A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ローファイ・パンクの新星~The Death Set

2008年03月14日 23時08分49秒 | 素晴らしき変態音楽
こんな陰鬱な雨の日はパンクに限る。
今日昼過ぎにInter FMでSex Pistols、Care Bears On Fireに続いてかかったThe Death Setというバンドに耳を奪われた。妙にローファイなバックに甲高いヴォーカルが乗っかるパンク・サウンドだが、チープな中にも激しく疾走する勢いが感じられて爽快だった。
The Death Setのサイトを見てみたが充実している割には肝心のバイオグラフィーがない。MySpaceや雑誌の記事等を参照して、現ボルティモア在住のジョニーとピーターの二人組でジョニーはオーストラリア出身、ピーターはNYブルックリン出身、2005年に結成してアメリカやヨーロッパをツアーし、Coldcut主宰のNinja TuneからまもなくデビューCDをリリースすることが分かった。ほとんどの曲でリズムはドラム・マシーンだが、ライヴではドラマーが参加することもある。また作曲専門のメンバーもいるらしく、正式には3人組といえるのかもしれない。今まで8作のシングル、EPをリリースしており、アメリカン・アンダーグラウンド・シーンでは注目の存在である。スタイルは違うが以前紹介したLightening Boltと似たような病めるアメリカン・ユース・カルチャーを象徴するバンドといえる。YouTubeにライヴ映像がいくつかあるのでチェックしてみて欲しい。
それにしてもテクノ、ブレイクビーツ専門レーベルNinja Tuneがこのバンドに目をつけたというのが面白い。
The Death Set HP

ローファイな
ビートで踊る
阿呆踊り

何と日本盤も出るらしいので来日なんかもしちゃうかもしれない。



コメント (2)
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