<金曜は本の紹介>
「人生を変えたければ「休活」をしよう(大田正文)」の購入はコチラ
「人生を変えたければ「休活」をしよう」という本は、「休日を制するものは、人生を制する」ということで、休日を有意義に活動し、よりよい人生を送ろうという目的で書かれている本です。
人生には終わりがあることから、人生の目的を定め、その達成のために見過ごしがちな休日を有意義に過ごそうというものです。
特に、半年以上継続して成果をつくり、人とのつながりを増やして人脈と信用をつくり、健康に気をつけ、家族を大事にすることが大切ということを改めて認識しました。また、困った人に対する対処法もありとてもオススメな本です!
以下はこの本のポイント等です。
・休活とは、誰にでもすぐに始められる、自分自身と人生を変える活動です。その方法とは、次の2点だけです。
①休日に、あなたがいちばん好きな活動をすること
②休日に、好きなことを通じて出会う人とのつながり・広がりをたいせつにすること
この休活によって、あなたは今の生活を、そして人生を大きく好転させ、個人として世の中で勝負できる力を身につけることができます。
・社会人の休日がいったいどのくらいあるかを、一緒に考えてみましょう。あなたが勤める会社が、土日休みだとすると、1年間(52週)の休日は、2日×52週=104日 さらに、日本の場合、年間の祝日は15日。つまり、1年365日のうち、実に約3分の1の119日が休日なのです。あなたが22歳で社会人になり、60歳まで働いたとすると、あなたの社会人人生は39年となります。1年間で休日が占める割合は3分の1でしたね。その事実から、39年間で休日が占める時間は、13年です。あなたの休日=あなたが100%自由に使える時間は、じつに13年もあるのです。
・会社(仕事)、家庭に続く第3の場所をつくることには、あなたの人生にとって2つのメリットがあります。まず、第1のメリット。それは、あなたの人生の基盤が安定することです。また3つの基盤ができることで、たとえばそのうちの1つに問題が起こっても、残りの2つの基盤によって、あなたの人生のバランスを取ることができるのです。第2のメリットとしては「あなたの人生の可能性が増える」ことです。会社と家庭の2つの基盤では、あなたの人生の組み合わせは「会社-家庭」の1種類しか生まれません。では、あなたがこの2つの基盤にプラスして第3の場所をもつと、あなたの人生の組み合わせはいくつに増えるでしょうか。じつは、人生の基盤が3つに増えると、あなたの人生の組み合わせは「会社-家庭」「会社-第3の場所」「家庭-第3の場所」「会社-家庭-第3の場所」の4種類、生まれることになります。つまり、あなたは「第3の場所をもつ」という1つの行動で、人生の可能性を4倍に増やすことができるのです。
・一体何をどう考え行動すれば、個人で勝負できる自分になれるのでしょうか。その根本となる考え方・行動を、次の「休活5つの戦略」にまとめました。
戦略1 「思考」→「行動」→「半年継続」
戦略2 常に人より「半歩だけ」前に出る
戦略3 レッドオーシャンの「周辺」はブルーオーシャン
戦略4 1+1+1・・・=無限大
戦略5 「怠惰に過ごす時間」を代償とする
これらの戦略に共通するのは、あなたの「ほんの少しの努力」です。
・僕は、休活開始から2年間、はじめて出会った人には、どんなにその日の帰りが遅くなっても必ずその日のうちにお礼のメールを送っていました。すると、相手はびっくりして、僕のことをすぐに覚えてくれました。誰もがやったほうがいいとは思うけれど、面倒がってやらない少しの工夫のおかげで、周りの人にその他大勢ではなく「個」として認知され、その結果、何でも相談できる方が1000人以上できたのだと実感しています。
・あなたにも、好きなことが2つ以上はあるはずです。そして、その2つを掛け合わせることで、あなただけのポジションを確立できるはずなのです。あなたもぜひ、休活の場で、あなただけのブルーオーシャンを確立してください。
