珍しいものが入荷しました。
桐箱に入って、いかにもお宝って感じです。
素人目で見てもいい仕事してます。
箱に書かれた「水墨小倉百人一首」で検索して、やっと1件ヒット。
株式会社キクザワさんのサイト
“チョット珍しい商品”の2回目
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今回取りあげるのは、『水墨小倉百人一首』です。
弊社初代社長の手がけた最高傑作です。
絵・書・美術印刷・手張りの箔加工・帙・こはぜ・桐箱・紐等、当時その道を極めた匠に依頼し、いくつもの工程を経て丁寧に仕上げられた限定品の百人一首です。
「こはぜ」一つとっても本象牙が使われており、今となっては、復刻不可能ではという物です。
限定数に達することなく製造中止になった物で、日本国内と海外に出た物を合わせてもわずかしか残っていないと思われます。
「しまい込まずに是非使って欲しい」と、一つ売れる度に我娘を嫁入りさせるような思いだったそうです。
会社に直接電話をかけて詳しく伺いました。
今から40年近く前の限定品だったようです。
当時すでに10万円を超えるお値段が付いていたようです。
会社が火災に遭い、顧客名簿とか限定品申込者名簿等は紛失されたとか。
画と書をすべて手描きされた藤原美貞氏も亡くなられたようで、復刻は無理とのこと。
いくらで売っていいのかわからない。
しかし金が高騰している昨今でもあり、
二度と復刻できないとも聞くと、ね。
楽オクで148,000円からで出品完了しました→
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