A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

非常階段、SUICIDAL 10cc etc.@六本木Super Deluxe 2011.4.30(sat)

2011年05月02日 00時43分04秒 | 素晴らしき変態音楽
スイスの古都ローザンヌで毎年秋に開催されているフェスティバル「LUFF」の首謀者たちが、緊急来日!日本の強力なミュージシャンたちとともに一夜限りの大響宴を繰り広げる「ド・ノイズ3」というイベント。非常階段がSDLX初登場ということで話題になった。

椅子・テーブルは隅の方に少しだけ置いてあり、ほぼオール・スタンディングのイベントだった。ツイッターでJOJO広重さんが大いに暴れて欲しい、と煽っていたからだろうか。

トップバッターはスイスの女流ノイジシャン[sic]。持続するハーシュノイズは女性と思えない強靭な磁力を持っていた。



次もスイスのSTROTTER INST。三連のターンテーブルを使って奇怪なノイズを合成する。



続いてASTRO + L?K?O + Ricardo Da Silvaの日本&スイスの混成ユニット。ASTRO=長谷川洋氏がひとりステージに立ち、L?K?OはDJブースで、Silvaは側面から映像投射というスタイル。かなり重厚なサウンドに酔う。



4番目はOFFSEASON (伊東篤宏+HIKO+黒パイプスターダスト) featuring ... 。オプトロン+ドラム+ギター+ラップトップの組み合わせ。女性パフォーマーが加わり激しく観客を煽る。ステージ前はモッシュが起こり、非常階段へのいいウォーミングアップとなった。



5番目に目当てのSUICIDAL 10cc (中原昌也+ジム・オルーク) 。二人の織りなす電子音の響宴は、前のバンドの狂騒を癒すような素晴らしい演奏だった。ヘア・スタイリスティックス=中原氏ソロもいいけれど、ジムが加わることによってその創造的電脳ワールドが無限に広がって行く。演奏内容としてはこの日の出演者中一番良かったと思う。



次にいよいよ非常階段の登場である。相当メチャクチャなライヴになることが予期できたので、私は一番安全そうな美川氏の横に避難する。案の定「おめえら行くぞ!」と広重氏が叫んでライヴが始まるとすぐに混乱状態。広重氏はマイクを付けた金属バットを振り回して客席へ乱入。その大混乱ぶりは動画で確認を。観客とメンバーの乱闘騒ぎも起きた。演奏だけじゃなく存在自体が「怒ノイズ」。余りに楽しくて笑ってしまう。



このあともう一組スイスのアーティストが出演したのだがパス。「The King Of Noise」に非常階段全員のサインを貰い、ホクホクして会場をあとにした。渋谷行きの終バスに丁度間に合った。

ド・ノイズで
始まるGW
さい先良い

GW7日連続ライヴの始まりである。
コメント
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