・意識してほしいことが、「周りの人と協力すること」です。休活で集まる仲間と共有・協力をすれば、1+1=2ではなく、3にも4にもなる力があるのです。協力する仲間が増えれば増えるほど、1+1+1・・・=無限大の力が出せるようになります。
・1万時間の法則とは、どんな分野であっても、才能を開花させ周りの人よりも1歩跳び抜けたプロフェッショナルのレベルに到達するには、1万時間以上の鍛錬が必要という法則です。
・すべてを前向きに考えることですね。人生とは、ひとつひとつの出会いや経験を、自分がどう受け取るかなんです。すべて、起こったことは、起こるべくして起こっている。いかにそれを、あなた自身がプラスにとらえるかです。
・「あなたが、結果としてこれだけの財産を築くことができた、根底にある考え方で、最もたいせつなものを1つだけ教えてくださいませんか?」という質問に対する回答は、相手の年齢・性別・職業にかかわらず、不思議と一致していました。「それはね。この世からいなくなる瞬間に「どこで」「誰に囲まれて」「何をこの世界に残して」「どんなふうに」この世から去りたいかを、まだ自分の死なんて考えないくらい時間がたっぷりある、若いときから考えておくことだよ。そして、そこから逆算して今をどう生きるか考えることだ。そうしたら「今、この瞬間」何を実現すべきか、自然とわかるはずだよ。「「人生の終わりにどうなっていたいか」という人生のゴールさえ明確に決めていれば、途中の道のりは正解だと思うならば、どんな道を選択してもかまわないよ。どんな道を通っても、ゴールさえ決めておけば、最終的にはそこに到達できるから。一番不幸なのは、ゴールを明確にしていなかった結果、人生の終盤に入って「私の人生、こんなはずではなかった」と後悔することだよ。それはそうだよね。人生のゴールがわからなければ、気がついたら本来到達すべきゴールとは違うゴールの近くに立っているのは、あたりまえなのだから。
・休日の朝から活動するメリット、それは「普段はまだ眠っている休日の朝から活動することで、休日の一日を長く、有効に使える」ということです。
・銀座の「R25カフェ」へ。このカフェは、銀座と新橋の間にあるためか、比較的すいていて、かつ無線インターネットが使えるので、僕のお気に入りの場所の1つです。休活で得たことをアウトプットするときや、一人で考えをまとめるときによく利用しています。
・休活の目的の1つは、社会での肩書きなど関係なく、個人対個人で一生つきあっていける、そして、どんなことであっても力を貸してくれる人脈をつくることにあります。なぜなら、あなたが個人の力で勝負できるようになるには、あなたの周りの人脈の応援が必要不可欠だからです。また、人生の幸運を運んできてくれるのは、常にあなたの周りにある人脈だからです。
・清水さんは、初対面の方と名刺交換するときにいつも「住所」に注目しています。そして、メールを送るときに、相手の会社の住所に近いおいしいお店の情報を一緒に送っているのです。おいしいお店が嫌いな人はこの世にいません。メールを受け取った相手はいつも、「お礼のメールだけでなく、こんな情報まで送ってくれるなんて」と、感激するそうです。
・その相手が、あなたと会うたびに、あなたの役に立つ情報や機会を提供し続けてくれれば、あなたは相手のことを全面的に信用するはずです。相手の信用は、2次関数のグラフと同じ動き方をします。ちょうど半年あたりから、相手から信用を得られていることを実感できるようになります。信用は半年遅れでやってくるのです。そして、半年を越えると、ますます加速度をつけて、相手からの信用が得られるようになるのです。
・僕は、年間1000人以上のさまざまな方とお会いします。その中で、大きく分けると、どんなコミュニティにも、3つのタイプの方がいることがわかってきました。
タイプ1 GIVER=与える人
タイプ2 TAKER=受け取る人
タイプ3 STEALER=盗んでいく人
