りこんでいました。
  

贅沢なペペロンチーノ

2010-08-14 | 日々是好日
2日前食したペペロンチーノは『絶望のパスタ』から見事格上げしてました。
本来のニンニクと唐辛子がまじったオリーブオイルにカニ肉が混じってます。

本場イタリアでは、ペペロンチーノは外食として食べることはまずない、
おもに家庭などで作られる料理です。
貧しい状況下などで材料がない時の究極のパスタということから『絶望のパスタ』などとも呼ばれるそうだ。

日本では、エクスポ70が終わった頃ぐらいから、
喫茶店などでスパゲッティといえば「ミートソース」や「ナポリタン」
その後「ペペロンチーノ」が登場しましたが、
当初は、肉や野菜と共に炒められるなど本来とは異なる形で供されることが多かった。
1990年頃に起きたイタ飯(イタリアンレストラン)ブームを経て、本来のレシピが一般に知られるようになりました。

日清食品がイタ飯ブームに乗じ、インスタントカップ麺シリーズ「スパ王」を新発売。
その初代にペペロンチーノもラインナップされ、家庭料理としても日本で一般化していったという説がウィキペディアで紹介されてました。

ほんとはシンプルゆえに、素材の質と料理人の技量が味に直結するごまかしのきかない料理でもあります。

  

この日の夕食は、エソラを連れての外食でした。
春に蕎麦屋さんで外食した頃に比べると、格段の進歩です。
暴れたり泣いたりすることはなくなり、フォカッチャなどのパンやスープは喜んで食べます。

スープ・前菜3種・パスタ・デザートの簡単コースでしたが、事前予約し、大急ぎ30分あまりで完食。
ゆっくり味わえるようになるには、もう少しエソラの成長を待たないと。