念願のお伊勢参りへ行ってきました♪
お伊勢参りが一般に知られるようになったのは平安末期から鎌倉時代と古く、江戸時代には一大ブームとなって多い年には年間約500万人も伊勢に押し寄せたとは凄いですね。
当時のテーマパークとしての位置づけもあったのではないかと思います♪
江戸からだと、伊勢までは歩いて片道約15日なので、往復1ヶ月以上の長旅で、しかもいくつもの峠を超えるなど決して楽ではなく、さまざまな「おかげ」に支えられてようやく辿り着いたようで、「せめて一生に一度でもお伊勢参り」と当時は思われていたようです♪
まずは作法に則り豊受大神宮(とようけだいじんぐう)の外宮(げくう)から参ります♪
というのは神宮で行われるお祭りは「外宮先祭(げくうせんさい)」といって外宮から行われることから、参拝者もその順で参拝するのが望ましいとされているためです。
これは外宮の豊受大神宮が天照大神(あまてらすおおみかみ)の食事を司る神様で、内宮(ないくう)に先だって神饌(しんせん)と呼ばれる神様の食事をお供えするためのようです。
東京から朝6時の始発の新幹線のぞみで名古屋駅に7:34に到着し、名古屋駅で8:10発の近鉄特急に乗り換え、伊勢市駅に9:31に到着して、駅前の幅広の外宮参道を歩いて外宮を目指しました♪
江戸時代からこの参道があるとは感慨深いです。
↑外宮参道
↑外宮参道から外宮
さすが外宮は緑も多く、12月初旬なので紅葉もあり神々しさを感じました♪
すぐに豊受大神宮(外宮)の説明がありましたね♪
↑豊受大神宮(外宮)の説明
豊受大神宮はお米をはじめ衣食住の産業の守護神で、約1500年前の雄略天皇の御代に丹波から天照大神の食事を司る御饌都神(みけつかみ)として迎えたようです。
御饌殿(みけてん)では、毎日朝夕の二度、御飯・御水・御塩などの神饌(食事)を天照大神に対して、鎮座以来約1500年間毎日ずっとお供えしているとは素晴らしいです。
なお御遷宮(ごせんぐう)は内宮と同じく約20年に一度あり、最近は平成25年に行われています。
そして表参道火除橋を渡って、左側に「せんぐう館」を見ながら進みます♪
↑表参道火除橋
そして外宮の案内図がありました♪
↑外宮案内図
まずは正宮(しょうぐう)を目指します♪
手水舎が左側にあり手を洗って口をすすいで進みます♪
新型コロナの影響で柄杓はありません。
なお、外宮では手水舎が左側にあるので左側通行、内宮は右側にあるので右側通行のようです。
なるほど!
↑手水舎
そして第一鳥居を一礼して進みますが緑が多く神々しくて素晴らしいです!
まだ朝早いのでほとんど参拝客はいません。
↑第一鳥居
それから第二鳥居も一礼をして進みます。
↑第二鳥居
そして正宮がありました♪
この正宮は神明造と呼ばれる高床式の建物ですが、四重の御垣に守られていて一般の人は近づくことはできません。
参拝は外から2重目の御垣から行います。
↑正宮正面から
↑正宮斜めから
そして少し戻って別宮へ向かいます。
風宮・多賀宮・土宮の順に行きました♪
↑風宮
風宮は農業に重要な風雨を司る神様ですね。
鎌倉時代の元寇で、蒙古軍に神風を吹かせた神様とも伝わるようです。
なるほど。
↑多賀宮
多賀宮は豊受大御神の荒御魂を祀る正宮に次いで格式の高い第一別宮とのことです。
↑土宮
土宮は外宮創建前から周辺の土地を守る地主神である大土乃御祖神を祀る宮とのことです。
それから改めて神宮の由緒の説明もありました。
↑神宮の由緒
食は大好きで、せっかくなので外宮のお守りも購入しました♪
1000円でしたね♪
これからもぜひ食を楽しみたいと思います♪
↑外宮のお守り
そして戻って、式年遷宮記念せんぐう館に入りました♪
2012年に開館したもので館内はとても綺麗で、模型や映像を通し、神宮・式年遷宮・神道について学ぶことができて分かりやすくとても充実していましたね。
外宮正殿の原寸大模型はかなり大きくて大迫力でした♪
↑せんぐう宮入口
それから、せんぐう宮入口近くの池の前では、雅楽が演奏され、そして高校生?たちがそれに合わせて舞をしていました。
私服だったので練習だったのでしょうか。
素晴らしい音色が外宮全体に響いていてなかなか良かったですね。
↑雅楽の演奏等
そして外宮参道に戻りました♪
↑外宮参道
外宮参道では、若松屋の飛龍頭(ひりょうず)と、ととかまミニを食べてみたのですが、特に飛龍頭は魚や豆腐、うずらの卵等が入った揚げもので、これが揚げたてアツアツでボリュームもありかなり美味しかったです♪
素晴らしい♪
これはとてもオススメです!
↑若松屋
↑飛龍頭など
↑飛龍頭の中
そして伊勢 菊一というお店で、神話占合(しんわうらない)というおみくじ100円を引いてみました♪
檜の切り株に刺さった矢を1つ抜き、そこに書かれた平仮名を伝えると、おみくじをもらえるというものです。
引いたものは、天宇受売神という神様のもので、これから毅然とした強さを発揮してはどうかというものでしたね。
そして、神札にも使われる伊勢和紙を使用した「神垂しおり」も頂きました♪
良い思い出です♪
↑伊勢 菊一
↑神話占合
↑神話占合の結果としおり
お伊勢参りの外宮(豊受大神宮)は、さすが神々しい神宮で素晴らしく、改めて衣食住に感謝でき、そしてせんぐう館も素晴らしい施設で神宮・式年遷宮・神道について学べ、それから外宮参道では食べ物やお土産購入も楽しめとてもオススメです!
次回以降、内宮についてもこのブログで紹介したいと思います♪
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