「GIVER」は、人に情報や機会を与える人。「TAKER」は、人から情報や機会を受け取る人です。この2つのタイプの方は、自分が提供したり、受け取ったりする情報や機会の多さに違いはあっても、基本的に善意で「GIVER」や「TAKER」になっています。そして、最も対処に困るのが、「STEALER」です。このタイプの人は、決して自分から情報や機会の提供をしません。自分にとってメリットがあるときだけ、そのコミュニティに現れて、情報や機会をもっていこうとします。それどころか、もっとひどい「STEALER」になると、そのコミュニティに集まるほかの人たちに危害が及ぶ行為までするようになります。僕の休活の場である勉強会・交流会のコミュニティに限らず、どんなコミュニティにも、「STEALER」は必ず一定の比率で現れます。
・3年間いろいろな会を主宰していていちばん悩まされるのが、自己啓発セミナー、ネットワークビジネス、宗教、その他自分のビジネスへの勧誘・・・の人々です。彼らにとっては、数十人~数百人と、一定の規模の人数が集まる勉強会は、絶好の「漁場」に見えます。さらに勉強会には、成長意欲旺盛であり、また、個々に何らかの悩みや問題意識をもっている方々が多く集まっています。
・相手はあなたの相手に対する友達という感情を利用し、「友達でしょう?」と、心理的に断りにくい状況をつくります。僕は、このような勧誘をする方にこう言いたいと思います。「あなたが、人生において、何を信じるかは自由です。「神様」「お金」「もの」・・・人は、誰もが何かを信じて生きています。ただ、信じる対象が違うだけなのです。僕が「愛妻家」として、おくさんを信じているのも、本質は変わらないでしょう。・・・・だけど。あなたが信じているものを、それを嫌がる相手に押し付けるのは、人生において、間違った行為であることに気づいてください」
・人はちやほやされるとすぐに天狗になったり、傲慢になったりしてしまう生き物です。ですから、あなたが相手の信用を明確に実感できる段階に入ったら、周りの方に感謝して、いただいたチャンスを独り占めせずに、ますます多くの人にチャンスを提供するようにしてください。信用をつくるのは半年、失うのは0.1秒なのです。
・健康であってはじめて、休活で好きなことが継続できます。休活に運動を取り入れることは、あなたの人生にとって、運動に使った時間以上の効果があるのです。休活に運動を取り入れることがあなたの健康をつくり、結果、あなたが元気に休活できる人生の残り時間を増やすことになります。
・僕が休活するために、日々どうやっておくさんの気持ちをなだめ、また巻き込んできたか、経験にもとづいた秘訣を公開します。
秘訣1 休活で何をしたいか、お互い話し合う
秘訣2 週末に自分が家庭に果たす役割をパートナーにあらかじめ宣言する
秘訣3 パートナーを休活に巻き込む
秘訣4 パートナー側の休活に飛び込んでみる
秘訣5 子供も一緒に休活を考える
この秘訣で、僕はさらにおくさんと仲良くなることができました。
・あなたのパートナーは、あなたがこれまで両親と過ごしてきた時間よりも長く一緒にいる、人生でいちばんたいせつな存在なのです。人生のしあわせは、人生でいちばん長い時間一緒にいるパートナーと、どれだけたくさんの素晴らしい経験ができるかにあります。ですからあなたも、ぜひ休活を通じて、パートナーとの素晴らしい経験をたくさん、たくさんつくってください。
・「・・・・・時間は、いくらお金を積んでも、誰にも買うことはできないのよ」この言葉を聞いたとき、僕はこの女性に教えられたのです。人生で本当に大切な財産は、お金ではなく時間であり、人生の残り時間が短くなればなるほど、時間の価値は増すということを・・・・・。たしかに、1日24時間という時間は、誰もが平等にもっているものです。しかし、10歳の子供が感じる24時間の価値と、70歳の方が感じる24時間の価値は、同じではありません。そして、今こうしている間にも、時間が1秒、1秒と経過するごとに、確実に僕も、あなたも、人生の終わりに向かって進んでいます。これはつまり、あなた自身がもつ時間は、1秒ごとにその価値を増しているということなのです。僕は、この女性との会話がきっかけで、人生に対する取り組み方が変わりました。常に自分の人生の終わりを意識して、今を生きるようになったのです。僕の現在の行動基準の根底には、常に自分の人生が終る瞬間に、「どこで」「誰に囲まれて」「何をこの世界に残して」「どんなふうに」この世から去りたいかがあります。そして僕が、この本を書いた理由。それは、今の僕と同じように、あなたにも、あなた自身が望む人生を、あなた自身で歩んでもらいたいと強く感じているからです。
