A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

甲本ヒロト君、誕生日おめでとう!

2008年03月17日 23時03分27秒 | ロッケンロール万歳!
今日は甲本ヒロト氏の誕生日だった。45歳、職業ロッケンローラー。カッコ良すぎ。
私がヒロトの歌を最初に聴いたのは1987年ブルーハーツのデビュー・アルバムだった。それまでも日本のパンクのレコードは聴いていたが、海外のレコードと比べてサウンド面でどこか軽くて不満足だった。しかしブルーハーツのサウンドは違った。初めてSex Pistolsを聴いた時にも通じるドキドキする様なタイトでヘヴィなビートが飛び出してきて大興奮した。「世界は僕らの手の中」の余りに真っ直ぐな歌にノックアウトされ「パンク・ロック」の歌詞には涙した。今でも日本のロックのNo.1アルバムだと思っている。
すぐにTV CMで「キスして欲しい」とか「人にやさしく」が使われるようになり、捻くれ者の私は"パンク魂を商業主義に売った"なんて思い臍を曲げてブルーハーツを聴かなくなってしまった。我ながら青かったと思う。
次にヒロトの声に出会ったのは10年後、カーラジオから流れてきたハイロウズの「ミサイルマン」だった。ガレージなビートに意味不明の大仰な歌詞、そしてヴォーカルが滅茶苦茶カッコいい。その時はブルハのヒロトだとは知らなかったが。ハイロウズには心底惚れこんでCDやDVDも全部揃えたし、ライヴもチケットが取れれば必ず行った。ハイロウズのライヴは客層が良かった。ブルハ時代からの年配のファンからごく若いパンク・ファンまで幅広い年代が一丸となって盛り上がる一体感に胸が熱くなった。
またしても10年でヒロトとマーシーはバンドを解散。クロマニヨンズとして復活した。そして私たちの前に20年前と変わらぬ姿で現れ同じ熱さのロッケンロールを叩きつけてくれる。
灰野さんとクロマニヨンズを同時に楽しめるなんて、この時代の日本に生まれて良かった。心からそう思う。

四十五歳
心の井戸は
枯れぬまま

こういう大人に私もなりたい。



コメント
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