千葉県夷隅郡御宿町にある岩の井(岩瀬酒造)の酒蔵見学へ約20人で参加しました♪
↑入口
この「岩の井」の創業は約300年前の享保8年(1723年)とかなり古く、また茅葺き屋根の梁は、1609年に座礁したスペイン船の帆柱を利用しているとは歴史があります!
そのメキシコに向かっていたスペイン船が座礁した際には、御宿の村民たちが献身的に救助し、食料や衣類なども提供して船員373人中、317人の命が助かり、その後、幕府から盛大歓迎を受け江戸(東京)・京都・大阪を見物し、そして徳川家康から提供されたガレオン船でメキシコに無事帰ったようです。
そのため、この事件が日本とスペイン・メキシコの修好の契機となったとは素晴らしいです。
その説明板等がありましたね。
↑スペイン船の説明板
↑茅葺き屋根
↑説明文
そしてさっそく酒蔵見学がありました。
↑酒蔵入口
↑煙突
蔵の中には、大きな緑色の金属のタンクがたくさんあり、お酒が作られていました。
↑酒蔵
この日は猛暑日でしたが、この辺りは実は海に近いこともあり、日陰は都内とは違ってかなり涼しいとのことで確かにかなりひんやりしていましたね。
真夏日もほとんどないようです。
また水を入れる釜の内側には白いものが付着していましたが、これは房総半島の貝殻層を通ったミネラル豊富な地下水を使っているためで、この地下水は硬度が約240度もあるとは特徴的です。
↑釜
そのため、その超硬水を仕込み水として使用しているこから、岩の井のお酒は力強い味わいになるとはなるほどです!
また蔵内は雑菌が繁殖しないよう綺麗に掃除され、また冷蔵施設や冷凍設備にかなり投資されていましたね。
↑冷蔵
↑蔵
↑蔵の天井は高い
↑確か冷凍施設
それから以前病院で、当主もここで産まれたという建物の中には、海女さん等の写真展となっていたのには驚きました!
先代の趣味が写真撮影だったようです。
↑海女さん写真展関連のポスター
またこの建物を使って「ラーゲリより愛を込めて」という私も鑑賞した映画のロケ地になっていたとは驚きましたね!
映画の冒頭の夜の空襲のシーンで玄関辺りが利用されたとはナルホドです!
↑「ラーゲリより愛を込めて」のポスター
それからかわいい猫がいて、かなり人懐っこくて、撫でるとかなり喜んでいましたね。
参加の女性たちも嬉しそうにずっと撫でていました。
ただ当主は猫アレルギーとは残念です(^_^;)
猫は4匹いるようです。
↑かわいい猫
それから古酒の倉庫もありましたね。
昭和50年代にお酒が造られた記述もありました。
これらは熟成されかなり美味しそうです。
↑古酒
そして岩の井のお酒の試飲タイムとなりました!
↑試飲タイム
何とお刺身などツマミも豪勢で驚きましたね!
酒瓶のラベルには硬度の240と描かれたりしてさすが洒落ています!
当主が自らWORDでそのデザインを作ったとおっしゃっていましたが、デザイナーがきちんと仕上げはしたようです。
さっそくお酒を頂きましたが、確かにどれも力強さを感じましたね。
水の硬度を感じます。
また色んなお酒を飲み比べ、味の違いを楽しめたのは良かったです!
また凍眠という凍らせたお酒を常温で溶かして呑むのもかなり美味しかったですね!
さすが冷えると美味しい!
↑凍眠
またにごり酒も美味しく頂き、古酒はかなり濃くなっているので、バニラアイスに垂らして頂くのもかなり美味しかったです!
アイスクリームも用意して頂くとは至れり尽くせりで素晴らしい酒蔵でした!
↑にごり酒
↑アイスクリーム
↑古酒
もちろん売店もあり、特に美味しかったお酒や夏酒を皆でたくさん購入しましたね!
paypayやクレジットカードを利用して支払うことができたのは素晴らしかったです。
↑売店
↑商品
それからその売店の上の方には、世界で各種受賞された賞状が4枚は飾られていましたね。
素晴らしい酒蔵です!
↑賞状
最後には皆さんで日本酒を持って、記念撮影をして、参加者全員が笑顔で帰りました♪
↑記念撮影
千葉県夷隅郡御宿町にある岩の井(岩瀬酒造)の酒蔵見学は、実際の酒作りについて理解を深め、また試飲を楽しめ、もちろんお酒をたくさん購入できとてもオススメです!