<目次>
プロローグ 休日を制するものは、人生を制する
■戦略的に休日を利用しよう
■人脈とチャンスが手に入る
■365日のうち約3分の1が休日
■あなたの人生の30%ルール
1章 肩書きなしでも勝負できる自分をつくる
人としての幅が広がる「第3の場所」づくり
■差がつく秘訣は休日にあった
■3つの基盤で人生が安定する
■人生の可能性が4倍に増える
誰でもできる休活の始め方
■好きなことの見つけ方
■人とつながるコミュニティの見つけ方
「休活5つの戦略」で肩書きなしでも勝負できる
■人生を制する休活5つの戦略
■戦略1「思考」→「行動」→「半年継続」
■戦略2常に人より「半歩だけ」前に出る
■戦略3レッドオーシャンの「周辺」はブルーオーシャン
■戦略41+1+1・・・・・=無限大
■戦略5「怠惰に過ごす時間」を代償とする
20代・30代・40代・50代・・・・・実践的休活とは?
■時間軸からの活動内容を考える
■20代・休活マーケティング期間
■30代・極めるものを選択し集中する期間
■40代・極めたものを「実際の成果」につなげる期間
■50代から先・休活で得た経験を次の世代に伝える期間
2章 休日に「時間」をつくる
あなたの「命」は「連続した時間」でできている
■仕事とプライベートの時間は分けるべき?
人生を「終わり」から逆算して「今」を考える
■富裕層に共通する財産を築くための考え方
■人生のゴールシーン
■残された時間で何を実現したいか
■ゴールが決まれば、途中はどんな道を通ってもよい
休日の朝、早起きするコツ
■休日の過ごし方は朝で決まる
■わくわくする非日常を用意する
成果は、休活時間の「量」ではなく「質」で決まる
■最初は1時間からでもいいのです
■休活していない時間は「休活準備時間」に変えてしまおう
休活タイムスケジュール~ある週末の僕の過ごし方
■時間の使い方・ペースの参考例
■土曜日 休活メインの日
■日曜日 休活準備メインの日
3章 休日に「人脈」と「信用」をつくる
小学生のころのような友達=人脈をつくる
■どんなことでも相談でき親友は何人いますか?
■社会人になってからの友達は何人いますか?
人脈=信用
■「好き」の根底にあるのは信用
■相手の役に立つことで信用は得られる
信用は2次関数でついてくる
■半年を越えたあたりから加速度がつく
■相手からの信用・家族からの信用
信用は直接返ってこないことのほうが多い
■第三者があなたを信用してくれる
■乗り越えることで大きなチャンスがやってくる
信用を盗んでいく人もいる
■コミュニティに集まる3つのタイプ
■自己啓発セミナー、ネットワークサービス、宗教などへの勧誘
■どうにもならないときは意義のある時間に変えてしまおう
■それでも信用はできるだけたくさんの人に分散する
つくるのは半年、失うのは0.1秒
■信用の落とし穴に注意
4章 休日に「経験」をつくる
経験は時間との「不等価交換」
■経験=あなたが過ごしてきた時間
■得られる価値は「時間>経験」にも「経験>時間」にもなる
人生のしあわせとは、素晴らしい経験を積み重ねること
面白かった本まとめ(2010年下半期)
<今日の独り言>
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「人生を変えたければ「休活」をしよう」という本は、「休日を制するものは、人生を制する」ということで、休日を有意義に活動し、よりよい人生を送ろうという目的で書かれている本です。
人生には終わりがあることから、人生の目的を定め、その達成のために見過ごしがちな休日を有意義に過ごそうというものです。
特に、半年以上継続して成果をつくり、人とのつながりを増やして人脈と信用をつくり、健康に気をつけ、家族を大事にすることが大切ということを改めて認識しました。また、困った人に対する対処法もありとてもオススメな本です!
以下はこの本のポイント等です。
・休活とは、誰にでもすぐに始められる、自分自身と人生を変える活動です。その方法とは、次の2点だけです。
①休日に、あなたがいちばん好きな活動をすること
②休日に、好きなことを通じて出会う人とのつながり・広がりをたいせつにすること
この休活によって、あなたは今の生活を、そして人生を大きく好転させ、個人として世の中で勝負できる力を身につけることができます。
・社会人の休日がいったいどのくらいあるかを、一緒に考えてみましょう。あなたが勤める会社が、土日休みだとすると、1年間(52週)の休日は、2日×52週=104日 さらに、日本の場合、年間の祝日は15日。つまり、1年365日のうち、実に約3分の1の119日が休日なのです。あなたが22歳で社会人になり、60歳まで働いたとすると、あなたの社会人人生は39年となります。1年間で休日が占める割合は3分の1でしたね。その事実から、39年間で休日が占める時間は、13年です。あなたの休日=あなたが100%自由に使える時間は、じつに13年もあるのです。
・会社(仕事)、家庭に続く第3の場所をつくることには、あなたの人生にとって2つのメリットがあります。まず、第1のメリット。それは、あなたの人生の基盤が安定することです。また3つの基盤ができることで、たとえばそのうちの1つに問題が起こっても、残りの2つの基盤によって、あなたの人生のバランスを取ることができるのです。第2のメリットとしては「あなたの人生の可能性が増える」ことです。会社と家庭の2つの基盤では、あなたの人生の組み合わせは「会社-家庭」の1種類しか生まれません。では、あなたがこの2つの基盤にプラスして第3の場所をもつと、あなたの人生の組み合わせはいくつに増えるでしょうか。じつは、人生の基盤が3つに増えると、あなたの人生の組み合わせは「会社-家庭」「会社-第3の場所」「家庭-第3の場所」「会社-家庭-第3の場所」の4種類、生まれることになります。つまり、あなたは「第3の場所をもつ」という1つの行動で、人生の可能性を4倍に増やすことができるのです。
・一体何をどう考え行動すれば、個人で勝負できる自分になれるのでしょうか。その根本となる考え方・行動を、次の「休活5つの戦略」にまとめました。
戦略1 「思考」→「行動」→「半年継続」
戦略2 常に人より「半歩だけ」前に出る
戦略3 レッドオーシャンの「周辺」はブルーオーシャン
戦略4 1+1+1・・・=無限大
戦略5 「怠惰に過ごす時間」を代償とする
これらの戦略に共通するのは、あなたの「ほんの少しの努力」です。
・僕は、休活開始から2年間、はじめて出会った人には、どんなにその日の帰りが遅くなっても必ずその日のうちにお礼のメールを送っていました。すると、相手はびっくりして、僕のことをすぐに覚えてくれました。誰もがやったほうがいいとは思うけれど、面倒がってやらない少しの工夫のおかげで、周りの人にその他大勢ではなく「個」として認知され、その結果、何でも相談できる方が1000人以上できたのだと実感しています。
・あなたにも、好きなことが2つ以上はあるはずです。そして、その2つを掛け合わせることで、あなただけのポジションを確立できるはずなのです。あなたもぜひ、休活の場で、あなただけのブルーオーシャンを確立してください。
・意識してほしいことが、「周りの人と協力すること」です。休活で集まる仲間と共有・協力をすれば、1+1=2ではなく、3にも4にもなる力があるのです。協力する仲間が増えれば増えるほど、1+1+1・・・=無限大の力が出せるようになります。
・1万時間の法則とは、どんな分野であっても、才能を開花させ周りの人よりも1歩跳び抜けたプロフェッショナルのレベルに到達するには、1万時間以上の鍛錬が必要という法則です。
・すべてを前向きに考えることですね。人生とは、ひとつひとつの出会いや経験を、自分がどう受け取るかなんです。すべて、起こったことは、起こるべくして起こっている。いかにそれを、あなた自身がプラスにとらえるかです。
・「あなたが、結果としてこれだけの財産を築くことができた、根底にある考え方で、最もたいせつなものを1つだけ教えてくださいませんか?」という質問に対する回答は、相手の年齢・性別・職業にかかわらず、不思議と一致していました。「それはね。この世からいなくなる瞬間に「どこで」「誰に囲まれて」「何をこの世界に残して」「どんなふうに」この世から去りたいかを、まだ自分の死なんて考えないくらい時間がたっぷりある、若いときから考えておくことだよ。そして、そこから逆算して今をどう生きるか考えることだ。そうしたら「今、この瞬間」何を実現すべきか、自然とわかるはずだよ。「「人生の終わりにどうなっていたいか」という人生のゴールさえ明確に決めていれば、途中の道のりは正解だと思うならば、どんな道を選択してもかまわないよ。どんな道を通っても、ゴールさえ決めておけば、最終的にはそこに到達できるから。一番不幸なのは、ゴールを明確にしていなかった結果、人生の終盤に入って「私の人生、こんなはずではなかった」と後悔することだよ。それはそうだよね。人生のゴールがわからなければ、気がついたら本来到達すべきゴールとは違うゴールの近くに立っているのは、あたりまえなのだから。
・休日の朝から活動するメリット、それは「普段はまだ眠っている休日の朝から活動することで、休日の一日を長く、有効に使える」ということです。
・銀座の「R25カフェ」へ。このカフェは、銀座と新橋の間にあるためか、比較的すいていて、かつ無線インターネットが使えるので、僕のお気に入りの場所の1つです。休活で得たことをアウトプットするときや、一人で考えをまとめるときによく利用しています。
・休活の目的の1つは、社会での肩書きなど関係なく、個人対個人で一生つきあっていける、そして、どんなことであっても力を貸してくれる人脈をつくることにあります。なぜなら、あなたが個人の力で勝負できるようになるには、あなたの周りの人脈の応援が必要不可欠だからです。また、人生の幸運を運んできてくれるのは、常にあなたの周りにある人脈だからです。
・清水さんは、初対面の方と名刺交換するときにいつも「住所」に注目しています。そして、メールを送るときに、相手の会社の住所に近いおいしいお店の情報を一緒に送っているのです。おいしいお店が嫌いな人はこの世にいません。メールを受け取った相手はいつも、「お礼のメールだけでなく、こんな情報まで送ってくれるなんて」と、感激するそうです。
・その相手が、あなたと会うたびに、あなたの役に立つ情報や機会を提供し続けてくれれば、あなたは相手のことを全面的に信用するはずです。相手の信用は、2次関数のグラフと同じ動き方をします。ちょうど半年あたりから、相手から信用を得られていることを実感できるようになります。信用は半年遅れでやってくるのです。そして、半年を越えると、ますます加速度をつけて、相手からの信用が得られるようになるのです。
・僕は、年間1000人以上のさまざまな方とお会いします。その中で、大きく分けると、どんなコミュニティにも、3つのタイプの方がいることがわかってきました。
タイプ1 GIVER=与える人
タイプ2 TAKER=受け取る人
タイプ3 STEALER=盗んでいく人
「GIVER」は、人に情報や機会を与える人。「TAKER」は、人から情報や機会を受け取る人です。この2つのタイプの方は、自分が提供したり、受け取ったりする情報や機会の多さに違いはあっても、基本的に善意で「GIVER」や「TAKER」になっています。そして、最も対処に困るのが、「STEALER」です。このタイプの人は、決して自分から情報や機会の提供をしません。自分にとってメリットがあるときだけ、そのコミュニティに現れて、情報や機会をもっていこうとします。それどころか、もっとひどい「STEALER」になると、そのコミュニティに集まるほかの人たちに危害が及ぶ行為までするようになります。僕の休活の場である勉強会・交流会のコミュニティに限らず、どんなコミュニティにも、「STEALER」は必ず一定の比率で現れます。
・3年間いろいろな会を主宰していていちばん悩まされるのが、自己啓発セミナー、ネットワークビジネス、宗教、その他自分のビジネスへの勧誘・・・の人々です。彼らにとっては、数十人~数百人と、一定の規模の人数が集まる勉強会は、絶好の「漁場」に見えます。さらに勉強会には、成長意欲旺盛であり、また、個々に何らかの悩みや問題意識をもっている方々が多く集まっています。
・相手はあなたの相手に対する友達という感情を利用し、「友達でしょう?」と、心理的に断りにくい状況をつくります。僕は、このような勧誘をする方にこう言いたいと思います。「あなたが、人生において、何を信じるかは自由です。「神様」「お金」「もの」・・・人は、誰もが何かを信じて生きています。ただ、信じる対象が違うだけなのです。僕が「愛妻家」として、おくさんを信じているのも、本質は変わらないでしょう。・・・・だけど。あなたが信じているものを、それを嫌がる相手に押し付けるのは、人生において、間違った行為であることに気づいてください」
・人はちやほやされるとすぐに天狗になったり、傲慢になったりしてしまう生き物です。ですから、あなたが相手の信用を明確に実感できる段階に入ったら、周りの方に感謝して、いただいたチャンスを独り占めせずに、ますます多くの人にチャンスを提供するようにしてください。信用をつくるのは半年、失うのは0.1秒なのです。
・健康であってはじめて、休活で好きなことが継続できます。休活に運動を取り入れることは、あなたの人生にとって、運動に使った時間以上の効果があるのです。休活に運動を取り入れることがあなたの健康をつくり、結果、あなたが元気に休活できる人生の残り時間を増やすことになります。
・僕が休活するために、日々どうやっておくさんの気持ちをなだめ、また巻き込んできたか、経験にもとづいた秘訣を公開します。
秘訣1 休活で何をしたいか、お互い話し合う
秘訣2 週末に自分が家庭に果たす役割をパートナーにあらかじめ宣言する
秘訣3 パートナーを休活に巻き込む
秘訣4 パートナー側の休活に飛び込んでみる
秘訣5 子供も一緒に休活を考える
この秘訣で、僕はさらにおくさんと仲良くなることができました。
・あなたのパートナーは、あなたがこれまで両親と過ごしてきた時間よりも長く一緒にいる、人生でいちばんたいせつな存在なのです。人生のしあわせは、人生でいちばん長い時間一緒にいるパートナーと、どれだけたくさんの素晴らしい経験ができるかにあります。ですからあなたも、ぜひ休活を通じて、パートナーとの素晴らしい経験をたくさん、たくさんつくってください。
・「・・・・・時間は、いくらお金を積んでも、誰にも買うことはできないのよ」この言葉を聞いたとき、僕はこの女性に教えられたのです。人生で本当に大切な財産は、お金ではなく時間であり、人生の残り時間が短くなればなるほど、時間の価値は増すということを・・・・・。たしかに、1日24時間という時間は、誰もが平等にもっているものです。しかし、10歳の子供が感じる24時間の価値と、70歳の方が感じる24時間の価値は、同じではありません。そして、今こうしている間にも、時間が1秒、1秒と経過するごとに、確実に僕も、あなたも、人生の終わりに向かって進んでいます。これはつまり、あなた自身がもつ時間は、1秒ごとにその価値を増しているということなのです。僕は、この女性との会話がきっかけで、人生に対する取り組み方が変わりました。常に自分の人生の終わりを意識して、今を生きるようになったのです。僕の現在の行動基準の根底には、常に自分の人生が終る瞬間に、「どこで」「誰に囲まれて」「何をこの世界に残して」「どんなふうに」この世から去りたいかがあります。そして僕が、この本を書いた理由。それは、今の僕と同じように、あなたにも、あなた自身が望む人生を、あなた自身で歩んでもらいたいと強く感じているからです。
<目次>
プロローグ 休日を制するものは、人生を制する
■戦略的に休日を利用しよう
■人脈とチャンスが手に入る
■365日のうち約3分の1が休日
■あなたの人生の30%ルール
1章 肩書きなしでも勝負できる自分をつくる
人としての幅が広がる「第3の場所」づくり
■差がつく秘訣は休日にあった
■3つの基盤で人生が安定する
■人生の可能性が4倍に増える
誰でもできる休活の始め方
■好きなことの見つけ方
■人とつながるコミュニティの見つけ方
「休活5つの戦略」で肩書きなしでも勝負できる
■人生を制する休活5つの戦略
■戦略1「思考」→「行動」→「半年継続」
■戦略2常に人より「半歩だけ」前に出る
■戦略3レッドオーシャンの「周辺」はブルーオーシャン
■戦略41+1+1・・・・・=無限大
■戦略5「怠惰に過ごす時間」を代償とする
20代・30代・40代・50代・・・・・実践的休活とは?
■時間軸からの活動内容を考える
■20代・休活マーケティング期間
■30代・極めるものを選択し集中する期間
■40代・極めたものを「実際の成果」につなげる期間
■50代から先・休活で得た経験を次の世代に伝える期間
2章 休日に「時間」をつくる
あなたの「命」は「連続した時間」でできている
■仕事とプライベートの時間は分けるべき?
人生を「終わり」から逆算して「今」を考える
■富裕層に共通する財産を築くための考え方
■人生のゴールシーン
■残された時間で何を実現したいか
■ゴールが決まれば、途中はどんな道を通ってもよい
休日の朝、早起きするコツ
■休日の過ごし方は朝で決まる
■わくわくする非日常を用意する
成果は、休活時間の「量」ではなく「質」で決まる
■最初は1時間からでもいいのです
■休活していない時間は「休活準備時間」に変えてしまおう
休活タイムスケジュール~ある週末の僕の過ごし方
■時間の使い方・ペースの参考例
■土曜日 休活メインの日
■日曜日 休活準備メインの日
3章 休日に「人脈」と「信用」をつくる
小学生のころのような友達=人脈をつくる
■どんなことでも相談でき親友は何人いますか?
■社会人になってからの友達は何人いますか?
人脈=信用
■「好き」の根底にあるのは信用
■相手の役に立つことで信用は得られる
信用は2次関数でついてくる
■半年を越えたあたりから加速度がつく
■相手からの信用・家族からの信用
信用は直接返ってこないことのほうが多い
■第三者があなたを信用してくれる
■乗り越えることで大きなチャンスがやってくる
信用を盗んでいく人もいる
■コミュニティに集まる3つのタイプ
■自己啓発セミナー、ネットワークサービス、宗教などへの勧誘
■どうにもならないときは意義のある時間に変えてしまおう
■それでも信用はできるだけたくさんの人に分散する
つくるのは半年、失うのは0.1秒
■信用の落とし穴に注意
4章 休日に「経験」をつくる
経験は時間との「不等価交換」
■経験=あなたが過ごしてきた時間
■得られる価値は「時間>経験」にも「経験>時間」にもなる
人生のしあわせとは、素晴らしい経験を積み重ねること
面白かった本まとめ(2010年下半期)
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